4月24日、公益社団法人 日本油化学会の今年度の表彰式が行われ、服飾造形学科の桑原里実助教が第15回女性科学者奨励賞を受賞しました。日本油化学会は、油脂・脂質、界面活性剤及びそれらの関連物質に関する科学と技術の進歩を図り、産業の発展及び生活と健康の向上に寄与することを目的として設立された学会です。

桑原里実助教は家庭洗濯において化学繊維衣料品の普及と節水志向で進んだ低浴比洗濯の課題である再汚染防止に関する研究を行っており、色評価の技術を洗浄技術の評価へ活用し、客観的な洗浄力指標の確立に貢献した功績が認められ、女性科学者奨励賞を受賞しました。

＜受賞についてのコメント＞
このたびは、名誉ある賞をいただき、大変光栄に思っております。共同研究にご協力いただいた日本石鹸洗剤工業会の皆さまをはじめ、多くの方々と出会い、ご支援に支えられて進めてきた研究が、今回の受賞につながりました。今後も、洗濯にかかわる生活課題の解決に向けて、家政学の視点から研究を深め、学会や社会への貢献に努めてまいります。

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