大学在学中に「何か一つ、取り柄を作りたい！」とTOEIC®の勉強に励み、入学当時の600点から890点という高得点を取得。就職活動では、第一志望のANA成田エアポートサービス株式会社に内定し、航空業界への就職という夢を叶えました。ネイティヴスピーカー教員のベンジャミン・オーラ准教授のゼミに所属し、卒業論文を英語で執筆しました。入社後は、世界の玄関口である成田空港 国際線のグランドスタッフとして勤務するそうです。今回は、大学生活や就職活動について詳しくお話を伺いました！

国際学科 英語文化コミュニケーション専攻（現 英語コミュニケーション学科）4年生（※取材時）
所属ゼミ：ベンジャミン・オーラ准教授のゼミ所属
出身高校：群馬県 私立高崎健康福祉大学高崎高等学校
内定先（所属部署）： ANA成田エアポートサービス株式会社（グランドスタッフ）

Q1.航空業界をめざしたきっかけは？
きっかけは、親戚の存在です。一番近くにいた人の中で、航空業界で働いていた親戚が、私の“将来なりたい人物像”に近い人でした。小学生の頃から、自立した女性になりたいと思っていた私は、その親戚の働く姿を見て、航空業界で働きたいと強く思うようになりました。

Q2.進学先として、和洋女子大学を選んだ理由を教えてください
和洋女子大学が第一志望ではなかったので、入学当初は不安でしたが、今では和洋女子大学に入学して本当に良かったと思っています。教授との距離が近く、なんでも相談できる方ばかりなので、授業がない日でも大学に通っています。また、将来なりたい人物像に近い星野文子先生と奈良玲子先生、進路支援センターの野澤室長に会いに行き、モチベーションをアップさせています。

Q3.自身の実力アップにつながった先生との交流や授業はありましたか？
英語コミュニケーション学科の内田翔大先生とベンジャミン・オーラ先生です。分からないことを聞くと快く答えてくださり、感謝しています。英語コミュニケーション学科の授業ではないですが、大森美佐先生の「家族とジェンダー（1年次 基礎教養科目）」の講義は、履修して良かったなと思います。ジェンダーの役割や恋について深く考えた記憶があります。そこから派生して、様々な映画を観たり、本を読んだり、自分磨きにつながりました。

Q4.学生生活で特に力を入れてきたことを教えてください
勉学はもちろんですが、人生経験を積むことにも力を入れていました。有名なテーマパークや、空港のラウンジ、芸能界のマネージャーなど、少し変わったアルバイトを経験したり、様々な趣味や旅行を堪能したりと本当に沢山の経験を積みました。学生時代に沢山の方に会うことができ、人脈も広がりました。特に芸能界に携われたことは本当に良い経験になり、今までよりも将来の視野が確実に広がりました。これらの経験を今後も活かしたいと考えています。

Q5.採用試験に向けて努力したこと、周囲の方との思い出などはありますか？
企業に関する本やサイト、ホームページは全て目を通し、面接で聞かれそうな質問を日本語と英語に分けてノートにまとめました。面接練習では、動画を撮って話し方や表情など自分の癖を把握し、学科の先生や進路支援センターの方との練習を重ねました。さらに、実際の航空機に搭乗し、ファーストクラスやラウンジも利用して自分の視点から他社比較を行いました。疑問点は、友人や先輩、そして親戚に相談することで、なるべく心にモヤモヤを残さない努力をしていました。

Q6.モチベーションを保つために取り組んだこと、心の癒しになったものを教えてください
モチベーションは、旅行や空港に直接行くことで保っていました。私自身とても楽観的な性格なので、常にモチベーションが高い状態でしたが、行動することで、さらに高いままキープすることができたのだと思います。心の癒しになったものは音楽で、好きなジャンルは、R&BやALTERNATIVEです。趣味でDJ活動もしていたので、音楽は欠かせない存在でした。本当に音楽に助けられました。また、別の業界を志望していた友人と一緒に企業研究や面接練習を行ったのも、楽しかった思い出です。

Q7.採用試験で特に印象に残っているエピソードを教えてください
就職活動中に、新型コロナウイルス感染症に感染してしまったことです。志望していた企業の面接が次々と行われるなか、自己管理の甘さと自分の運のなさに涙してしまいました。志望度が高い企業ばかりだったため、非常に不安で浮かない顔をしている私に、友人が私の大好きな言葉である“Everything will be all right （全てはうまくいく）”と声をかけてくれたので、いつも通り自分を取り戻すことができました。

Q8.めざす人物像や、人生のキャリアプラン（夢）はありますか？
私と出会った世界中のお客様から「あなたに出会えてよかった」と思っていただける人になりたいです。“一期一会”を大切に、一人ひとりのお客様に向き合いたいと思っています。そのためにも、英語だけでなく様々な言語を学び、全てのお客様に対して同じクオリティの“おもてなし”ができるよう努めます。
また、将来は海外勤務や留学も視野に入れています。その後は、さらに活躍の幅を広げ、私のなりたい自分になれるよう、これからも日々チャレンジしていきます。

Q9.最後に、これから進学を考えている高校生や学科の後輩へメッセージをお願いします！
私が大切だと思うことは、“努力”と“根拠のない自信”です。この2つは、就職活動だけでなく様々な場面で、常に自分を支えてくれました。また、最近は自分のやりたいことが見つからないという方もいると思います。そんな時は一つのことにあまり執着せず、様々なことに挑戦すると、意外と自分に合っていることや、将来の夢が思い浮かぶかもれません。みなさんが充実した学生生活が送れるよう、心から応援しています。

英語コミュニケーション学科（旧 国際学科英語文化コミュニケーション専攻）、2021年度 就職率 100％！

英語コミュニケーション学科の主な就職先一覧(2022年度より過去3年分)
【英語科教員・常勤講師】千葉県教育委員会、成田市教育委員会、東海大学付属浦安高等学校
【その他団体・一般企業】株式会社ジャルパック、株式会社JALナビア、株式会社JALスカイ、成田国際空港株式会社、西武鉄道株式会社、インターナショナルエクスプレス株式会社、ビッグホリデー株式会社、リゾートトラスト株式会社、株式会社星野リゾート・マネジメント、コーチ・ジャパン株式会社、青山商事株式会社、昭和産業株式会社、三菱電機住環境システムズ株式会社、三井ホームコンポーネント株式会社、株式会社IHI検査計測、株式会社千葉銀行、株式会社千葉興業銀行、千葉信用金庫、東京ベイ信用金庫、ちばぎん証券株式会社、住友生命保険相互会社、第一生命保険株式会社 など

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