和洋女子大学では共通総合科目で開講している、全学科・全学年対象の「海外語学研修（渡航国：アメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド）」「海外文化研修（渡航国：韓国・中国）」があり、協定校であるソウル市立大学校とは交換留学の制度もあります。毎年、短期・長期あわせて25人近くの学生が韓国へ留学しています。

ここでは、健康栄養学科の学生で1年間、交換留学で韓国へ行ってきた学生のインタビューを紹介します。

健康栄養学科2年生（※取材時）
留学先：ソウル市立大学校（韓国）※交換留学
留学期間：2023年8月より1年間

――韓国へ留学しよう！ と思ったきっかけを教えてください
K-POPや韓流ドラマの影響で韓国が好きになり、「実際に韓国に行って、韓国語や韓国の歴史、文化を学びたい！」と強く思ったことがきっかけです。留学をするかどうか、とても悩みましたが、家族や、先生方の後押しもあり、留学することを決意しました。

――留学先では、どのような授業を受けていましたか？ 
留学先では、韓国語の授業と、韓国の文化や歴史の授業を受けていました。韓国語の授業はレベル別で、自分の実力に合わせて受講することができ、現地の先生から文法や発音を細かく学ぶことができたので、語学力アップにとても役立ちました。

――休日は、どのように過ごしていましたか？
休日は、友達とカフェ巡りをしたり、仁川（インチョン）や水原（スウォン）など、ソウルから少し離れた場所に遊びに行ったりしました。仁川や水原は、ソウルとは違った雰囲気があり、特に水原は観光客がとても少なく、韓国旅行ではあまり行かないような場所なので、とても貴重な経験でした。帰国前には、釜山（プサン）へ旅行にも行きました。釜山も、たくさんの観光スポットがあり、留学最後の良い思い出になりました。

――普段の食事や、印象に残っている食べ物について教えてください
普段は、大学の学生食堂で食べたり、自炊をしたりしていました。家の近くにあるサムギョプサル（韓国の豚バラ焼肉）のお店がお気に入りで、安くておいしいので、友達とよく食べに行っていました。韓国は韓国料理のお店はもちろん、イタリアンや中華、また、最近は日本ブームなので、日本料理のお店もたくさんあり、食に困ることはありませんでした。辛い物が得意ではありませんでしたが、留学が終わる頃には辛い物が好きになっていました！

――留学を経験して、自分自身が成長したと感じることはありましたか？
留学前は自分に自信がなく、自分の考えを人に伝えることがとても苦手でした。留学中、様々な国の人と話し、様々な価値観、考え方に触れ、自分に自信が持てるようになりました。自分に自信がついたことで、積極的に行動ができるようになり、充実した留学生活を送ることができました。

――今後の目標や夢を教えてください
韓国語の実力向上のために継続して学習をし、まずは「TOPIK」の6級（最上級）を取得したいです。また、今回の留学を通して、様々な国の人たちとの交流できたことがきっかけで、英語はもちろん、中国語やドイツ語など、様々な言語を学習してみたいと思っています。将来は、グローバルな食品メーカーに勤めたいと思っています。

――留学を検討している後輩たちに、メッセージをお願いします
私は健康栄養学科なので、留学をするか、とても悩みましたが、「今しかない！」と思い、決断をして留学して本当に良かったと思います。「留学をしたい」という気持ちが少しでもあるのなら、私は留学をした方が良いと思います。留学は語学力だけではなく、新しい文化や価値観に触れることで、自分自身の視野が広がり、人として成長することができます。留学中には様々な困難やトラブルもありますが、その先には豊かな成果と貴重な思い出が待っています。挑戦してください。応援しています！

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