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和洋女子大学×東京科学大学 コラボ企画「ジュニアサイエンスラボ」を開催しました
8月4日、和洋女子大学と東京科学大学との共同開催による「ジュニアサイエンスラボ」が開催されました。中学1・2年生 9名が参加し、顕微鏡を使ってミクロの世界を探究するとともに、生成AIの活用や、科学の面白さを学ぶ貴重な機会となりました。講座は前半が和洋女子大学、後半は東京科学大学で開催されました。
前半:和洋女子大学での講座
前半は、和洋女子大学 AIライフデザイン学科の鬘谷要教授と玉利舞花助教が講師を務め、服飾造形学科(現 生活環境学科 服飾造形コース)の2年生がスタッフとして参加しました。はじめに、実験室にて光学顕微鏡と電子顕微鏡の違いを学びながら、綿・絹・羊毛・アルパカなど身近な繊維や、髪の毛を観察しました。天然繊維や特殊な断面形状を持つ化学繊維の特徴を顕微鏡で観察し、普段は見えないミクロの世界を体験しました。
【写真】和洋女子大学 実験室での講義の様子
【写真】AIライフデザイン学科 鬘谷要教授
【写真】実験の様子
【写真】真剣に光学顕微鏡をのぞき込む姿も
次にパソコン教室へ移動し、生成AI(ChatGPT・Gemini)についての説明を受けました。生成AIについては学校での使用が禁止されているものの、自宅で利用したことがある生徒も多く見られました。
鬘谷教授からは、AIの最新動向や活用事例、現状の課題について説明があり、その中で「バイアス」という概念が紹介されました。バイアスとは、物事の見方や判断に偏りが生じることで、AIにおいても、学習するデータに偏りがある場合、その影響を受けた回答や判断が示されることがあります。講座では、企業の人材評価にAIが使われた事例を取り上げ、学習データの偏りから、特定の条件を持つ人が有利または不利に評価される可能性があることが紹介されました。
【写真】パソコン教室での講義の様子
【写真】パソコンを使用して生成AIを体験!
この事例を通して、生徒たちはAIが必ずしも正しい答えを出すとは限らないことを学びました。生成AIを活用する際には、提示された情報をそのまま受け入れるのではなく、本当に正しい内容かを自ら確認することの重要性について理解を深めました。最後に、生徒たちは自由に生成AIを活用し、それぞれが興味のあるテーマについて質問したり、文章や画像を作成したりするなど、思い思いに作業を行いました。実際に生成AIに触れることで、その便利さや可能性を体験するとともに、適切に活用することの大切さについても学ぶ機会となりました。
後半:東京科学大学での講座
後半は、東京科学大学 国府台キャンパスにて、「科学の世界をのぞいてみよう!」を開催しました。東京科学大学リベラルアーツ研究教育院の奈良雅之教授、勝又敏行助教の指導のもと、身近な科学を楽しく体験できる3つの実験講座に取り組みました。はじめに、奈良教授から「身の回りには、科学につながるさまざまな発見があります。普段の生活の中でも、身近なものに目を向け、楽しみながら観察してみてください」とのお話がありました。
1つ目の「ホタルの光を作ろう」では、薬品を使ってホタルが光る仕組みを再現する実験を行いました。薬品を混ぜ合わせると光が生まれ、色鮮やかに光る様子に、中学生たちは興味深そうに見入っていました。
【写真】東京科学大学での講座の様子
【写真】観察する様子
2つ目の「人工イクラを作ろう」では、アルギン酸ナトリウムとカルシウムの反応を利用して、色とりどりの人工イクラ作りに挑戦しました。液体を一滴ずつ落とすと丸い粒へと変化していく様子を観察しながら、中学生たちは楽しそうに実験に取り組んでいました。
3つ目は、自分たちで分光器を組み立て、蛍光灯などの光を観察しました。分光器を通すことで、普段何気なく見ている光がさまざまな色に分かれて見えることを体験し、中学生たちは光の不思議を楽しみながら、熱心に観察していました。
【写真3枚】実験室での実験の様子
最後には、紫外線に反応するキーホルダーを自宅で作ることができるキットが参加者にプレゼントされ、講座終了後も自宅で科学の楽しさを体験できる内容となりました。
実験を通して、中学生たちは楽しみながら科学の仕組みを学び、身近なところにある科学の不思議や面白さに触れる機会となりました。
今回の講座は、「大学コンソーシアム市川産官学連携プラットフォーム」主催講座として、開催されました。
和洋女子大学の産官学・地域・生涯教育センターでは、これからも地域の皆様にとって有益な講座や、次世代の子供たちが楽しく学ぶ機会を提供していきます。
