10月6日、フルブライト奨学金制度の留学経験があり、海外駐在も長かった、学校法人和洋学園の長坂健二郎理事長に「英語がうまくなるには」というテーマで、特別講演をしていただきました。当日は英語コミュニケーション学科の学生たち60名が参加しました。

この講演会は英語コミュニケーション学科の拝田清学科長が、理事長がフルブライト奨学生だったということを知り、ぜひとも、学生たちに体験談を話してほしいと提案して実現したもの。当日は、ご自身の留学体験も交え、「世界の共通語はブロークンイングリッシュだ、という意見もあるくらい」、「文法の少々の間違いなど気にせず、とにかく話してみること」等々、学生にとって勇気づけられる言葉が続出！ 理事長がアメリカ・ニューヨークに留学していた時代は、公民権運動やキューバ危機の真っ最中だったと伺い、学生のみならず、後ろで聴講していた教員たちもリアルな体験談に大興奮でした。

この秋から、国際学部の学生たちの海外留学や海外語学研修の実施が可能となり始めた、絶好のタイミングでの講演会となりました。

【長坂健二郎プロフィール】
1935（昭和10）年生まれ。博士（政策研究）。東京大学法学部卒業後、日本銀行に入行。1962（昭和37）年7月から1963（昭和38）年7月にかけて、フルブライト奨学金によりアメリカのコロンビア大学大学院に留学。帰国後、ロンドン駐在を経て考査局長等を歴任。1989（平成元）年、萬有製薬株式会社の専務取締役に就任、社長・会長を歴任。2015（平成27）年5月より学校法人和洋学園理事長に就任、現在に至る。

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