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トピックス

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「ファッションビジネスの世界」の授業で、栄レース株式会社の坂本政之氏、澤村佳樹氏、河野充利氏にご登壇頂きました

服飾造形学科では、服飾についての感性を磨き、問題解決能力や実践力などを身に着けるため、実技や理論の他にも斬新なカリキュラムを開講しています。その中のひとつ、「ファッションビジネスの世界」(履修時期:1年次、必修科目)では、毎回、ファッション業界で活躍されている方々や卒業生を講師として招き、授業を行っています。担当は伊藤瑞香准教授森本美紀准教授です。

第7回目の11月24日は、栄レース株式会社の坂本政之氏、澤村佳樹氏、河野充利氏をお招きし、対面型式での授業を行いました。

【写真】製造工程について、動画を交えながら解説されている様子

栄レース株式会社は、1958年から自社でリバーレースの生産を開始し、伝統技術を継承し続け、現在ではリバーレースの生産量世界トップメーカーまでに発展させ、その地位を確立されてきました。また、同社では世界で唯一、リバーレースのデザインから企画、製造までを一貫して手掛けており、精巧かつ繊細な技術と高いデザイン力を持つ最高品質のリバーレースは世界トップクラスのオートクチュールメゾンからも熱い支持を受けています。
今回の講義では、栄レースとリバーレースの歩みから、織機の紹介、デザイン構築の過程など詳細にご説明を頂きました。さらに、常に最高品質を維持するための努力や作り手ならではのお話なども交えてお話し頂きました。

【写真】デザイン工程についての解説を聞く学生たち

【写真】貴重なレースサンプルやストールをご用意いただきました

リバーレースは、一度に沢山の繊細な糸を使用することで、複雑な模様が表現でき、立体的かつ繊細で優雅なレースに仕上がります。リバーレースの製造過程で使用されるボビンは薄く、細い糸が取り付けられているのが特徴的。織機1台あたりに約5,000枚のボビンを使用し、人の手で機械に取り付けられます。

【写真】リバーレースの製造時に使用されるボビンを手に取る学生の様子

【写真】多数の貴重な資料に触れるができました

普段は滅多に触れることのできない、貴重なレースサンプルやストールなどの既製品、リバーレースの製造過程で使用されるボビンや織機など多数ご用意頂き、学生たちは沢山の資料を目の前に興味津々で真剣に耳を傾けていました。リバーレースの製造において、あらゆる過程で人の手間が掛けられていることや作り手側の思いなども学ぶことができ、ものづくりへの価値について改めて考え直すとても有意義な時間となりました。

<2023年度講師一覧>
09月29日 A Plus代表 山田晶子氏 →終了(記事はこちらから
10月06日 事業開発研究所株式会社 島田浩司氏 →終了(記事はこちらから
10月13日 元朝日新聞社 高橋牧子氏 →終了(記事はこちらから
10月27日 株式会社島精機製作所 雑賀透氏 →終了(記事はこちらから
11月10日 YKK株式会社 飯塚誠氏 →終了(記事はこちらから
11月17日 ザ・ウールマーク・カンパニー 西沢智裕氏 →終了
11月24日 栄レース株式会社 坂本政之氏 →終了
12月15日 手描きドレスデザイナー 藤井陽介氏 →終了
12月22日 キヤノン株式会社 城田衣氏 →終了
01月19日 株式会社アダストリア 大橋香苗氏 →終了
01月26日 デザイナー 前川千加氏 →終了

服飾造形学科の学びについてはこちらから
服飾造形学科のチバテレ制作による学科紹介動画はこちらから

【2024年度 入試情報】
「総合型選抜Ⅲ期」:2024年2月26日(月)~3月12日(火)出願締切! 詳細はこちらから

【オープンキャンパス・イベント情報】
3月10日(日)「総合型選抜 書類作成講座」:詳細はこちらから
3月24日(日) 高校1・2年生対象「春のオープンキャンパス」:詳細はこちらから
3月26日(火)~27日(水) 「高校生のための『大学での探究』体験講座」:詳細はこちらから

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