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千葉県立千葉女子高等学校の生徒が高大連携プログラムに参加しました
11月5日、和洋女子大学と高大連携事業協定校である千葉県立千葉女子高等学校の家政科1・2年生79名が、和洋女子大学の「高大連携プログラム」に参加しました。このプログラムは、2019年5月に和洋女子大学と千葉県立千葉女子高等学校が高大連携事業協定を締結して以来、毎年実施しています。参加した高校生が大学レベルの教育や研究に触れ、学習意欲や能力の向上を図るとともに、大学と高校の教育の一層の発展をめざしています。
午前中は、こども発達学科・服飾造形学科・健康栄養学科・家政福祉学科・看護学科の5学科に分かれて講座を開催しました。高校生たちは自身の興味に応じて大学の授業を選択し受講しました。
保育のなかの紙芝居 ―その歴史と子どもと楽しむ演じ方―
日々の保育に欠かせない児童文化財の一つである教育紙芝居の演じ方について、実際の作品と舞台を使って実践的に探究しました。
アパレル業界のICT化について
アパレル業界におけるICT化の現状やアパレルCAD・CAMなどについて学び、実際にPCを利用してスカートの製図を体験しました。
管理栄養士に必要なコミュニケーション能力とは
管理栄養士の仕事に必要なコミュニケーションを円滑に行うためのポイントを、健康栄養学科の学生と交流しながら演習をしました。
社会福祉を学んでみよう!
社会福祉とはいったい何か? その全体像、社会福祉の法制度・サービスについて解説を聴きました。また社会福祉による援助(ソーシャルワーク)について、事例を基に学びました。
赤ちゃん抱っこと身体計測体験


ベビーモデルを用いて乳児の抱っこ体験、乳幼児健診や新生児訪問などで行われる乳児の身体計測を体験しました。受講した高校生たちは自分の体験や意見などを積極的に発言して講座に取り組んでいました。
午後は、プログラム前半に全体行事として「先輩へのインタビュー」を行いました。千葉女子高校 家政科の卒業生である、こども発達学科3年生と服飾造形学科2年生が登壇し、和洋女子大学を進路先として選択した理由や授業の紹介などを話してくれました。授業で制作した作品を高校生に提示して説明する場面では、高校生から大学の授業に関する質問が、たくさん寄せられました。プログラムの後半は、学年を分け、2年生は入試センター長から「大学入試について」の説明を受け、1年生は学内施設の見学を行いました。



最後に受講生全員で2026年度に向けて設置構想中の「AIライフデザイン学部 AIライフデザイン学科(仮称)」や「家政学部 生活環境学科(仮称)」についての説明を受けました。
高大連携プログラムの事後アンケートでは、97%の生徒が講座に対して「満足している」、「まあまあ満足している」と回答しており、このプログラムが今後の学習意欲の向上と進路選択の一助になることが確信できる結果となりました。
<和洋女子大学 高大連携支援室について>
現在、高校と大学の教育を接続していくことをめざした高大連携改革が進行しています。和洋女子大学では、入試改革にとどまらず教育活動や、その内容に関わる改革の重要性を重視し、積極的に高大接続改革に取り組んでいます。今後、大学では、このような高大接続の輪を広げ、近隣高校との高大連携事業や高大接続教育の一層の充実に取り組んでまいりたいと考えます。「高大接続改革の完成形」をめざし、高大連携事業や高大接続教育の拡充を行ってまいります。和洋女子大学 高大連携支援室では和洋女子大学の高大接続改革の理念を具体化する多様な事業や教育を高等学校の皆様と連携・協力しながら創り上げたいと考えています。
高大連携事業等、高校からのご要望をぜひ高大連携支援室にご相談ください。
【お問合せ】
高大連携支援室 TEL:047-371-1249