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投稿者:
kodomo
2020/11/11 9:44
こども発達学科の上村明助教が指導教員を担当する「こども発達学ゼミⅠ」は、3年次の後期を対象とする授業です。この授業は、身近な興味・関心事からゼミ活動を企画・運営し、一連の活動を通して、スポーツや健康に関する知識や理解を深めていきます。また、解釈の多様性、文献や資料の読み取り、討論するための方法について実践形式で学んでいきます。
10月16日の授業では、ダブルダッチを題材に「教材研究:運動遊びのプログラミング」に必要な考え方(運動発達とレディネス)について、体験を通して学びました。

【写真】ダブルダッチの練習の様子
運動発達や獲得する技能の順に、1本の縄遊びからはじめ、長縄跳びの基本(かぶりなわ、むかえなわ)、そして縄を2本に増やしダブルダッチに挑戦しました。少しずつ段階をあげて遊びを展開することで、最後には難関とされるダブルダッチも形にすることができました。
<上村助教からのコメント>
新たな運動技能を獲得するためには、【レディネス:前提条件】が重要です。運動発達を理解し【レディネス:前提条件】を意識したプログラミングを行えば、子どもはもちろん大人であっても、スムーズに新たな運動技能を獲得することができます。
今回のゼミでは、全員が初めてダブルダッチに挑戦し、体験を通してレディネスの重要性について学びました。はじめる前は「今回の授業だけで出来るようになる気がしない…」と言っていた7名ですが、子どもの運動発達の順に合わせて縄遊びを展開し、丁寧にレディネスを確認していくことで、開始60分後には全員がダブルダッチの技能を獲得しました。
今回の体験を保育実践に活かして欲しいと願っています。
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