松島 渚さん
国際学科4年（※取材時）
留学先：漢陽（ハニャン）大学校（韓国）※認定留学
留学期間：2022年9月より半年間

※認定留学：和洋女子大学が認定した個人留学。留学中も在籍期間として認められるため、卒業要件単位を取得すれば、4年間で卒業できます。

――韓国留学を決めた理由や韓国に興味を持ったきっかけをお聞かせください
高校生の頃から、K-popや韓国ドラマに興味があり、「韓国語が話せるようになりたい！」と思ったことがきっかけで、韓国へ留学することを決めました。

――留学先では、どのような授業を受けていましたか？ 
留学先の大学では、就職や恋愛、季節の食べ物など、様々なテーマの内容で作られた教材を使って、授業を進めており、韓国語で「読む」「聞く」「話す」「書く」ことを学びました。韓国の文化を体感するための韓国文化体験の授業で、ロッテワールド（遊園地）にも行きました。外国人のクラスメイトと韓国語で会話をしながら1日を過ごし、お互いに切磋琢磨しながら韓国語を学ぶことができて、仲も深まって、とても楽しい思い出になりました。

――大学でのイベントはどのようなものがありましたか？
大学祭に参加することができました。大学祭では、部活動紹介や、ダンス発表会、有名アーティストのミニライブなどが開催されました。大学主催のクリスマスパーティーにも参加し、くじ引きで韓国のお菓子をクリスマスプレゼントとしてもらえたり、フォトブースを設けてチェキを撮ってもらえるなど、イベントにとても力を入れている印象でした。

――休日は、どのように過ごしていましたか？
韓国の学生の他にも、コスタリカ、中国、ドイツ、フランス出身の学生たちと一緒に、カフェ巡りや、ショッピングに行きました。また、済州島に旅行にも行きました。済州島は、日本でいう沖縄のような場所で、国内線で手軽に行くことができます。その地域ならではの食べ物を食べたり、有名アーティストの撮影ロケ地を巡ったり、同じ韓国でもソウルとは違った雰囲気だったので、とてもおもしろかったです。

――普段の食事や、印象に残っている食べ物について教えてください
普段はチゲやチキン、サムギョプサル、キムチなどをよく食べていました。印象に残っているのは、じゃがいもと牛肉の鍋「カムジャタン」です。見た目よりも辛くなく、味噌ベースで、日本人でも食べやすい味です。日本では食べたことがなく、とても美味しかったので、また、本場の韓国で食べたいです！

――韓国の魅力を教えてください
日本には少ない個人経営のカフェが多く、カフェ巡りを楽しむことができます。また、飲食店で食べ物を頼むと、キムチや卵焼き、ナムルなどのおかずが無料でたくさん食べられるのも魅力です。以前、バスが急に止まるハプニングがあり、運転手が早口で理由を説明していた言葉が聞き取れず、理解できなかった時に、近くの韓国人女性の方が、日本語で説明してくれたことがありました。韓国の人たちは、困っている人がいたら助ける精神が強いので、とても親切で優しいと思います。

――留学を経験して、自分自身が成長したと感じることは？ 
失敗を恐れず、積極的に現地の人に声を掛けられるようになったことが、自分でも成長したと感じています。また、韓国に行ったことで、流行っている韓国語や韓国料理、韓屋（伝統的な朝鮮の建築様式を使用した家屋）、目上の方への礼儀など、様々なことに、より興味を持てたと思っています。言語を学ぶことの難しさと楽しさ、やりがいを感じられたことも、留学を経験したからこそだと思います。

――韓国留学を検討している後輩たちに、メッセージをお願いします。
興味を持ったことにはとことん突き進んで、思っているだけでなく、行動してみることが大切だと思います。何事においても、一歩踏み出すことは勇気が必要ですが、始めなければ何も起こらないので、安定を求めるだけではなく、色々なことに挑戦して欲しいなと思います。また、少しでも韓国留学を考えているのなら、ぜひ留学してほしいなって思います。

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