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和洋Well-beingプロジェクト

プロジェクトの目的

学校法人 和洋学園では、学生たちが授業の他に学内外で様々な社会活動・地域活動(課外活動)に取り組んでいます。これらの活動を共有化し、より多くの教職員や学生たちが参加、各々の活動の連携などにより学園内の人々を「well-being」にする、そして、その「Well-beingを地域の人々と共有する」ことを目標としたプロジェクト「和洋Well-beingプロジェクト」を2025年4月よりスタートします。

和洋Well-beingプロジェクトは、「現在、行われている」および「今後、スタートする」、課外活動を「女性のこころと体」「社会的なつながり」「食と農」の3つの活動の柱に分け、活動に加わりたい学生が興味のある活動を探しやすいように分類しました。また、同じような志を持つ活動をコラボした新しい取り組みへの発展を期待しています。このような課外活動の活性化を通じて和洋学園の学生・生徒・教職員および地域の人々の「健康と生きがいを充実した状態(Well-being)」にし、その状態を近隣の地域の人々と共有することを目標とします。

プロジェクトが担う効果

  • 地域に根ざしたプロジェクト活動を通じて、学生の「こころ」と「体」の状態を良好にし、地域社会を幸福にする大学(学園)であることをアピールできる
  • プロジェクト活動を通じて、学部学科、および中高大の枠を超えて学園内のコミュニティの活性化が期待できる
  • 和洋well-beingの輪(和)を地域の中高生にも広(洋)げることができる
  • 取り組みに賛同し、自身の健康と社会貢献に興味のある女子学生(および生徒)の獲得が期待できる

プロジェクト

女性のこころと体

「ピンクリボン de 上を向いて」イベント

kango_1028_img01.jpg乳がん啓発のピンクリボンイベント「第4回 ピンクリボン de 上を向いて」に参加。期間中、東館の外壁に設置している大学名称の文字看板をピンク色にライトアップ。東館と南館のエントランスにピンクリボンをイメージした撮影スポットを設置したり、看護学科の有志と教員による、乳がん予防と早期発見のためのミニレクチャーと触診体験を実施しました。
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社会的なつながり

日本在住外国人交流プロジェクト

kokusai_1010_img01.jpgTITL(一般社団法人 技能実習生生活支援機構)と協働し、和洋女子大学にインドネシアとベトナムからの技能実習生や関係者の皆さんをお招きし、一緒に日本食を作って試食するイベントを開催。メニューは学生たちがムスリムの方にも安心して食べていただけるよう、宗教上の食物禁忌を考慮した日本食の献立を考案。ベトナムの皆さんも学生たちに本格的なベトナム料理をふるまうなど、交流を通じて親しい関係を築くことをめざしています。
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食と農

さとみのつちぶ

well_being_tutibu_img.jpg2023年度、看護学科高倉佐和講師のゼミの学生たちが食育と環境改善の一環として、さとみ館(看護学科の学生が使用する校舎)の敷地内にある花壇に一畳田んぼをつくり、田植えと稲刈り、脱穀し、それをおむすびにして食べるという体験をしました。この活動を発端に、2024年度には、ゼミや学年を超えた学生同士の交流の場づくりとして、サークル活動を開始しています。
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活動マッピング
(2025年4月現在)

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タイトル 学科 担当教員 ジャンル
マインドフルネス体験 併設校 新井誠司先生 女性のこころとからだ×Well-being
知ろう話そう乳がんのこと~未来のためのピンクリボン週間~ 看護学科 熊谷奈津紀講師 女性のこころとからだ×Well-being
性と生殖の健康と権利を共に考える 看護学科 久保幸代教授 女性のこころとからだ×Well-being
若い女性の視点からの新商品開発 健康栄養学科 柳澤幸江教授 食と農×Well-being
手作り味噌教室で親子を笑顔にする 健康栄養学科 鈴木敏和教授 食と農×Well-being
伝統蕎麦文化を新感覚で次世代へ 健康栄養学科 多賀昌樹教授 食と農×Well-being
海の恵みでヘルシー菓子を考案する 健康栄養学科 多賀昌樹教授 食と農×Well-being
大地の恵みを生かした逸品開発 健康栄養学科 多賀昌樹教授 食と農×Well-being
音色で地域とつながり癒しを届ける 看護学科 宮本大樹助教 社会的つながり×Well-being
地域の記憶を聞く。アーカイブする。 国際学科 秦泉寺友紀教授 社会的つながり×Well-being
空港等で外国人観光客を案内する 国際学科 藤丸麻紀教授 社会的つながり×Well-being
人生ゲームで地域振興のお手伝い 国際学科 藤丸麻紀教授 社会的つながり×Well-being
丹精込めた花壇づくりで生活空間を豊かに 健康栄養学科 藤澤由美子教授 社会的つながり×Well-being
学生と保育者が共に育ちあう環境 家政福祉学科 三島秀晃特任助教 社会的つながり×Well-being
市川市内のオレンジカフェ活動 家政福祉学科 髙木憲司准教授 社会的つながり×Well-being
学生が企画する特別支援学校の「生涯学習」 全学教育センター 塚原望助教 社会的つながり×Well-being
国府台地域ごみ拾いの輪 全学教育センター 金子伊樹准教授 社会的つながり×Well-being
学生の視点で子ども虐待防止に貢献する 生活環境学科 板倉香子准教授 社会的つながり×Well-being
共に創る、これからの家庭科の授業 生活環境学科 柴田優子准教授 社会的つながり×Well-being
難病を抱えた子のサポートから互助のあり方を考える 看護学科 河村秋教授 社会的つながり×Well-being
地域資源を活かし、まちを再考する 生活環境学科 金指有里佳助教 社会的つながり×Well-being
多文化理解で広がる絆プロジェクト 併設校 水野修先生 社会的つながり×Well-being
女性の視点で農作業環境を改善する 健康栄養学科 鈴木敏和教授 女性のこころとからだ×Well-being
食と農×Well-being
地産地消で地域を盛り上げる 健康栄養学科 多賀昌樹教授 食と農×Well-being
社会的つながり×Well-being
日本で働く/学ぶ外国人と理解し合う 国際学科 金丸裕志教授 食と農×Well-being
社会的つながり×Well-being
いのちの循環を耕し環境再生を体験する 看護学科 高倉佐和講師 女性のこころとからだ×Well-being
食と農×Well-being
社会的つながり×Well-being
6次産業を通してエコロジーを学ぶ 健康栄養学科 鈴木敏和教授 女性のこころとからだ×Well-being
食と農×Well-being
社会的つながり×Well-being

和洋Well-beingプロジェクト代表ご挨拶

学校法人和洋学園は、「女性の経済的、人間的自立」を建学の精神とし、単なる知識の伝達に留まらず、人として一人前になれるように、「学生・生徒一人ひとりに寄添う丁寧な教育」を行い、女性が社会で活躍するための実践的な力を育むことを使命としています。このたび、「女性のこころと体」、「社会的なつながり」、「食と農」の3つを主軸に、地域や企業とも連携しながら学内外で様々な活動を行い、学生・生徒・教職員自身が身体的および心身的にWell-beingな状態になること、さらに活動を通じて地域の人々にもWell-beingをお福分けすることを目的として、和洋Well-beingプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトを通じて、中高および大学の枠を超えて学園内のコミュニティを活性化し、さらにWell-beingの輪(和)を地域の人々にも広(洋)げます。未来を担う次世代の女性の可能性を最大限に引き出し、地域社会の発展に貢献できる様々な活動を継続的に行っていきます。
私たちの取り組みに引き続きご理解を賜り、一層のご支援、ご協力をお願いいたします。

学校法人和洋学園 和洋Well-beingプロジェクト代表 
鈴木敏和(和洋女子大学 産官学・地域・生涯教育センター長)

【写真】左から和洋九段女子中学校高等学校水野 修校長、和洋女子大学 金子 健彦学長和洋国府台女子中学校高等学校宮﨑 康校長。和洋学園の3校が一緒に取り組みます。