メニュー 閉じる

トピックス

日本文学:文学 日本文学:書道 日本文学:芸術

【日本文学文化学科ゼミ紹介_4】太田 敦子准教授「中古文学ゼミ」

■専門・研究分野
平安朝の習俗・文化までを視野に入れ、『源氏物語』を中心とした平安朝文学の特に女性のふるまいをめぐる表現が作品内でどのような役割を果たしているのかを研究しています。近年は、歴史学と文学の研究成果を継承しながら、后妃および内親王の陵墓について調査・分析・検討をしています。陵墓の実態から、后妃・内親王をめぐる平安時代の政治的背景が含まれることで見えてくることを踏まえ、文学作品に描かれる后妃・内親王の造型と調査結果の関係性を検証しています。

【写真】『源氏物語』の姫君研究の集大成です

中古文学ゼミ
本ゼミでは、平安朝文学のなかでも特に散文作品を研究対象としています。竹取物語、落窪物語、源氏物語をはじめとし、更級日記、蜻蛉日記といった日記文学作品も対象としています。先行研究を踏まえながら、作品の表現世界に着目し、作品の特性を明らかにすることを各自目的としています。作品のどの表現に着目するかは、各自の感性が大きく関わるため、ゼミ生には普段から様々な事に目を向け自身の感性を磨くことを勧めています。文学作品と自分の感性を戦わせながら学びを深めるゼミです。

【写真】 参考 『宮内庁書陵部蔵青表紙本源氏物語』「若紫」新典社 

趣味・好きなもの
ピアノを弾くこと、ジョギングで汗を流すこと、刺繍鑑賞が好きです。刺繍鑑賞は、野の花などのフランス刺繍が好きです。とりわけ手刺繍は、一針一針指した人の思いを辿って鑑賞するのが好きで、つい時間を忘れてしまうほどです。

■学生たちへのメッセージ
平安朝の文学作品は、〝古文〟という点が興味の妨げになるようにも思われますが、それは些細なことで、大切なことは書かれている内容です。たとえば『源氏物語』には、人間のあらゆる感情が、また現代文学にも匹敵することが書かれています。現代も一〇〇〇年前も人間の感性は変わらないのだということに気づかされます。ぜひ一緒に時空を超え、平安朝文学の世界が描く普遍の人間の価値観に触れてみませんか。

和洋女子大学 日本文学文化学科は次の3つの専攻から成り立っています
日本文学専攻の学びについてはこちらから
書道専攻の学びについてはこちらから
文化芸術専攻の学びについてはこちらから