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英語 大学院

「大学院での学びや経験を活かして、憧れの図書館司書に!」英語コミュニケーション学科の卒業生にインタビュー!

田中 佑委さん
出身高校:千葉県立千葉女子高等学校
受験した入試制度:大学入学共通テスト利用選抜
勤務先:江戸川区立小松川図書館(図書館運営企業の株式会社ヴィアックスに所属)

―― 進学先として、和洋女子大学「英語コミュニケーション学科」を選んだ理由を教えてください!
もともと女子高校の出身で、女子大学への進学を志望していたので、家からも通いやすく、穏やかな雰囲気の中で学べる和洋女子大学に入学を決めました。英語コミュニケーション学科に決めた理由は、英米文学から英会話、言語学に至るまで、英語や言語について幅広く学べる学科のカリキュラムに魅力を感じたからです。

―― 進学先として、和洋女子大学大学院を選んだ理由を教えてください
大学院に進学を決めた理由は、英語コミュニケーション学科の3年次に、内田翔大准教授の授業「ことばと社会」を履修したことがきっかけでした。ことばの不思議や言語に関する実験例を通して、「言語学という学問の奥深さや楽しさ」を学び、大学院(英語文学専攻)で研究したいという意欲が湧きました。大学院への進学か、就職するかを悩んでいた当時はコロナ禍で、同学年の友達が旅行関係や英語関係など、希望の職業に就くことができない情勢を見て、「大学院で学んだ研究内容や授業を活かして社会人になりたい!」と思ったこともきっかけです。

【写真】大学院卒業時、内田准教授と記念撮影!

【写真】思い出の大学院のデスク

―― 和洋女子大学大学院(英語文学専攻)での研究内容を教えてください
大学院での研究テーマは、「大人の第二言語習得」や、「英語の発音指導」です。日本人の成人を対象に、発音の実験を行いました。最初に音声認識システムを用いて発音実験を行い、次にスコアの低かった発音を練習する発音指導を挟んで、最後に1回目の発音実験と同じ実験を行い、スコアに変化があったのかを比べる研究を行いました。この実験によって、成人の日本人が苦手な発音を調べることができ、実験での発音指導を通して、短期間でも発音が改善されるものと、されないものがあることが分かりました。

―― 大学生活で特に思い出に残っている出来事はありますか?
大学院での2年間が特に印象的でした。大学院の授業は学生自身が主体となる科目が多く、難しくやりがいのある課題に対して、同期や社会人の大学院生と日々ディスカッションを交え、大学院生の研究室で取り組んでいました。大学の授業のアシスタント(TA)や休み時間などで、他の大学院生や学部の後輩たち、先生方や職員の方々と交流することができたのも大切な思い出です。TAや授業を通して出逢った後輩たちと仲良くなり、今でも一緒に遊んだり、卒業後もたまに大学へ遊びに行き、後輩たちと話したりします。
 

【写真】グローバルラウンジの七夕イベントで、内田准教授(右写真)や学科の職員と記念撮影!

―― 英語コミュニケーション学科の「推しポイント」は何ですか?
学部生の頃から大学院生まで、お世話になった先生方一人ひとりに思い出がありすぎて書ききれませんが、どんな時でも先生方が暖かく見守ってくださったことが思い出です。日常の授業内容の質問や、研究面でも様々な視点から、真摯にご指導してくださいました。特に、指導教員の内田准教授とは、研究の話だけではなく、TAのことや日常の雑談など、様々な話をしたのが印象的です。本当に内田准教授にはたくさんお世話になり、心が挫けそうになった場面で励ましてくださったり、常に支えていただきました。今、思い返してみると、特別な行事だけではなく、周りの人との交流が毎日刺激的で、楽しくて、とても充実した大学生活だったと思います。

―― 現在の仕事、「図書館司書」をめざした理由を教えてください
中学生の頃、図書委員長を務めていた時に、学校の司書教諭に「司書に向いている」と言われたことがきっかけです。大学1年次に、和洋女子大学で司書課程の資格を取れることを知り、興味本位で司書の資格を取りました。就職先を考えていた際に、図書館司書は、もともと憧れていた職業の1つだったので、思い切って応募をして、現在の図書館で働くことになりました。

―― 英語コミュニケーション学科での学びが、図書館司書の仕事に活かされていると感じる場面はありますか?
当初、図書館司書は英語を使う機会は少ないかもと思っていたのですが、いざ働いてみると外国人の方向けに、図書館の利用案内を説明することも多いです。その際に、英語コミュニケーション学科の授業で学んだ、日常会話やビジネス英語でのやり取りなどのコミュニケーションスキルが役に立ちました! また、利用者の方が読みたい本を探す時、様々な検索をかけて本を探すのですが、これも研究論文を探す時に、様々な単語で検索をかけて内容を絞る作業と似ていたので、大学院での日常生活が職場でも活かされていると実感しました。

―― 将来の夢や、なりたい人物像について教えてください

【写真】ウクレレを演奏する田中さん

将来の夢は、博士課程に進学して、もっと深く言語学や、英語の発音について学ぶことです。できることなら生涯ずっと学生でいたい! と思うくらい、大学院生時代が充実していて、本当に楽しかったです。なりたい人物像は、「どんな時でも朗らかで優しくスマートな人」です。そして、好きなことを思いっきりできる人にもなりたいです。自分の気持ちを大切にして、決断していけるような大人になりたいですね。

―― 最後に、これから進学を考えている高校生や、学科の後輩にメッセージをお願いします!
もし、今、自分の中で「これをやりたい!」という夢や目標があったら、まずは思い切って挑戦してみてください。たくさん悩んで、失敗しても大丈夫です。友達や先生方が、必ず皆さんの夢や目標を応援して、支えてくださると思います。英語が苦手だなと思っている方も、得意だなと思っている方も、英語コミュニケーション学科での学びを通して、英語をより深く知って、好きになってくださったら嬉しいなと思います。皆さんの大切な夢が叶いますように、心から応援しています。素敵な大学生活をぜひ、楽しんでくださいね!

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