沼田英莉さん
日本文学文化学科 日本文学専攻4年生（※取材時）
出身高校：茨城県立土浦第一高等学校
茨城県教育委員会 採用

――採用試験合格の秘訣になったこと、為になった学内での講義やガイダンス、実習について教えてください
大学で開講された教員採用試験対策講座（特に二次）への参加が教員採用試験の合格への決め手だったと思います。茨城県の教育委員会を受ける予定だったので、一次の対策講座にはあまり出席しなかったのですが、二次の対策講座では面接練習や集団討論があったため、よく参加しました。茨城県の二次試験情報をプリントで貰うこともできたため、試験対策がしやすかったですし、また、自己申告シートも先生と一緒に考えることができたので、対策講座への参加は本当に自分にとって為になったと思います。

――実際に教職課程や教育実習を経験してきて、履修前や体験前とのギャップはありましたか？
実際に授業を行うということは、生徒の反応やその場の流れに臨機応変に対応しなければならないため、想像以上に難しいものだという事を実感ました。個人的には『道徳』の授業が非常に難しいと思いました。指導案の作成から実際の授業、その授業後の反省まで、ひたすらずっと悩み続けました。明確な答えはまだ、みつけられていませんが、この先も悩みながら教えていくような気がします。

――どんな先生になりたいですか？
私は大学で学ぶ中で「一生モノの資格が欲しい！」思い、教員になることをめざしました。和洋女子大学での4年間で、同じ目標を持つ友人と励まし合いながら勉強したり遊んだり、日々を楽しく過ごす能力が身についたと実感しています。将来は、子どもたちの話をしっかり聞いて、理不尽に怒るようなことはしない教師になりたいと思っています。

――最後に、教員をめざす後輩や日本文学文化学科への進学を考えている高校生へメッセージをお願いします
何事も自分が考えているほど「悪くはない」です。投げ出さず継続して勉強していれば、絶対に大丈夫です！

●国語科教諭の教員採用試験に合格した6名と、菱田隆昭教授と大塚千紗子准教授との報告会の様子はこちらから

和洋女子大学 日本文学文化学科は次の3つの専攻から成り立っています
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