2月16日、服飾造形学科の2023年度 卒業論文発表会が開催され、23件の卒業論文発表が行われました。今年の発表者は24名。3月に卒業式を控えた4年生の学生たちが、研究成果の集大成となる卒業論文をまとめたパワーポイントを使って、壇上で発表しました。
主な研究テーマは、「家計調査からみた被服消費の動向」（久保桂子特任教授研究室）、「中高年の寝衣に関する実態調査」（水野一枝准教授研究室）、「ログウッド染色羊毛布の洗たく堅牢性」（桑原里実助教研究室）、「ファッションサブスクリプションサービスの定性分析によるairClosetの成功要因」（森本美紀准教授研究室）等、幅広い分野にわたる研究成果が発表されました。

卒業論文発表会の当日は、卒業制作に取り組んだ4年生だけでなく、聴講を希望した1～3年生の学生も多く参加しました。被服消費や循環型衣生活、睡眠時の寝衣や枕等との関係、家庭洗濯、染色、幅広い世代のファッションについて、化粧品や和装業界等のマーケティング等、さまざまな内容の卒業論文発表を聞き、1～3年生の学生たちからの質疑応答も活発に行われました。卒業論文に対する学生たちの興味の高さが伺える、卒業論文発表会となりました。

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