11月13日、青戸商店会連合会主催「第4回まちあそび人生ゲームin葛飾（リアル人生ゲーム）」が開催されました。「まちあそび人生ゲームin葛飾」とは、葛飾区の京成青砥駅・青戸商店街を舞台に、商店街の店舗を人生ゲームのマスに見立て、ルーレットを回しながら街歩きを楽しむイベントです。葛飾区に本社を置く株式会社タカラトミーが「人生ゲーム」の日本発売50周年を記念し、主催の青戸商店会連合会とのコラボレーション企画として2018年から実施しています。

国際学科では2018年の第1回目から、イベントで使用するマップ作りや当日のイベントスタッフとして協力しています。マップ作りに協力したのは、国際学科2年生の16名。「国際文化PBLⅡB」（担当：藤丸麻紀教授）による授業内でのPBLプロジェクトとして、青戸商店会連合会事務局とのオンライン説明会、現地での企画会議に参加。店舗へのインタビュー取材なども行い、イベントの要となるマップのマスを作成しました。また、マップには企画会議での話をもとに、国際学科2年生の竹石名那さんが制作したマンガを掲載。竹石さんは、マップ作りだけでなく、会議から店舗インタビュー、当日ボランティアの全てに関わりました。青戸商店会連合会の方からは「竹石さんのマンガは、参加者が家に帰ってからマップを見直したときに今回の趣旨をよく理解するのに役立つ」と絶賛されました。

イベント当日は心地よい秋晴れのなか、マップを片手に青戸商店街の街歩きを楽しむ、たくさんのご家族が見られました。今年は人数制限を行ったため、事前申込み制で抽選になるほどの人気だったそうです。そして、国際学部の学生有志16名は、朝から夕方まで主に受付スタッフとして協力。基本的な感染防止対策として、マスクの着用、消毒、検温などを徹底し、参加しました。青戸商店会連合会の加藤裕章会長からは「第1回目の開催から協力していただき、大変感謝しています。学生の皆様には、実際に青戸のお店を取材し、人生ゲームの心臓部ともいえる店舗ストーリーを作成してもらいました。地元をよく調べていただき、地域の“なかよし運動会”の文言を見たときには、驚きました」とのコメントをいただき、開会式でも紹介されました。
 

＜参加学生のコメント＞
●青砥プロジェクトで作成したマップに自分の制作した内容が載っているのを見て、とても嬉しい気持ちになりました。お客さんに楽しんでいただけるよう、当日のボランティアも全力で取り組みました。（国際学科2年 田中風花さん）
●マップ作りは初めての事ばかりで難しく大変でしたが、ボランティア当日はとても楽しく参加出来ました。自分たちが携わったもので楽しんでもらう姿を見るのが新鮮で、とても良い経験になりました。（国際学科2年 田原雪音さん）
●このイベントに参加するのは初めてでしたが、マップを作ったり、ボランティアとして当日スタッフになったりと、主催側に関わることが出来て、とても良い経験になりました。イベント当日、実際にお客さんが楽しんでいる姿を見て、とてもやりがいを感じ、参加できて良かったなと改めて思いました。（国際学科2年 矢部ひかるさん）
●このような大きなイベントに参加すること自体が初めてで、とても貴重な体験になりました。マップ作成や取材の時から参加して、当日のボランティアでは自分の役割に責任を持ち、僅かながらですが貢献できたと思います。（国際学2年 桜見雪さん）

国際学科では、「PBL（Project Based Learning）授業」として企業や自治体と連携し、実際の課題解決に向けて取り組み、企画作成・提案・実施協力などを通じて、国際ビジネス力を身につける実践的な学びを重視しています。

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