8月29日～31日の3日間、「探究型キャリアゼミ ～JAL社員と考えるホスピタリティ・マネジメント講座～」をオンラインで開催しました。全学科を対象に約30名の1～3年生が参加しました。

1日目の講義では、講師に日本航空株式会社の塩崎雅子さんをお迎えし、サービス・ホスピタリティ・おもてなしの概念や、日本と海外で求められるホスピタリティの違いについて話していただいた後、ホスピタリティの実践事例として航空業界、テーマパーク業界について、学生たちと探究しました。

【写真】客室乗務員としての経験談を多く交え、「お客様を思う気持ちからホスピタリティが始まる」と話してくださった塩崎雅子さん

2日目の講義は、ホテル・旅館業界からホスピタリティの実践事例を学んだ上で、今後のIT化やダイバーシティの推進が高まる社会状況を学び、今後のホスピタリティの在り方を分析しました。

【写真】ディスカッションの様子。ケーススタディ後は毎回ディスカッションを行い、講義内容の理解を深めました

最終日となる3日目には、2日間の総括として『10年後にオープンするカフェのコンセプトと実践するホスピタリティ戦略について』のグループワークを行いました。濃密な2日間の授業内容を活かしたケーススタディ。ディスカッションの時間があっという間に過ぎるほど、活発な議論が繰り広げられていました。
ディスカッション後の発表では、カフェのコンセプトとして、「自宅のようなカフェ」「旅行に来た気分になれるカフェ」など、各チームが考え抜いた特色あるテーマが並びました。ホスピタリティ戦略については、「安全面の重視」「お客様同士が繋がることのできる仕組み」など、各チームのコンセプトに基づき、それぞれの工夫した内容が盛り込まれていました。発表後、塩崎雅子さんを含む3名の講師から「良かった点」と「ビジネス面からみた改善点」など、今後の学びになる具体的な講評があり、熱心にメモを取る参加学生も見られました。

【写真】ホスピタリティ戦略についての発表内容
 

【写真】10年後にオープンするカフェのコンセプトについての発表内容

参加した学生からは「ホスピタリティの本質から、様々な業界のホスピタリティ、これから求められていくことまでを一気に学ぶことが出来たので、参加して良かった」「他の学生とディスカッションする貴重な機会だった」などの感想がありました。各自にとって学びの多い3日間になったことでしょう。

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