鈴木敏和教授がインドネシアを訪問し、IPB University(ボゴール農科大学)との共同研究へ向け、視察を行いました
健康栄養学科の鈴木敏和教授が2026年9月14日~17日にインドネシアを訪問し、IPB University(ボゴール農科大学)との共同研究に関する打合せや研究・教育施設の視察を行いました。
今回の訪問では、インドネシア原産の果実「マトア」の果皮粉末を活用した食品および動物用サプリメントの開発をテーマに、これまでの共同研究の成果を共有するとともに、実用化に向けた今後の研究計画について協議しました。
【写真】左からProf. Kusama、Prof. Nahrowi、Prof. Darda、Prof. Erika、野村教授(千葉大)、鈴木敏和教授、Prof. Mala
マトア果皮粉末を活用した食品開発についての協議(9月14日~16日)
IPB Universityのタマンケンチャナキャンパスにおいて、共同研究者のProf. Nahrowi(動物科学部教授)に加え、Prof. Erika Budiarti Laconi (LRI PGKH※ 国際食品・栄養・健康・ハラール研究所長)、Prof. Darda Efendi (LRI PGKH 部門長)、Prof. Mala Nurimala (ハラール科学センター部門長)、Prof. Kusuma (IPB栽培学教授)と研究の打合わせを行いました。
※LRI PGKHはボゴール農科大学(IPB University)に設置されているHalal Science Center IPB(IPBハラール科学センター)の略称
千葉大学の野村純教授によるプロジェクト概要の説明に続き、鈴木教授が約9年間にわたる共同研究の成果と、今後の商品開発に向けた提案について発表しました。
マトア果皮粉末の活用による抗脂肪肝・抗肥満作用を有する食品および動物用サプリメントの開発を目指し、主食をターゲットとした食品開発、安全性評価、ハラール認証の取得、原材料の安定的な調達体制など、実用化に向けた具体的な検討を行いました。
また、研究に即して国際共同研究費への申請や、若手研究者・大学院生の交流促進についても協議し、日本とインドネシアの研究者が連携して研究開発を進めていくことを確認しました。
【写真】会議の様子
研究成果の実用化を支える施設を視察
大学発スタートアップの創出や事業化を支援する「Startup Center」と、試作品開発や製造プロセスの検証を行う「Pilot Plant and Teaching Industry」を視察しました。研究成果を製品化につなげるための支援体制や、研究段階から事業化までを見据えた取組について説明を受け、マトア果皮粉末を活用した共同研究の今後の展開について理解を深めました。IPB Universityの研究・教育関係者幹部とも面談し、千葉大学・和洋女子大学・IPB Universityによる共同研究の進捗を共有しました。今後の国際共同研究や研究者交流、大学院生交流などについて意見交換を行い、各分野における連携の可能性を探りました。また、ドラマガキャンパス内の教育・研究施設を見学し、同大学の研究環境や学生の活動について理解を深めました。
国際展示会で最新の技術・製品を調査(9月17日)
ジャカルタで開催された畜産・飼料・農業関連の国際展示会「ILDEX Indonesia & Horti Agri Indonesia」を視察しました。関連企業による最新技術や製品の展示を通じて、研究成果の実用化や産学連携につながる情報を収集しました。
訪問を振り返って
今回の訪問は、長年にわたる共同研究の成果をさらに発展させ、食品開発や事業化を見据えた国際連携を進める機会となりました。今後も国内外の大学や研究機関との連携を通じて、研究成果の社会への還元を目指していきます。
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