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大学院へ進学して家庭科教員をめざす、家政福祉学科4年生にインタビュー!
渡邉 菜奈湖さん
家政福祉学科 家政福祉コース4年(※取材時)
出身高校:千葉県 私立拓拓殖大学紅陵高等学校
――大学院進学を決めた理由を教えてください
高校生の時から「家庭科の教員になりたい!」という夢があり、和洋女子大学の家政福祉学科に進学し、教職課程を選択しました。教職課程を履修したことで、同じ志を持った仲間と共に、教育実習などの大変なことも楽しんで乗り越えることができました。気の合う友人とも出会うことができたので、教職課程を履修して本当によかったと思っています。教員になるための実践活動や、知識をより深めたいと思い、和洋女子大学大学院 総合生活研究科へ進学することを決めました。
――家政福祉学科の学びを通して、成長できたと感じることはありましたか?
家政福祉学科での学びを通して、何事に対しても自ら挑戦することができるようになりました。家政福祉学科では、家庭科に関する内容を幅広く学ぶことができるので、大学で初めて学ぶことが多くありました。新しく学んだことが自分の知識となることがとても楽しく、これまで経験したことの無いようなことも、自ら飛び込み、「何事も楽しみながら取り組んでいこう」と思えるようになりました。
――教職課程を受けた中で印象に残っている講義やガイダンスはありましたか
「家庭科教育法I」の授業がとても印象に残っています。この授業は模擬授業を行ったり、逆に私が生徒役となって模擬授業を受けたりします。どのように説明をしたら生徒に伝わりやすいかを考えて、「自分で授業を作ること」が、とても楽しく、やりがいも感じられたので、とても印象に残っています。
――実際に、実習や教職課程を経験して、履修前や体験前とのギャップがありましたか? また、刺激を受けたことなどはありましたか?
教育実習に行き、同じ内容の授業でも、クラスが違えば、そのクラスに合わせた授業を行うことが求められるということを学びました。教育実習に行く前までは、同じ内容の授業を行うときは、同じことを繰り返したらいいんだと思っていましたが、そうではなく、生徒一人ひとりの性格をよく理解し、クラスごとの「世界に一つだけの授業」を作っていくことが必要だと気がつきました。
――教職教育支援センターのサポートで役立ったことはありますか?
教職教育支援センターでは主に、教育課程に必要な手続きや、資料を提出する際にお世話になりました。他には、教職課程の履修に関する相談や、昨年から行なっている「ちば!教職たまごプロジェクト」という学外研修の紹介もしていただきました。困ったときに教職教育支援センターの先生や職員の方に相談すると、いつも優しく対応してくださるので、とても安心して教職課程を進めることができました。
――理想の教員像を教えてください
生徒と同じ目線に立ち、ともに成長できる教員になりたいです。家庭科は、時代によって指導方法や指導内容が変化していくため、その時代の子どもたちに合った授業を行っていけるように、日々、勉強を行い、生徒理解に努めていきたいです。授業以外でも、日頃の学校生活の中で生徒の体調や、変化を観察してコミュニケーションを大切にしていけるような先生になりたいと思っています。
――最後に、教員や大学院進学をめざす、後輩や高校生へメッセージをお願いします
中学校や高校で、これまで学んできたことや経験してきたことは、決して無駄にはならず、必ず将来へと繋がります。教員をめざしていて、現在、学校に通っている人は、学校の先生の「いいな」と思うところや、マネしたいところを見つけておくと、教員をめざす上で糧になると思います。大学院をめざしている人は、大学での学びが基礎となり、大学院へと繋がっていくので、大学での学びを大切にしてほしいです。目標を高く持って、頑張ってください! 皆さんの夢を応援しています。
家政福祉学科では、家庭科教諭、社会福祉士、保育士の取得をめざす学生たちを応援しています。
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