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日本文学専攻

文学は何のためにあるのか、という問いに対して、万人を納得させる回答はないのでしょう。答えは十人十色でよいし、そもそも、問いかけること自体に意味があるとも言えます。世界が大きく揺れ動く中で、そこに生きることの意味を求め、不変の何かを見つけたいと願うのは、時代を問わず自然なこと。そこに文学の存在理由の一つがあると思われます。研究では、こうした大きな問題意識(「文学は何のためにあるのか」など)と、細かいこと(「この作品のこの語はどういう役割を果たしているか」など)を丁寧に追究し続けることの、両方が大切で、この二つはどこかでつながるはずです。そのことを意識しながら、教員も学生も真理を求める同志として、研究を進めていきたいと考えます。

日本文学専攻では、上代から近現代までの日本文学・日本語に関して、広く深く学び、さらにその特質と未解明の多くの問題について、新しい展望をひらく研究を行うことをめざしています。カリキュラムもそれらに応えられる内容になっています。

授業科目・講義内容

日本文学専攻では、特殊講義と演習の2つから指示に従い、科目を合計30単位以上修得します。各年次における履修の制限等はなく、1年次初めに、指導教員(主指導教員、副指導教員各1名)と相談し、修士論文の作成に向けて必要な科目を把握して、およそ2年間の履修計画をたてます。授業日数は年間30週で、休講があった場合は補講を行ないます。

学修の成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準等

 人文科学研究科の修士課程においては、2年次の8月に英語文学と日本文学の両専攻合同で修士論文中間発表会を開催し、研究の進捗状況ならびに進め方に関して、より多くの教員からの意見を聴き、論文作成に反映させるよう指導しています。論文提出後は3名以上による審査、口頭試問を行い、2月に両専攻合同の修士論文発表会でその成果を示します。審査は、必要に応じて外部の専門家にも依頼し、より高度で公平であることを目指します。修士論文は履修科目に含めず、合否を示します。

【取得学位】  修士(文学)

学位論文に係る評価にあたっての基準

 人文科学研究科では、「学修成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準等」に記載の通り、修士論文をまとめる前に「中間発表会」を行っています。その上で、課程修了予定の1月10日を提出締切として、修士論文の提出を受付けます。提出された修士論文については、「学位論文審査手続き等要領」に従い、以下のとおり論文審査委員会の設置等を行います。

以下、「人文科学研究科学位論文審査手続き等要領」より抜粋。

5 審査委員の選出と論文審査委員会の設置等について 
 和洋女子大学学位規程第8条に基づき、研究科教授会は学位論文1篇ごとに審査委員会を設置する。
(1)指導教員は、12月末日までに学位論文1篇ごとの「学位論文審査委員候補者名」(主査含め3名以上)を教務課に提出し、1月の研究科教授会において承認を得る。
(2)学位論文審査委員会主査は、原則として当該論文の指導教員が当たるものとする。
(3)審査委員に研究科所属の教員以外の者を依頼する場合は、研究科において委嘱を行うものとする。
(4)最終試験に審査委員以外の教員が加わる場合、学位論文審査委員会主査は、その旨を研究科長に申し出し、研究科教授会の承認を得なければならない。

 審査委員会は下記のような審査基準に則り、修士論文審査を行い、「修士論文審査報告書」を研究科長に提出します。

以下、「人文科学研究科学位論文審査手続き等要領」より抜粋。

6 修士論文の審査及び審査基準 
研究科教授会で選出された審査委員が下記の基準によって総合的に審査するものとする。
(1) 学士課程において修得したものをこえて、専攻分野を中心に、さらに広く深い学識が示されていること。
(2) 自らの問題意識で発見した研究テーマについて、それを解明するために有効な研究方法によって考察がなされていること。
(3) 研究のための資料を自ら探索し読みこなして分析し、論理的で整合性のある結論を示して、新しい知見、展望を提示する研究成果をあげていること。

 「修士論文審査会」では論文提出者が、発表(質疑応答含む)を行い、審査委員以外の方々からも、ご意見をいただきます。その後、研究科教授会にて審議を行うこととしています。

以下、「人文科学研究科学位論文審査手続き等要領」より抜粋。

7 論文の審査及び最終試験の実施並びに同結果の報告
(1)和洋女子大学学位規程第9条及び第10条に基づき、審査委員会は、学位論文の審査及び最終試験(論文についての口頭試問)を実施し、「論文審査及び最終試験結果報告書」を、「修士論文発表会」前日までに教務課に提出しなければならない。
(2)2月末日までに「修士論文発表会」を公開で実施し、発表(25分程度)、質疑応答(10分程度)とする。原則として研究科教員は全員出席するものとする。
(3)「修士論文発表会」終了後、臨時研究科教授会を開催し、「論文審査及び最終試験結果報告書」に基づき、修士論文の合否について審議を行う。

修士論文テーマ例

  • 「予母都志許売」考
  • 『源氏物語』「世づく」考
  • 夏目漱石研究―前期三部作の〈女性〉を中心に―
  • イメージする音楽と言葉 ― 賢治作品の音楽に関する表現分析論
  • 近代語彙の日中比較―「自然」を中心に―

取得できる免許状

  • 中学校教諭専修免許状(国語)
  • 高等学校教諭専修免許状(国語)

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