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学生たちの学修成果を収めた冊子『相州兵乱記 現代語訳×歴史散歩マップ』刊行!

和洋女子大学 日本文学文化学科での学びの成果を結集させた冊子『相州兵乱記(「小弓義明ト合戦ノ事」)現代語訳×国府台歴史散歩マップ』が、学生たちの手によって刊行されました。

【写真】ブックデザインやイラストも、学生たちが手がけました。A5判なので、散策の折に携帯し、随時参照するにも便利なサイズです

 

これは、日本文学文化学科の二つの授業、「日本語の表現I」(梅山聡准教授担当)と「表現特殊演習I」(小野真嗣准教授)が連携して実施した、地域社会参画のための「課題解決型学習(PBL=Project Based Learning)」での成果をまとめたものです。

和洋女子大学の所在地である市川市国府台を舞台に、戦国時代に起きた「第一次国府台合戦」の模様を語る軍記物語『相州兵乱記』(作者、成立年代とも未詳)の一部を現代語訳し、さらに古墳から寺社、近代文学ゆかりの建造物まで、国府台付近の20の史蹟を探訪するのに便利な「国府台周辺 歴史散歩マップ」もつくりました。『相州兵乱記』現代語訳は、小学生にも分かりやすく、楽しんで読んでもらえるように訳文を工夫し、また適宜、イラストも入れています。自らが生活する地域の歴史に、楽しみながら触れることのできる読み物をめざしました。「歴史散歩マップ」には、史蹟ごとの解説と写真も付されており、国府台の土地に眠る過去の記憶を呼び起こしながら、散策を楽しんでいただけるはずです。

【写真】冊子の中身は、このような感じになっています。挿絵や写真をふんだんに取り入れ、視覚的な伝わりやすさにも気を配りました

 

和洋女子大学 日本文学文化学科では、大学での日々の学びを教室内に留めず、広く社会へと向けて発信し、地域のさまざまなアクター(住民の方々、公的機関、企業など)との双方向のコミュニケーションへと繋げることを重視しています。この冊子も、近隣地域の小中学生の地域史学習やシヴィック・プライド醸成に資する目的で作成されました。今後も引き続き、地域図書館(市川駅南口図書館など)との連携企画、地域に開かれた学生作品展の開催、「日常記憶地図 市川編」ワークショップ運営、文学フリーマーケットやデザインフェスタでの学生成果物の展示販売などを行なっていく予定です。

この冊子は、和洋女子大学教育振興助成「文学と芸術を通じた地域社会参画型表現教育プログラム(SEREAL)」の活動の一環として刊行されました。この冊子をご希望の方は、和洋女子大学 人文学研究室(Tel:047-371-1357、mail:bunka@wayo.ac.jp)までご連絡ください。

和洋女子大学 日本文学文化学科は次の3つの専攻から成り立っています
日本文学専攻の学びについてはこちらから
書道専攻の学びについてはこちらから
文化芸術専攻の学びについてはこちらから
千葉テレビで放送された、日本文学文化学科の紹介動画はこちらから

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