【写真】和洋女子大学の家政学部の施設「調理実習室」にて、国際学科の学生と秦泉寺教授と一緒に、家政福祉学科の学生や大石恭子教授も交えて、皆で日本食づくりにチャレンジしました

当日のメニューは家政福祉学科の大石恭子教授が担当する「基礎調理学実習Ⅰ」の授業を履修している学生たちが、インドネシア出身のムスリムの方にも安心して食べていただけるよう、宗教上の食物禁忌を考慮した日本食の献立を考案。手打ちうどん・野菜のかき揚げ・茶碗蒸し・水ようかんの4品を作り、皆で試食しました。

【写真】試食の様子。皆で記念撮影しているグループも！

【写真】左は不思議なデザート、チェー。右はライスペーパーとマンゴーの和えもの（サラダ風）

また、ベトナムの皆さんが学生たちに、揚げ春巻き（チャーゾー）・チェ―・ライスペーパーとマンゴーの和えもの（サラダ風）をふるまってくださいました。初めて目にする本格的なベトナム料理に学生たちは興味津々。どれも美味しくいただきました。
TITLプロジェクトでは、これからも地域在住のさまざまな国の皆さんと交流を続け、顔のみえる親しい関係を築いていくことをめざしています

当日、参加した学生の声の一部を紹介します。

国際学科2年生
最初は参加者の皆さんとうまく話ができるか、調理ができるかなど不安でしたが、TITLの技能実習生の皆さん、家政福祉学科の先生や学生の皆さんはじめ、とても優しい方ばかりで、すぐに緊張がほぐれ、一緒に楽しむことができてとても嬉しかったです。印象に残ったのは、ベトナムの皆さんがふるまってくださった揚げ春巻きです。昔はお祝いのときに出される料理だったとのことで、おいしさにも驚きました。今回の交流を通して日本とベトナムの文化の違いに触れることができ、とても貴重な体験になりました。ベトナムの文化に興味が生まれ、もっと深く知りたいと思っています。

家政福祉学科3年生
今回の異文化交流会でのおもてなし調理を行なう前に、どんな料理が喜ばれるか、私たちは、まず料理のメニューを決める事から始まりました。TITLの参加者の皆さんに喜んでもらえるよう、まずは参加者の方々の国の食文化を学び、理解した上で家政福祉学科の皆で相談してメニューを決めました。ベトナムの料理は、日本人の私達にも大変、美味しく感じましたし、どこか共通点があるような気がしました。この体験を通して、改めて異国の食文化に興味を持ち、もっと深く学び知りたいと強く感じました。

和洋女子大学大学院 人文科学研究科 日本文学専攻大学院1年生 NDHTさん^※

※NDHTさんは、ベトナムからの留学生。大石恭子教授のTA（=ティーチング・アシスタント）も務めています

手作りのたのしさを実感するとても素晴らしい会でした。大石先生の授業で学生たちがアイディアを出して決めた「手打ちうどん」や「茶碗蒸し」は、美味しくできました。作っている間も、完成した料理を試食しているときも、皆さんの笑顔でいっぱいでした。今度は、ベトナム料理の体験を企画しましょう（笑）！ 改めて、大石先生はじめ、お世話になった在校生の皆さんに心から感謝を申し上げます。

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