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健康栄養

健康栄養学科の原光彦教授が「小児生活習慣病予防健診」の件で自見はなこ大臣政務官と面談しました

健康栄養学科の原光彦教授は、1987年から小児成人病検診(現在は「小児生活習慣病予防健診」)に携わってきました。日本では小児生活習慣病予防健診が十分に普及していないため、原教授は東京都予防医学協会と共同で、新しい包括的な小児生活習慣病予防健診システムを考案。2019年に杉並区の小児生活習慣病予防健診に導入するとともに、小児生活習慣病予防健診が法定化されるための様々な活動を行っています。

【写真】自見はなこ大臣政務官と原教授

3月13日、成育基本法に謳われている、「成育家庭にある者の心身の健やかな成育が図られること」を実現するため、原教授は自見はなこ大臣政務官からの招集を受け、小児生活習慣病予防健診の現状と今後の課題を説明するため、内閣府に伺いました。

自見はなこ大臣は、この問題に強い関心を示され、日本の子どもたちの健康の維持増進とヘルスリテラシーの向上のために共に力を合わせてくださることになり、今後の小児生活習慣病予防健診の普及や標準化にとって大きな希望が持てる面談になりました。

<小児生活習慣病予防健診の目的と背景>
小児生活習慣病予防健診は、心疾患や糖尿病などの生活習慣病の一次予防(生活習慣病にならない様に生活習慣を整えること)と二次予防(生活習慣病の早期発見早期治療)及び健康教育を目的として、日本各地で行われています。日本では、2型糖尿病やそれが強く疑われる患者数が増加し、大腸がんや乳がん、子宮体がんなどの、肥満関連がんも増加しており、生活習慣病予防は極めて重要な問題です。しかし、小児生活習慣病予防健診は、小児腎臓検診や小児心臓病検診の様な、法律で定められた検診ではないため、まだ十分に普及しておらず、方法や結果の解釈も不統一で、まだ改善の余地がある状況です。

過去の記事は以下からご覧いただけます。
健康栄養学科の原光彦教授の共著『肥満症診療ガイドライン2022』が刊行されました
健康栄養学科の原光彦教授が編集・執筆した「2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン」が公開されました

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