和洋女子大学

生活環境学科
服飾造形・生活科学・福祉コミュニティを中心とした幅広い学び

「よりよい生活」をデザインする方法を幅広く学び、ひとりひとりの多様な幸せ
を実現する力を身につけます。

服飾造形・生活科学・福祉コミュニティを中心とした幅広い学びをつうじて、
豊かな感性・創造力と実践的な課題解決力を身につけることができます。

服飾造形・生活科学・福祉コミュニティを中心とした幅広い学び

学科の特徴

生活環境学科には「服飾造形コース」と「家政福祉コース」の2つのコースがあります。服飾造形・生活科学・福祉コミュニティを興味に合わせて幅広く学ぶことができます。また多分野の学びを組み合わせて、まったく新しい生活を創造する力を身につけることができます。
教員免許、社会福祉士、1級衣料管理士など、専門性の高い多様な資格を目指すことができます。
企業や自治体との産学連携活動などのプロジェクト型学習を通じて、学びを社会の中でどう活かすかを探求します。
地域課題への取り組みや福祉とデザインの融合など、実践的な活動を展開します。

服飾造形コース

服飾造形に関する知識と技術を学ぶことはもちろん、生活科学や福祉、インクルーシブアートや起業等の総合科目を横断的に学ぶことで、幅広い視野と創造力を育成。舞台衣装のデザインや機能性・ファッション業界のDXに伴う技術を身につける等、実践力を育て、様々なキャリアへの道を開きます。

服飾造形コース

家政福祉コース

身近な生活環境の向上を目指し、持続可能な生活の科学や家庭生活全般について深く学びます。生活環境を科学的に理解する力を養い、質の高い生活の創造に挑戦。
生活者の視点に立ち、共生社会を育む総合的な思考力を育成します。新しい「幸せ」のあり方を追求し、幅広い分野で活躍できる力を身につけます。

家政福祉コース

生活環境学科の魅力

領域横断的な学びからの豊かな発想

これまでは服飾造形学科と家政福祉学科で接点はありませんでしたが、2026年度から生活環境学科となることで、新たな可能性が生まれます。

服飾造形コースを例にとると、服飾の専門分野を学び、さらに、家政福祉コースの福祉関連の科目を選択することで、高齢者の健康増進に寄与するような衣服のデザインを検討するということも可能とします。

生活環境学科の魅力

変更の背景

社会の変化
  • 多様性社会に伴い、生活環境も幅広い視野で考える必要があります。
  • 持続可能な社会について配慮する必要があります。
変更の背景
1年次

生活の基礎を学び、
視野を拡げる

2年次

コースに分かれて
学びを深める

2年次 コースに分かれて学びを深める
学科の特徴

学科総合科目
(両コースで取り組む共通科目)

各コースの専門科目
(他コースの一部の科目も選択できます)

服飾造形コースの新規の追加科目

  • 3Dファッションデザイン基礎/応用
  • 舞台衣装演習
  • ファッションメディア演習
  • ファッションジャーナリズム論

家政福祉コースの新規の追加科目

  • 居住環境演習
  • 住空間デザイン
  • 多文化共生
  • 児童文化
  • こどものあそびと環境
  • 社会福祉と食支援
  • 社会的養護論
  • アダプテッドスポーツ論
  • こどもの発達

産学連携活動

「千葉テレビ」の朝の報道番組への衣装提案

メインキャラクターの方と何度も打ち合わせを重ね、リアルとデジタルでの衣装提案を行いました。

「千葉テレビ」の朝の報道番組への衣装提案1
「千葉テレビ」の朝の報道番組への衣装提案2

オレンジリボン運動

子ども虐待のない社会をめざす市民運動「オレンジリボン運動」に、学生有志と共に参加しています。
里見祭(大学祭)では、子ども虐待防止に関するパネル展示や、リーフレット、オレンジリボンの配布活動を行いました。
「児童福祉論」の授業では、人びとのくらしや地域社会に関心を持ち、それらを身近な問題としてとらえ、社会生活を考えるきっかけ作りをしています。

オレンジリボン運動1
オレンジリボン運動2

『シャポーで美味しい! 季節のレシピ』メニューの考案

家政福祉学科の学生たちが、2024年6月から2025年3月まで、毎月1回(1~2品)、歳時記ごとのテーマに沿った、オリジナルメニューのレシピ考案に挑戦しています。
この企画は、シャポー市川からの提案により、和洋女子大学の地域連携の一環として、一般企業や地方自治体と学生たちが協同し、オリジナル商品やメニューを開発する「産官学連携」プロジェクトの一つです。

『シャポーで美味しい! 季節のレシピ』メニューの考案1
『シャポーで美味しい! 季節のレシピ』メニューの考案2

目指せる免許・資格

生活環境学科

学科で目指せる

  • 中学校・高等学校教諭一種(家庭)免許
  • 学校図書館司書教諭
  • 博物館学芸員(任用資格)
  • 司書(任用資格)
  • 日本茶アドバイザー
  • 睡眠改善インストラクター受験資格(申請予定)
  • 准学校心理士
  • ピアヘルパー受験資格
  • 色彩検定3級(取得支援)
  • きもの講師3級 (取得支援)
  • 生理人類士2級・準1級 (取得支援)
  • インテリアコーディネーター(取得支援)

服飾造形コースで目指せる

  • 1級衣料管理士
  • 色彩検定2級 (取得支援)
  • パターンメーキング技術検定3級・2級 (取得支援)
  • 繊維製品品質管理士資格 (取得支援)
  • ファッション販売能力検定 (取得支援)

家政福祉コースで目指せる

  • 社会福祉士国家試験受験資格
  • 児童指導員(任用資格)
  • フードスペシャリスト受験資格
  • 福祉住環境コーディネーター検定試験
  • 家政・生活系の学部学科のうち、睡眠改善インストラクターの受験資格を目指せるのは全国で本学のみ。

コースの紹介

服飾造形コース

衣生活の向上のための専門的な知識・技術を身につけます。

服飾造形コース

服飾造形コースの学び

  • 衣服の専門を広く、深く学ぶ。
  • 授業と連携した資格。
  • 特色ある科目
服飾造形コース

和裁と洋裁、舞台衣装が学べる!

和裁と洋裁がどちらも学べます。

和裁

和服を作る

和服造形学実習 I〜IV

和服を着る

きもの着装演習

(こちらは生活環境学科共通科目です)

和服を作る
和服を着る

洋裁

スカートからジャケットまで

被服造形学実習

立体裁断やCAD、舞台衣装の授業も充実
スカートからジャケットまで
立体裁断やCAD、舞台衣装の授業も充実

機能アパレル演習

様々な被服の安全性、快適性、健康との関わりを、演習を通して学びます。

マタニティウェアについての学び

妊婦さんの体型(お腹の重さや胸の形)を再現できるキットで、歩く、椅子に座る、物を拾う等の行動を体験します。

大きいTシャツ等を着て、動きやすさやシルエット、お腹が目立つか等を検討します。

妊婦さんの体型(お腹の重さや胸の形)を再現できるキットで、歩く、椅子に座る、物を拾う等の行動を体験します。
大きいTシャツ等を着て、動きやすさやシルエット、お腹が目立つか等を検討します。

アパレル企画実習

社会状況、経済状況、トレンドの流れを捉えながら、マーケットのニーズを見つけ、コンセプト決定、ターゲット選定、デザイン/素材/カラーなどの商品構成、価格設定、店舗のVMD構築を行い、ブランドを構築

アパレル企画実習1
アパレル企画実習2

海外服飾学研修

提携校である、フランスのAICP(アカデミー・アンテルナショナル・ド・クープ・ド・パリ)にてデザイン発想とドレーピング(立体裁断)を現地で学びます!

デザイン発想(コラージュの授業)
デザイン発想(コラージュの授業)
ドレーピング(立体裁断)の授業
ドレーピング(立体裁断)の授業
全員に修了証が発行されます
全員に修了証が発行されます
2023年度 卒業生の進路と就職実績
  • 教職課程(家庭科)を生かした中学・高校の家庭科教員
  • 一級衣料管理士を生かした繊維関連の検査協会や行政機関、企業や団体の商品試験室等
  • アパレル、寝具、インテリア、食品等の生活や福祉にかかわる企業や団体、金融機関等
【2023年度服飾造形学科 就職実績】

株式会社AOKI、株式会社アダストリア、アニエスベージャパン株式会社、株式会社いつ和、株式会社ナルミヤ・インターナショナル、高見株式会社、サザビーリーグアイシーエルカンパニー

家政福祉コース

多様な幸せとより良い暮らしを実現する力を身につけます。

家政福祉コース

家政福祉コースの学び

身近な生活環境の向上を目指し、
持続可能な生活の科学や
家庭生活全般について深く学びます。

家政福祉コースの学び

「衣・食・住」を学ぶ、深める

衣生活の消費者問題、環境問題等を考え、着衣する人体の特性に基づいた被服の技術も習得します。

食品の成分、嗜好評価を科学的に捉え、実技を習得し、食文化についても理解を深めます。

住まいの環境・健康、住空間のデザインについて学びます。多世代が居住する地域環境、住居支援についても考えます。

「衣・食・住」を学ぶ、深める1
「衣・食・住」を学ぶ、深める2
「衣・食・住」を学ぶ、深める3
「衣・食・住」を学ぶ、深める4

「家族・こども・福祉」を学ぶ、深める

家族の概念や家族の多様性について探求します。たとえば共に暮らすペットは「家族」でしょうか?

こどもの発達を理解し,発達に応じた支援について学びます。文化の異なるこどもへの支援についての理解も深めます。

福祉とは,その人らしい生活づくりを一緒に考えることです。その人らしい生活づくりを支えるための政策や相談援助の技術を学びます。

「家族・こども・福祉」を学ぶ、深める1
「家族・こども・福祉」を学ぶ、深める2

食品官能評価演習

食品の品質を見極める化学的・物理的な評価法や人の五感によって評価を行う官能的な評価法について、実験を通して学んでいきます。

食品官能評価演習

消費生活論

近年消費者問題が多様化・複雑化するとともに、新たな形態の消費者問題が発生していることについて理解し、消費者被害の未然防止と被害者救済のための方策について学び、現代社会において自立した消費者として必要な基礎的知識を身につけます。

消費生活論

児童福祉論

「子どもの権利」の視点から、子どもと家族をとりまく社会の現状を知り、子どもの育ちと子育てを支える法制度や福祉サービスなどを学びます。そして、子どもが健やかに育つことのできる地域社会のありようについて考えます。

児童福祉論
2023年度 卒業生の進路と就職実績
  • 本学出身の家庭科教論は約200名!確かな実績を積み重ね、次世代へつなぎます。
  • 2023年度社会福祉士合格は84.6% 全国4大平均合格率76.8%
【2023年度家政福祉学科 就職実績】

イオンリテール(株)、(株)グルメ和光、(株)島忠、東急建設(株)、戸田建設(株)、(株)かねまつ、いせや呉服店(株)、(株)サザビーリーグ、(株)京葉銀行、千葉信用金庫、茨城県倍用組合、(株)長野銀行、日本郵便(株)、(株)千葉興業銀行、家庭科教諭、福祉職公務員 など

アドミッション
ポリシー

生活環境学科(仮称・設置構想中)では、服飾造形・生活科学・社会福祉に関する知識・技能を修得し、生活者の視点に立った総合的な思考力を培うことによって、豊かで幸せな暮らしをデザインし地域共生社会を実現する高い実践力を備えた人材を養成することを目的としています。そのため、本学科では、生活環境に関する様々な分野に興味と関心をもち、「人々が幸せで質の高い生活を実現すること」への意欲をもつ、次のような学生を求めています。

求める学生像

知識・技能
  • 幅広い知識と教養がある学生
  • 家政学の分野に興味・関心を持ち、意欲的に学ぼうとする学生
  • 本学科での学びの土台となる「国語」、「英語」、「数学」、「地理・歴史」、「公民」、 「家庭科」などの基礎学力をバランスよく身につけている学生
思考力・判断力・表現力
  • 高等学校における学びを通して、論理的に考え、さまざまな人の立場や価値観を理解・受容できる学生
  • 計画性、持続性、知識・技能を作品制作に反映し表現する能力を有している学生
  • 自分の意見を伝える能力を身につけている学生
主体性・多様性・協働性
  • 大学で学ぶ専門分野に強い関心を持ち、何事に対しても主体的に取り組む学生
  • 他者とのコミュニケーションに関心を持ち、主体性・協調性および専門性を発揮できる学生
  • 多様な人々が安心して幸福に暮らせる社会づくりに貢献したいという意欲のある学生
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