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「高校生のための『大学での探究』体験講座」を開催しました
3月下旬、高校の春休み期間を利用し、和洋女子大学で「高校生のための『大学での探究』体験講座」を開催しました。独自性のある、9学科の授業スタイルの体験講座。各学科の教員が趣向を凝らした全11講座は、申込締切前に定員となる講座もあり、2日間で240名を超える高校生が参加しました。
次回の開催は、夏休み期間の8月7日(水)・8日(木)です! 専用の申込フォームで、7月8日(月)から申込を開始します。
日本文学文化学科
①文学:和歌のレトリック ――気持ちは本当に伝わるのか
【担当教員】岡本光加里助教
高校の古文の授業でも勉強する「掛詞」「折句」「本歌取り」などのレトリックは何を伝えるものなのか、「自己表現」という枠組みにとらわれない、表現の可能性を探りました。
②書道:個性的な行書表現
【担当教員】𠮷山さやか助教
中国の宋時代に活躍した蘇軾の書法について学び、個性的で特色ある面白い表現に触れてみました。
③文化芸術:私はどこまで<私>か? 『ちいかわ』から考える
【担当教員】小澤京子教授
私を〈私〉たらしめている条件とは? 『ちいかわ』などの作品にも触れつつ、〈私〉の同一性・連続性と断絶について、身体との関係から考えました。
こども発達学科
「児童文化財を通じて保育内容を探究しよう」
【担当教員】矢萩恭子教授
保育内容を計画・実施する上での基本的な考え方を学び、実際に絵本とパネルシアターを用いた実演体験を通して、子ども理解に基づく活動のねらいと内容、演じ方について考えました。
英語コミュニケーション学科
1限「英語を学ぶことで見えてくる世界」、2限「翻訳を通して英語力・日本語力を磨こう」
【担当教員】1限:内田翔大准教授、2限:坪野圭介准教授
1限では、国際語として世界中で話されている「英語」という言語について、大学で英語を学ぶ意義を考えました。2限では、簡単な漫画や短い文章を、英語から日本語に翻訳する練習をし、英語を理解する力と日本語で表現する力を学びました。
国際学科
1限「観光の楽しみを考えよう」、2限「ハングルをマスターして韓国へ行こう」
【担当教員】1限:板垣武尊准教授、2限:金丸裕志教授
1限は、観光の楽しみについて、東京タワー、星野リゾート、東京ディズニーランドなどの事例から考えました。2限では、韓国に留学した国際学科の在学生から、ハングルの勉強や韓国生活の楽しみなどを話してもらいました。
服飾造形学科
「立体裁断でワンピースを作ろう!」
【担当教員】織田奈緒子准教授
「立体裁断」というテクニックを用いて、ミニボディを使いワンピースを組み立てて、「裁断」を行うことでバランスやシルエットを目で捉えて観察し、表現する力をつけました。
健康栄養学科
「管理栄養士として学ぶ基礎と実践を体験しよう!」
【担当教員】登坂三紀夫教授、中島肇教授、吉田真知子助教
衛生的な食品を提供するための基礎を食品学の先生から、実践を給食経営管理論の先生から学びました。
家政福祉学科
「保育と家政でサスティナブルを創ろう!」
【担当教員】柴田優子准教授、星野美穂子助教
保育の授業で出た廃材を有効活用して卒園メッセージカードを作り、家政の学びとして衣服の修繕技法を習得するために、刺しゅうのイニシャルバッチを作りました。
看護学科
「〔老年看護学〕やってみよう! 高齢者疑似体験」
【担当教員】中澤明美教授、山下菜穂子講師、宮本大樹助教
看護学科の紹介をした後、老年看護学についての説明と、高齢者疑似体験、在学生との交流も行いました。