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家政福祉学科の「保育体験演習Ⅱ(施設)」の授業で、児童養護施設「晴香園」を見学しました

家政福祉学科 児童福祉コース1年生が保育実習にむけた事前学習を行う「保育体験演習Ⅱ(施設)」の授業で、松戸市の児童養護施設「晴香園」に伺いました。指導教員は、二宮祐子准教授板倉香子准教授です。当日は、保育士である職員の方々から、園内で日常、子どもたちがどのように過ごしているのか、スライドや資料をもとに講義をしていただきました。

【写真】園内での講義の様子

講義を受けた後、学生たちは4グループに分かれて、園内見学に出発。晴香園では、6名ほどの子ども達が別々のホームに分かれて暮らしています。中庭から各ホームの建物の配置を見たり、ホームの室内に案内していただきました。児童養護施設では、通常は外部の人に対して、子ども達の居住スペースまでは公開しませんが、今回は特別に、保育士をめざしている児童福祉コースの学生たちの学びのために、ホームの内部まで見せてくださいました。

【写真】中庭から建物を見学する様子

【写真】特別に、ホームの室内に案内していただきました

その後、各グループで職員の方たちを囲み、ディスカッションを行いました。施設内をいろいろと見学させていただいた中で、疑問に思ったことや仕事に対してのやりがいなど、学生たちから質問が及び、職員の方々が抱えている想いや願いを、ざっくばらんに語ってくださいました。

【写真】職員の方とのディスカッションの様子

児童養護施設は、そこに住んでいる子ども達にとっては、日常生活が営まれている「家」であるため、内部にまで立ち入らせていただく機会は大変、希少です。今回の施設見学は、保育士をめざす学生たちにとって、社会的養護の実際に触れる貴重な機会となりました。

【写真】見学後に全員で記念撮影

家政福祉学科 児童福祉コースでは、実習に行く前の1年次から、施設見学など、実践的な学びの機会を提供できるよう、実践現場と密接に連携したカリキュラムを展開しています。

家政福祉学科では、家庭科教諭、社会福祉士、保育士の取得をめざす学生たちを応援しています。
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