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トピックス

服飾造形

「ファッションビジネスの世界」の授業で、YKK株式会社の飯塚誠氏、小谷久典氏にご登壇頂きました

服飾造形学科では、服飾についての感性を磨き、問題解決能力や実践力などを身に着けるため、実技や理論の他にも斬新なカリキュラムを開講しています。
その中のひとつ、「ファッションビジネスの世界」(履修時期:1年次、必修科目)では、毎回、ファッション業界で活躍されている方々や卒業生を講師として招き、授業を行っています。担当は伊藤瑞香准教授森本美紀准教授です。

第5回目の11月10日は、YKK株式会社の飯塚誠氏、小谷久典氏を和洋女子大学にお招きし、講義をして頂きました。

【写真】製品について丁寧に解説してくださっている様子

YKK株式会社は1934年創業以来、約90年にわたりファスナーやスナップ、ボタン、繊維や樹脂製品などの製造販売を展開。時代とともに変化する多様なニーズに応えながら、高品質を維持しつつ、常に日本のものづくりを追求し開発を続けることで業界の先駆者としてその地位を確立されてきました。現在は約72以上の国や地域に事業展開されており、今後もさらなる活躍が期待されています。

【写真】結合した状態の面ファスナーをお互いに引っ張り合ってその強度を体感。一生懸命、引っ張ってもびくとしません!

 

昨年に引き続き、今回の講義でも衣料用から産業用まであらゆる種類のファスナー、スナップ類をご用意頂き、実演を交えながら製品の魅力や特性、用途について余すこと無く解説して頂きました。学生は、普段の作品制作などで目にしている馴染みのあるファスナーであっても、それぞれの仕組みや用途を正しく理解し使い分ける必要性を改めて学ぶことができました。また、学生一人ひとりに優しく声を掛けながら、丁寧に解説して頂いたお陰で、より楽しく理解を深めることができました。

 

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【写真】最初から最後まで楽しくファスナーの機能性を体験することができました

 

講義の中では、YKK株式会社の歴史から最新の製品紹介、さらに環境活動への取り組みと再生資源を用いた商品開発についてもお話しを頂きました。同社は現在、取り組まれているサスティナビリティの更なる強化として、「zip TO zipTM」という廃棄されるファスナーを削減するために部位別に素材を回収、再利用して新たなファスナーに生まれ変わらせる活動を進められています。最近ではアパレルメーカーであるパタゴニアと協業されるなど、様々な企業や顧客との輪を広げており、その先進的な活動が注目されています。

<2023年度講師一覧>
09月29日 A Plus代表 山田晶子氏 →終了(記事はこちらから
10月06日 事業開発研究所株式会社 島田浩司氏 →終了(記事はこちらから
10月13日 元朝日新聞社 高橋牧子氏 →終了(記事はこちらから
10月27日 株式会社島精機製作所 雑賀透氏 →終了(記事はこちらから
11月10日 YKK株式会社 飯塚誠氏 →終了
11月17日 ザ・ウールマーク・カンパニー 西沢智裕氏 →終了
11月24日 栄レース株式会社 坂本政之氏 →終了
12月15日 手描きドレスデザイナー 藤井陽介氏 →終了
12月22日 キャノン株式会社 城田衣氏 →終了
01月19日 株式会社アダストリア 大橋香苗氏 →終了
01月26日 デザイナー 前川千加氏 →終了

服飾造形学科の学びについてはこちらから
服飾造形学科のチバテレ制作による学科紹介動画はこちらから

【2024年度 入試情報】
「一般選抜C日程」:2024年2月2日(金)~2月14日(水)出願締切! 詳細はこちらから
「共通テスト利用選抜Ⅱ期」:2024年2月8日(木)~2月21日(水)出願締切! 詳細はこちらから

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