月経衛生デー（Menstrual Hygiene Day）は、毎年5月28日に世界中で実施される啓発デーです。発展途上国では衛生用品の不足や教育の欠如が課題となっており、日本を含む先進国でも職場や学校での理解促進が求められています。月経と健康、ウェルビーイング、環境課題への関心の契機、ジェンダーにとらわれず月経を語る機会を創出すること、これらを目的として行われるイベントの趣旨である「月経に関するタブーをなくし、すべての人が安全で衛生的な環境で生理を管理できる社会をめざす」ことに賛同し、今年度、和洋女子大学も月経衛生デー（Menstrual Hygiene Day）イベントに参加することになりました。

イベントの協賛企業である、VVV（ヴィースリー）が開発・販売している、竹を材料とした生理用品「limerime」を使って月経と健康、ウェルビーイング、環境問題についてコミュニケーションをして、ジェンダーにとらわれず月経について自由に語り合える対話の場を広げる取り組みに、今回、和洋女子大学は参加しました。6月上旬に3日間にわたって行った、生理用品の配付イベントには、100名以上の学生が参加し、製品を受け取って、月経衛生デーに関する知識や、ジェンダーを超えて月経について語り合うことの重要性を確認しました。