【写真】理事長室にて。初対面の皆さんですが、昔話をきっかけに和気あいあい！

当日は、長坂理事長と伊藤慶子さんが幼少の頃に、和洋女子大学がある国府台界隈に住んでいたことがあるということから、昔話に花が咲きました。夏休みのザリガニ捕りや虫捕りの話、このあたりは自然が多くのどかで良いところだった話など、和やかに話が盛り上がりました。また、心理学科4年生の関根萌日夏さんは、春からの新しい社会人としての生活がスタートすることへの抱負や心理学科で学んで良かったことなどを、理事長に明るく溌剌とこたえてくれました。

以下は2人のインタビュー記事です。

関根 萌日夏さん
出身高校：千葉県 私立日出学園高等学校

――和洋女子大学の心理学科を志望したきっかけや理由を教えてください
祖母の母校であるということはもちろん、「祖母や母のように強く、美しい女性になりたい」という思いから、「自立して社会で活躍できる女性の育成」に力を入れている和洋女子大学に魅力を感じました。その中でも心理学科を選んだ理由は、生きていく上で欠かせない、他者と関わり支え合うという面で、心理学科で学ぶ「人の心を支える技術や知識」が将来、活かせると考えたからです。

――4年間の大学生活で印象に残っていることや授業、熱心に取り組んだことなどについて教えてください
やはり、3年生の時に参加した、里見祭（大学祭）の里見姫コンテストがこの4年間で一番印象深い出来事です。コロナ禍で大学1・2年生の間はほとんど大学に通えず、行事やイベント事に関わる機会がなかったため、3年次の里見祭でこのコンテストに参加し、里見姫に選ばれたことは、私の中で大切な思い出になりました。里見姫の開催のために関わってくださった学生のスタッフや、職員の方々とも多く知り合うことができ、また、里見姫をきっかけに大学の広報活動にも、その後、携わることができたので、本当に有意義な大学生活を過ごすことができました。

――卒業後の夢や目標を教えてください
私の「母のようになること」が目標です。現役のスポーツ選手である母は、日々、ハードなスケジュールと厳しいトレーニングをこなしています。家では私たちの「母親」として、外では尊敬される「選手」として、そんな隙のない完璧な母のようになりたいです。そして、いつか、私自身が母や、家族に、尊敬してもらえるような存在になりたいです。

伊藤慶子さん

――学生時代の思い出を教えてください
和洋には、中学校と高等学校にも通いましたが、調理実習のある時は各自白米を一合持参する決まりがあったのですが、忘れる時があると駅から丁度坂になる辺りにお米屋さんがあって、そこで15円で買って登校していました。

――和洋女子大学の学びで、いま役立っていると思うことを教えてください
私の頃の時代は「就職」という道もありましたが、大抵の女性は、やがてお嫁に行くことが主流でしたので、お料理が上手になればと思い、家政科に進みました。料理の基本を学ばせて頂いたおかげで、結婚してから、いろいろなお料理を作ることに迷いなく自信を持って取り組めました。料理だけではなく、娘や孫の服を直すことも苦にならず、生活の様々な面で和洋女子大学で学んだ経験や知識が活かされていると感じております。

――萌日夏さんが和洋女子大学に入学することになった時に、なにか感じたこと・思ったことなどがあれば、教えてください
萌日夏の上に姉がいますが、その子も和洋女子大学を受験いたしました。環境の良さと、さほど自宅から遠くない所に位置していること、また、私の時は中学の校舎は木造でしたが、いまでは校舎も大変立派になり、孫娘が母校である和洋女子大学に進んでくれることは大変、嬉しかったです。