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人文科学研究科

学長メッセージ

大学院をめざす皆さまへ

我々を取り巻く経済、社会環境は、変化が速くしかも複雑化しています。国際化の波も急速にその裾野を拡大しています。このような時代に求められるのは、しっかりとした教養と専門性に裏付けられた深い知性を以って、溢れる情報を読み解き、それを自身で情報を編纂して新しい価値を創造する能力です。本学大学院では、時代が求める能力を専門の深い研究を通して学生が身につけることを目指しています。具体的には大学院を修了して社会の第一線で働き、あるいは研究者として成果を上げ、社会で生き抜く力の修得です。専門に裏付けられた教養、そして新しい価値を生む論理力と創造力が、大学院を修了した後の人生を切り開くコアコンピテンシーつまり核となる力になると考えています。和洋女子大学大学院には人文科学研究科と総合生活研究科があります。人文科学研究科には英語文学専攻と日本文学専攻があり、言語と文学研究を通じて人間のありようを深く探究することができます。総合生活研究科では、衣・食・住・福祉に関するテーマをとりあげ、実践的な知識と専門を身につけることができます。高い専門性と深い知識を求め、新しい領域を切り開く意欲のある皆さんが本学の大学院で学ばれることを心から歓迎いたします。

学長 岸田 宏司

大学院長メッセージ

そして学び続ける時代へ

和洋女子大学大学院は、人文科学研究科(修士課程)、総合生活研究科(博士前期・後期課程)の2科を有し、それぞれが特徴を持って学ぶことができる環境を有しています。さて、皆さんは大学院進学についてどのようなイメージをお持ちでしょうか? 日米を比較してみますと、米国より日本の大学院進学率はかなり低く、そして博士号取得者については、残念なことに日本以外の主要国が増加しているのに対して、日本は減少傾向にあります。しかしながら、最近の数年間で世の中の風向きが大きく変わってきているのを実感します。本学の大学院入学者の割合でも、社会人の割合が年ごとに高くなってきているのです。日本の今までの価値観では、「職に就く」とは、企業や組織に属するという考え方が一般的でした。その後、雇用形態の自由度が高まり、企業や組織体自身も日々変化していくことが求められる時代が到来しました。日本の人口はこれから減少していきます。必然的に社会はより、生産性の高い人材を求めるようになるのです。言い換えれば自分の得意分野で勝負できる時代が到来するとも言えます。将来の日本の社会の質(QOS: Quality of Society)向上のためには、ひとりひとりが「学び」を続ける必要があります。近年のテクノロジーの飛躍的な向上を生かして、大学院教育も、遠隔・双方向の講義など、新しいツールを積極的に使う時代に変革しつつあります。和洋女子大学大学院は、皆様の生涯学習の拠点となりますよう、歩んでいきたいと考えております。

大学院長 金子 健彦

GRADUATE SCHOOL CALENDAR

大学院カレンダー

修士課程/博士前期課程1年次 1年間の流れ

修士課程/博士前期課程2年次 1年間の流れ

人文科学研究科 大学院生スケジュールはこちらから

研究科長挨拶

ことばの豊かさにめざめ、
文学作品・文化事象を探求する

人文科学研究科長の佐藤勝明です。私たち人間はことばによって生きる存在だ、と言っても過言ではないでしょう。ことばは伝達だけでなく、思考と自己表現をつかさどり、文化の創造と伝承を支えています。ことばを豊かに使うことが、豊かに生きることでもあるわけです。文学作品は、そうしたことばによる表現の精髄と言えましょう。人文科学研究科では、教員も院生も、ことばや文学作品・文化現象を対象に、読み・調べ・考え・書く力を養い、真に豊かな生き方を追求したいと考えています。

ことばによって豊かに生きるとはどういうことか、例を挙げて説明しましょう。たとえば、雨を表すことばが、日本語には豊富にあります。小雨・霧雨・大雨・驟雨・春雨・緑雨・白雨(夕立)・秋雨・時雨など、数え上げるときりがないほどです。どのような雨の場合も、「雨が降っている」と言えば、意味の伝達としては用が足ります。けれども、同じ雨でも、量や季節や形状などによって、いろいろな呼び名があることを知り、初冬のにわか雨は時雨(しぐれ)というのだと知って、「時雨がやってきた」とつぶやいてみると、その雨は今までとは違う「時雨」となって私たちを包みます。そして、その雨を介して、「旅人とわが名よばれん初しぐれ」と詠んだ芭蕉や、その先人である多くの歌人たちとつながることができます。語彙が増えることは、世界の見え方が変わることでもあるのです。ことばを豊かに使うとは、そういうことなのだろうと考えます。人文科学研究科では、そうしたことばの豊かさにめざめ、ことばや文学作品・文化事象などを研究しながら、さまざまな力を付けて、豊かに生きる礎を作っていきたいと考えています。

人文科学研究科長 佐藤 勝明


佐藤勝明教授の教員プロフィールはこちらから

ENGLISH LITERATURE

英語文学専攻

従来の英文学の研究だけではなく、言語・文学・文化の3分野を学ぶ専攻コース。

英語文学専攻においては、従来の英文学のみの研究から大きく飛躍し、言語・文学・文化の3分野を学びます。異なる学問分野から学ぶことで、文学の背景となる文化の多様性を理解し、私たちの住んでいる世界を俯瞰する目を養います。私たちは人間存在の核である言葉を重視し、特に英語の原点を味読することにより、皆さんに大きな喜びを体験していただきます。

このような視点から、カリキュラムには言語・文学・文化の特殊講義、演習、さらに特殊研究の科目を置いています。また、表象の文化を扱う科目を演習科目に組み入れることにより、異文化理解を深めることができ、生涯学習や専修免許状(英語)取得に対応する構成となっています。将来、翻訳などの専門職をめざす方や教職を志望される方にはぜひ当専攻で学んでいただきたいと思います。

授業科目・講義内容

英語文学専攻では、特殊講義、演習、特殊研究の3つから指示に従って、研究テーマに係る科目を合計30単位以上修得します。
各年次における履修の縛りはなく、1年次初めに、指導教員(主指導教員、副指導教員各1名)と相談し、修士論文の作成に向けて必要な科目を把握して、およそ2年間の履修計画をたてます。
授業日数は年間30週ですが、教員の学会出張などで休講した場合は、補講を行なうことになっています。

大学院シラバス

アドミッション・ポリシー

学修の成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準等

人文科学研究科の修士課程においては、2年次の8月に英語文学と日本文学の両専攻合同で修士論文中間発表会を開催し、研究の進捗状況ならびに進め方に関して、より多くの教員からの意見を聴き、論文作成に反映させるよう指導しています。
論文提出後は3名以上による審査、口頭試問を行い、2月に両専攻合同の修士論文発表会でその成果を示します。
審査は、必要に応じて外部の専門家にも依頼し、より高度で公平であることを目指します。
修士論文は履修科目に含めず、合否を示します。​​​​​​

【取得学位】
修士(文学)

学位論文に係る評価にあたっての基準

人文科学研究科では、「学修成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準等」に記載の通り、修士論文をまとめる前に「中間発表会」を行っています。
その上で、課程修了予定の1月10日を提出締切として、修士論文の提出を受付けます。
提出された修士論文については、「学位論文審査手続き等要領」に従い、以下のとおり論文審査委員会の設置等を行います。

以下、「人文科学研究科学位論文審査手続き等要領」より抜粋。

5 審査委員の選出と論文審査委員会の設置等について 
 和洋女子大学学位規程第8条に基づき、研究科教授会は学位論文1篇ごとに審査委員会を設置する。
(1)指導教員は、12月末日までに学位論文1篇ごとの「学位論文審査委員候補者名」(主査含め3名以上)を教務課に提出し、1月の研究科教授会において承認を得る。
(2)学位論文審査委員会主査は、原則として当該論文の指導教員が当たるものとする。
(3)審査委員に研究科所属の教員以外の者を依頼する場合は、研究科において委嘱を行うものとする。
(4)最終試験に審査委員以外の教員が加わる場合、学位論文審査委員会主査は、その旨を研究科長に申し出し、研究科教授会の承認を得なければならない。

修士論文テーマ例
  • 日本人が間違いやすい英語表現の分析
  • 日英色彩語の比較
  • “Oneness"の意識: 『嵐が丘』と『ジェイン・エア』比較研究
  • A Study of Thomas Hardy-Tess in a Cosmic Journey
  • The Chrestomanci Books 研究-Charmed Life と The Lives of Christopher Chant を中心に
  • A Study of Symbolical Patterns in Wuthering Heights
  • Edgar Allan Poe の作品にみる女性像 —「髪」と「眼」を中心に

取得できる免許状

  • 中学校教諭専修免許状(英語)
  • 高等学校教諭専修免許状(英語)

JAPANESE LITERATURE

日本文学専攻

上代から近現代までの日本文学・日本語に関して広く深く学ぶ専攻コース。

文学は何のためにあるのか、という問いに対して、万人を納得させる回答はないのでしょう。
答えは十人十色でよいし、そもそも、問いかけること自体に意味があるとも言えます。
世界が大きく揺れ動く中で、そこに生きることの意味を求め、不変の何かを見つけたいと願うのは、時代を問わず自然なこと。
そこに文学の存在理由の一つがあると思われます。
研究では、こうした大きな問題意識(「文学は何のためにあるのか」など)と、細かいこと(「この作品のこの語はどういう役割を果たしているか」など)を丁寧に追究し続けることの、両方が大切で、この二つはどこかでつながるはずです。
そのことを意識しながら、教員も学生も真理を求める同志として、研究を進めていきたいと考えます。

日本文学専攻では、上代から近現代までの日本文学・日本語に関して、広く深く学び、さらにその特質と未解明の多くの問題について、新しい展望をひらく研究を行うことをめざしています。
カリキュラムもそれらに応えられる内容になっています。

授業科目・講義内容

日本文学専攻では、特殊講義と演習の2つから指示に従い、科目を合計30単位以上修得します。
各年次における履修の制限等はなく、1年次初めに、指導教員(主指導教員、副指導教員各1名)と相談し、修士論文の作成に向けて必要な科目を把握して、およそ2年間の履修計画をたてます。
授業日数は年間30週で、休講があった場合は補講を行ないます。

大学院シラバス

アドミッション・ポリシー

学修の成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準等

人文科学研究科の修士課程においては、2年次の8月に英語文学と日本文学の両専攻合同で修士論文中間発表会を開催し、研究の進捗状況ならびに進め方に関して、より多くの教員からの意見を聴き、論文作成に反映させるよう指導しています。
論文提出後は3名以上による審査、口頭試問を行い、2月に両専攻合同の修士論文発表会でその成果を示します。
審査は、必要に応じて外部の専門家にも依頼し、より高度で公平であることを目指します。
修士論文は履修科目に含めず、合否を示します。

【取得学位】
修士(文学)

学位論文に係る評価にあたっての基準

人文科学研究科では、「学修成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準等」に記載の通り、修士論文をまとめる前に「中間発表会」を行っています。
その上で、課程修了予定の1月10日を提出締切として、修士論文の提出を受付けます。
提出された修士論文については、「学位論文審査手続き等要領」に従い、以下のとおり論文審査委員会の設置等を行います。

以下、「人文科学研究科学位論文審査手続き等要領」より抜粋。

5 審査委員の選出と論文審査委員会の設置等について 
 和洋女子大学学位規程第8条に基づき、研究科教授会は学位論文1篇ごとに審査委員会を設置する。
(1)指導教員は、12月末日までに学位論文1篇ごとの「学位論文審査委員候補者名」(主査含め3名以上)を教務課に提出し、1月の研究科教授会において承認を得る。
(2)学位論文審査委員会主査は、原則として当該論文の指導教員が当たるものとする。
(3)審査委員に研究科所属の教員以外の者を依頼する場合は、研究科において委嘱を行うものとする。
(4)最終試験に審査委員以外の教員が加わる場合、学位論文審査委員会主査は、その旨を研究科長に申し出し、研究科教授会の承認を得なければならない。

修士論文テーマ例
  • 「予母都志許売」考
  • 『源氏物語』「世づく」考
  • 夏目漱石研究―前期三部作の〈女性〉を中心に―
  • イメージする音楽と言葉 ― 賢治作品の音楽に関する表現分析論
  • 近代語彙の日中比較―「自然」を中心に―

取得できる免許状

  • 中学校教諭専修免許状(国語)
  • 高等学校教諭専修免許状(国語)

大学院募集要項

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大学院ファイナンシャル・プラン

  • 学費等
  • 修学に係る経済的負担の軽減を図るための措置

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