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国際学科の「卒業論文発表会・PBLⅢ報告会」を開催しました
国際学部 国際社会専攻(現 国際学科)では毎年、卒業論文発表会を開催しています。今年度からは「国際文化PBLⅢ」の活動報告も兼ねて、3年生も発表に参加しました。国際文化PBLⅢの報告会では、京成電鉄(オリジナルパスケース、京成線ワンデーパス)、TITL(梅ジャム作り、ピーナッツバター試作、浅草観光ツアー)、亀山温泉ホテルなどのプロジェクトや、学生個人が参加したインターン活動などについて、各ゼミ・プロジェクトの代表者が発表を行いました。

【写真】藤丸麻紀教授によるあいさつで開会

【写真】PBLプロジェクトについて報告します

【写真】自身が参加したインターンについて報告

【写真】様々なPBLに取り組んでいます
それぞれの発表では、インターンを通じて自分が学んだこと、成長したこと、反省点、今後の生活に活かしたいことなどが報告されました。この授業で得た経験は、これからの就職活動やその先の人生において大いに発揮されるはずです。
続いて、4年生の卒業論文発表会では、各ゼミの代表者6名がそれぞれの卒業論文の要旨を発表しました。熱海市における廃業旅館の跡地活用、韓国アイドルのマーケティング戦略、韓国ミュージカルのグローバル化、日本人の宗教信仰、国交正常化以降の日中関係と相互イメージ、広告の変化と展望など、様々なテーマがありました。各々の問題意識に基づき、文献調査、土地利用調査、韓国留学経験を活かした実地報告、アンケート調査などの分析方法が用いられ、大学生活の学びの集大成となる労作が集まりました。

【写真】研究の問題意識について説明しています

【写真】熱海のリゾートマンションの広告を類型化しています
<各研究室の卒業論文テーマ>
金丸裕志教授ゼミ
・韓国アイドルのマーケティング戦略
・時代変化によるブライダルの在り方
・フードロスについて
杉浦功一教授ゼミ
・国交正常化以降の日中関係と変化する相互イメージ
・日本の女性の社会進出 ―北欧諸国に学ぶ女性支援
・環境問題と持続可能な食
里正明伍教授ゼミ
・韓国ポップカルチャーのグローバル化について 〜韓国ミュージカルを中心に〜
・K-POPの世界展開における歴史的背景と音楽市場の現状
・共通語のポリティックス 〜英語を中心に〜
秦泉寺友紀教授ゼミ
・女性の貧困問題 ―コロナ禍における非正規雇用女性―
・今、在日はアイデンティティをどう構成するのか
・日本人は宗教を信仰しているのか ―神道・仏教・アニミズム信仰の実例から―
藤丸麻紀教授ゼミ
・広告のこれから
・観光と地域活性化
・ポップカルチャーと日本の観光
板垣武尊助教ゼミ
・岡山県矢掛町におけるアルベルゴ・ディフーゾの現状と問題点
・熱海市における廃業旅館の跡地活用と展望
・日本人観光客の旅行記におけるアウシュヴィッツへのまなざし