インターンシップレポート_2024
インターンシップ
インターンシップとは、学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行うことです。「社会人として働くことはどういうことか」「自分の適性は何か」などを考えるきっかけとなります。進路支援センターでは、企業との緊密な連携をはかり、充実した就業体験プログラムを実現しています。
インターンシップ実習までの流れ
4月
- インターンシップ講座
5月
- インターンシップ講座
6月
- インターンシップ講座
- インターンシップ合同企業説明会
7月
- インターンシップ講座
7〜9月
- インターンシップ参加
インターンシップ実習先(過去実績)
株式会社アダストリア、株式会社イクスピアリ、市川市役所、公益財団法人市川市文化振興財団、IMSグループ 新松戸中央総合病院、ウエルシア薬局株式会社、SMBC日興証券株式会社、株式会社エム・ソフト、岡三証券株式会社、木更津市役所、株式会社協同工芸社、銀座アスター食品株式会社、京葉ガス株式会社、サンコーインダストリー株式会社、株式会社システムクォート、しのはらプレスサービス株式会社、株式会社ストライプインターナショナル、墨田区役所、住友生命保険相互会社、西洋フード・コンパスグループ株式会社、株式会社ソアーシステム、ダイハツ千葉販売株式会社、千葉県警(市川警察署)、千葉県庁、千葉市役所、千葉トヨタ自動車株式会社、千葉トヨペット株式会社、千葉信用金庫、株式会社ティーエスケー、株式会社図書館流通センター、戸田建設株式会社、トヨタ部品千葉共販株式会社、那須塩原市役所、日本ビューホテル株式会社 成田事業所、ネッツトヨタ千葉株式会社、野村證券株式会社、葉隠勇進株式会社、富士フィルムビジネスイノベーション株式会社、平和産業株式会社、丸三証券株式会社、株式会社三井住友銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、株式会社リエイ、リゾートトラスト株式会社、リフォームスタジオ株式会社
インターンシップレポート
2024年度
医療・小売・調剤薬局業界
日本文学文化学科3年生
インターンシップ先:アイングループ
インターンシップを振り返って
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進路支援センターで、「人の心に寄り添い支える仕事がしたい」と相談をした際、調剤薬局事務の仕事を教えていただきました。それをきっかけに調剤薬局業界に興味を持ち、アイングループのインターンシップへの参加を決意。説明会や施設見学、先輩交流会を通して働き方や環境を学ぶだけでなく、グループワークで「『おひとりさま高齢者』の支援」や「薬局をもっと身近に感じてもらえる取り組み」などの、患者の方や地域への貢献を考えたことが印象に残っています。医療に関する知識はありませんでしたが、必要な情報を協力して調べたり、患者の方の背景を想像しながら意見を交換したりすることで、プロジェクト案を形にできました。全員の話を満遍なく聞くことを意識したため、自分にはなかった考えに触れられ、視野が広がったように感じます。インターンシップを通して、医療事務に求められる「患者の方の心に寄り添う力」を養えました。また、自身も考える立場に身を置くことで、アイングループの薬局で実際に施されている工夫も、多くの人が考えて生み出したものだと実感しました。企業について深く知ることで、私にとって望ましい「人を支える仕事」とはどんな仕事か、イメージがより鮮明になりました。
後輩へのメッセージ
インターンシップは、必ず「得られるもの」があります。企業の雰囲気を体感・比較することで自分の関心や適性を知ることができますし、その会社が本当に自分に合っているのかも確認できます。インターンシップの雰囲気はとても温かいので、構え過ぎずに挑戦しましょう。不安な時は、進路支援センターを頼れば道標を示してくれます。最初の一歩を踏み出せば、その後はどんどん歩を進められるはず。挑戦して多くの学びを得ましょう!
製造物流IT小売業
心理学科 3年生
インターンシップ先:株式会社ニトリ
インターンシップを振り返って
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私は「人の日常の当たり前を支えること」を軸に小売業界に興味を持ち、3年生の8月から株式会社ニトリのインターンシップに5回参加しました。最初のインターンシップでは、店舗開発、店舗運営、商品開発、法人営業の4つの就業体験を通じて、製造物流IT小売業という唯一無二のビジネスモデルを学びました。特に印象に残っているのは、選考を経て参加した選抜型インターンシップ「INNOVATIVEコース」です。このコースでは、現状を否定し成長を遂げてきたニトリの精神を体感し、暮らしの中での不便や不満に注目しました。そのニーズがどのくらいあるのかを根拠に基づいて検証し、使う側の立場に立った商品企画を行いました。私は生活の動作の多さに面倒さを感じていたため、普段の不満が世の中のお客様の暮らしを快適にする基盤となることに気付きました。働く側としてもお客様視点を忘れずに大切にしたいと思います。また、このインターンシップのフィードバックでは、「Nウォーム」や「Nクール」を開発したグローバル商品本部の方から意見をいただき、商品開発や広告宣伝を行う上での大切な視点や考え方を学びました。これらのインターンシップを通じて、ニトリは、一人ひとりが働く目的とそれを達成するためのキャリアプランを持っていること、そして、世界中の人に影響力を与えられること、さらに、63部署100職種があり、配転教育によって様々な経験と視点から成長できるところに魅力を感じました。皆さんも企業のリソースを活用し、自分の目的を達成するために多くの企業のインターンシップに参加してみてください。
後輩へのメッセージ
就職活動で心がけていたのは「とにかくやること」です。私は臆病で人見知りでしたが、行動しなければ何も始まりません。インターンシップも怖かったですが、動かなければずっと怖いままです。臆病な人は思い立ったらすぐ行動しましょう。上手くできなくても大丈夫、その勇気が力になります。辛いことや不安なことがあれば頼ってください。一緒に頑張りましょう!
旅客自動車運送業・サービス業
英語コミュニケーション学科 3年生
インターンシップ先:ビィー・トランセ
ホールディングス株式会社
インターンシップを振り返って
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就職基本講座でビィー・トランセホールディングス株式会社の紹介を受け、「作成したツアーが商品化される」という話を聞き、「旅行を通じてお客様に幸せを届けたい」という想いを持っていた私は、業界について理解を深めるためにも、このインターンシップに参加することを決意しました。5日間のインターンシップは、プラン作成、視察、プランの再考、プレゼンテーションという流れで進行。実際のツアー企画の流れに沿ってツアーを作成する中で理想を実現する難しさを痛感しましたが、皆と協力し、完成させることができました。 特に印象に残っているのは視察の場面。現地の方々から直接お話を伺うことで、地域の課題や魅力を知ることができ、地域活性化の必要性を強く感じました。この経験を通じて、「地域創生」という社会課題に取り組みたいという明確な目標を見つけることができました。インターンシップ参加前は「失敗したらどうしよう」と不安がありました。しかし、実際に参加してみると、社員の方々が温かく接してくださり、失敗すらも受け入れてもらえる環境でした。そのおかげで、失敗を恐れずに挑戦することの大切さを学び、自分の強みや自分らしさを発揮できたことは、大きな自信に繋がりました。
後輩へのメッセージ
就職活動は自己分析を深めることが最も重要だと思います。インターンシップやオープンカンパニーなどに参加し、積極的に行動してみるといいと思います。実際に経験することで視野が広がり、新たな気づきを得られることもあります。最初は不安かもしれませんが、挑戦することで得られるものは想像以上です。自分らしさを見つけ、次の挑戦につなげるきっかけとして、一歩踏み出してみてください。
ホテル・宿泊業界
国際学科 3年生
三日月シーパークホテル安房鴨川
インターンシップを振り返って
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旅行が好きで様々な場所に宿泊するうちに、ホテル業界で働くことに興味を持ちました。「国際文化PBL Ⅲ」の授業のプログラムで千葉県の旅館・ホテルのインターンシップに参加できることを知り、宿泊施設での仕事や接客を実践的に学びたいと思い、参加しました。インターンシップ先は、三日月シーパークホテル安房鴨川。レストラン業務とベル業務を5日間経験しました。レストラン業務では、バイキング会場でお皿のバッシングやテーブルの片付け、終了後の清掃や備品の補充を行いました。ベル業務では、お客様のお迎えや駐車場案内、荷物運びなどを担当。2つの業務を経験する中で、それぞれの仕事の魅力や大変さを知ることができたと同時に、どちらもお客様への心配りが重要であることを学びました。例えば、テーブルの上に空いたお皿があればすぐに下げたり、お子様連れのお客様には子供用の椅子を用意したり、「お客様が何を必要としているのか」を常に考え、動くことが、おもてなしの基本であると実感。また、社員の方々と同じ環境で働く中で、社会人として働くことのイメージが掴めたと思います。インターンシップを通じて、ホテル業界で働くことの楽しさと、責任感やお客様への配慮の大切さを深く理解することができました。この経験を生かし、今後も前向きに努力し続けたいと思っています。
後輩へのメッセージ
実際に社員の方と関わって同じ業務を体験するのは不安だし、少し怖いなと感じてしまうかもしれません。最初は私もそうでした。ですが、HPや説明会だけでは得られない発見がインターンシップにはたくさんあります。少しでも興味を持った企業であれば怖がらず、「とりあえずやってみよう!」という気持ちで頑張ってみてください。
ホテル・宿泊業界
国際学科 3年生
インターンシップ先:満ちてくる心の宿 吉夢
インターンシップを振り返って
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私はインターンシップに向けて3年次の4月から準備をスタート。学内で行われる「就職基本講座」を受講し、自己PRやガクチカの添削だけでなく学内で行われる会社説明会に何度も参加しました。国際学科3年次の必修科目である「国際文化PBL Ⅲ」の千葉県旅館ホテル組合インターンの説明を受けて、ホテル業界に興味を持ち、夏休みに「満ちてくる心の宿 吉夢」のインターンシップに10日間参加。旅館であることで、様々な業務を経験でき、接客も学べるところに魅力を感じました。10日間のインターンシップの中で、チェックイン後のお客様へのお茶出しや、その時に行われていた子ども縁日のお手伝い、チェックアウト後の記念撮影のお声がけなどを行いました。また、朝食バイキングでは、小さい子どもがいる家庭に「おぼん」を乗せて運べるカートのお渡し、夕食会場ではコース料理のセッティングやセルフサービスの水の補充などをしました。この経験を通して、お客様に平等に接するだけでなく、一人ひとりと向き合って丁寧に接客することや、積極的に声をかけて困っている方がいたら迅速に対応するなど、素敵な滞在時間を過ごしてもらえるように、考えて行動することが大切だということを学びました。
後輩へのメッセージ
私はインターンシップに参加したことで、説明会ではわからなかった職場の雰囲気や業務を知り、参加した業界が自分に合っているかなどを確認できました。また、日頃のアルバイトとは異なり、 社会人として必要な知識やマナーなどを学ぶことで「自分自身が成長する」とても良い機会になりました。業種や業界にこだわらず、興味のあることや好きなことを分析して、様々なインターンシップに参加してみてください!
ブライダル業界
服飾造形学科 3年生
インターンシップ先:株式会社ウェディングボックス
インターンシップを振り返って
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私は「お客様の笑顔を直接、目にしたい」という想いと、接客業に興味を持っていたこともあり、自身の一生に一度しかない成人式を素敵なものにするべく誠心誠意、対応してくださった、株式会社ウェディングボックスでのインターンシップに参加を決めました。5日間のインターンシップの中では、企業説明のほか、振袖スタイリストとしてのヒアリングや振袖選びのグループワーク、実際に店舗に立ち接客なども行いました。振袖選びのことだけでなく、お嬢様の趣味や普段の様子などのお話を基に振袖選びのお手伝いをさせて頂きました。こういう振袖が着たいと決まっている方もいれば、迷いのある方もいらっしゃるため、その方に合わせてコミュニケーションをとることの大切さを学び、お嬢様のお喜びだけでなく、ご家族様にもお嬢様の成長した素敵な姿を見て頂くための感動の場に携われることの喜びを感じました。今回の経験を通して、色々な方とコミュニケーションをとることの大切さ、相手のことを思い、どうしたら喜んでもらえるのかを考えることの重要性を感じました。また、自分の軸を見出すことができて新たな発見もあったので、今後の就職活動に活かしていきたいと思います。
後輩へのメッセージ
就職活動は不安なことがたくさんあると思います。だからこそ、早い段階からインターンシップに参加することが重要だと思います。就きたい職種が決まっている人もそうでない人も早い段階からインターンシップに参加することで、自分のやりたいことを見つけ出し、新たな発見を得ることができると思います。自分のペースで焦らずに少しでも興味を持った企業のインターンシップに参加してみてください。頑張ってください!
給食委託・サービス業
健康栄養学科 3年生
インターンシップ先:株式会社LEOC
インターンシップを振り返って
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3年次の4月に就職基本講座、6月に学内企業合同説明会に参加。そこで、委託給食会社は様々な業態にチャレンジできることを知りました。さらには、臨地実習(栄養士の現場)で社員食堂を経験し、利用者の方々を目の前にして対応する中で、委託給食会社を強く志望するようになりました。様々な委託給食会社を調べるうちに、管理栄養士として幅広い業態があり、様々な分野で活躍できると感じた会社が株式会社LEOC。インターンシップでは委託給食会社の説明や株式会社LEOCの特徴や強み、キャリアや可能性について聞いた後、事業所の特徴やバランスを見て献立を考えるというグループワークを行いました。最適なメニューの考案をするためには、各事業所の年齢層、男女比、特徴を知ること、さらに初対面の人とグループワークを行うためコミュニケーション能力が大切であるということを実感。その後、会社訪問や面談に参加し、より深く各業態の特徴を知ることができました。インターンシップや会社訪問を通して、株式会社LEOCは業態間の壁がなく様々な経験をすることができ幅広い分野でキャリアアップが可能であるということ、社会情勢に影響されにくいという点に魅力を感じ、就職先を決めるためにとても参考になりました。
後輩へのメッセージ
インターンシップに参加する前、選考を受ける時など不安なことが沢山あるかと思います。早い時期から説明会やインターンシップに参加することで就職活動をしやすくなり、自分自身の成長にも繋がると思います。また、インターンシップに参加することで就職活動の方向性を決められるようになると思います。参加せずに後悔するより、何事にも率先して参加することが良いと思います。応援しています!
総合ファイナンス業界
家政福祉学科 3年生
インターンシップ先:三井住友トラスト•パナソニックファイナンス
インターンシップを振り返って
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まだ、明確にめざしたい業界が決まっていなかった為、とにかく、多くの業界について知り、自分が働きたいと思える業界や企業を選択しようと思っていました。三井住友トラスト・パナソニックファイナンスのことは、学内の企業説明会で知りました。リース業界については全く知識がなかったのですが、企業の方が短い時間にわかりやすく説明してくださったので、ぜひ、インターンシップに参加してみよう! と思えました。インターンシップは、オンラインと対面の両方に参加。対面でのインターンシップでは、業界のことや会社のこと、実践ワーク、社員の方との座談会、選考についての説明などがあり、実践ワークでは、グループに分かれて、出された事例からお客様や企業に対して提案できるサービスを考え、発表しました。初対面の方と取り組むという不安はありましたが、それぞれが大学で今まで学んで身につけてきた知識を活かして考えることができ、想像以上に楽しかったです。今回のインターンシップを通して、業界や企業についてはもちろん、実際に企業に足を運んだことで企業の雰囲気を知ることができました。これからも企業に足を運んで自分に合った業界や企業を見つけられるよう、今後の就職活動も頑張っていきたいと思います。
後輩へのメッセージ
就職活動を始めた頃の私のように、やりたいことが決まっていない方や業界や企業を迷われている方こそ、多くの業界や企業のインターンシップに参加して、企業の雰囲気や社員の方の人柄などを見ることが大切だと思います。最初は何をしたらいいか分からない状態だと思いますが、少しでも興味を持った企業があればとにかくインターンシップなどに参加してみると良いと思います。頑張ってください!
総合病院
看護学科 3年生
インターンシップ先:東京歯科大学 市川総合病院
インターンシップを振り返って
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3年次の6月下旬に学外での合同病院説明会に参加した際に、高度先進医療を提供し、地域密着型の2次救急病院である東京歯科大学市川総合病院のブースで説明を聞きました。また、進路支援センター開催の「内定者報告会」で実際に就職活動を行った先輩から直接、病院の魅力も教えてもらいました。大学の実習先病院でもあり、病院の雰囲気やパートナー・ナーシング・システム(PNS)について関心もあり、もっと、この病院の事を知りたいと思い、「夏のインターンシップ」に参加。当日は、循環器内科の病棟で看護体験を行いました。「自分に合った病院かどうかを判断する」ため、実習感覚ではなく、「病院に入職し、先輩方と毎日一緒に働くこと」を意識しながら参加しました。看護師同士や他職種スタッフ間のコミュニケーションがとれていることや、一番関心があった、NSでの看護体制を実際に見学することもできました。先輩看護師と協力して患者の方を受け持つことで看護師・患者の方の双方に安心・安全な看護を提供することができる点に魅力を感じました。病院外への学びの場への支援、病院内専門図書館など手厚い教育制度や充実した福利厚生についても知り、実際に働く環境やキャリアアップへのイメージをたてることができました。
後輩へのメッセージ
インターンシップや説明会は早めに、なるべく多く参加して、病院研究を進めましょう。病院の特徴をしっかり把握したうえで、実習では関わることの無い病棟などに見学希望をしてみてください。パンフレットやホームページなどからは知ることができない、患者の方と看護師、他職種の方の動き、看護師間の雰囲気など知ることができます。気になる病院があったら積極的に参加してくださいね。