清宮有樹子さん
こども発達学科4年（※取材時）
出身高校：千葉県立千葉北高等学校
内定先：オイスカバンコク日本語幼稚園
受験した入試制度：総合型選抜

――和洋女子大学のこども発達学科に入学を決めた理由を教えてください
オープンキャンパスや大学祭に参加している先輩たちの活き活きとした姿を見て、「素敵だな。私もこんな風になりたい！」と思ったのが入学を決めたきっかけです。また、和洋女子大学に入学したら、イベントやボランティア活動に参加したり、海外に留学したり、自分のやりたいことに向かって成長できると思えたからです。

――様々な活動に参加され、活躍されましたが、印象に残っている活動は？
大学2年生の時の里見祭（大学祭）実行委員の活動が一番印象に残っています。コロナ禍のため、なかなか集まることや学校に行くことができない中で、オンラインでの開催に向けて活動しました。大変なことや面倒に思ってしまうこともありましたが、やり遂げられた達成感の方が強く、楽しかった思い出として、とても印象に残っています。

――タイの幼稚園に内定が決まったそうですが、日本ではなく、海外で就職しようと思った理由を教えてください
高校生の時、オーストラリアに短期留学し、海外の生活や環境、文化などの違いに興味を持ったことがきっかけです。大学で保育や幼児教育について学んでいくうちに、「実際に海外の保育現場で、幼児教育を経験したり学んだりしたい！」と思うようになりました。内定をいただいたオイスカバンク日本語幼稚園は、園庭にお山や小川がある緑が豊かな園。自然を身近に感じながら子どもたちがのびのびと笑顔で過ごしている雰囲気に魅力を感じ、就職を決めました。

――どのように就職活動をしましたか？
まず、海外の幼稚園や保育所専門の求人を探しました。気になる就職先の求人票やホームページの見方が難しい部分は、進路支援センターの方と一緒に見て、必要書類の確認や、意見をいただいたり。和洋女子大学にきている海外の幼稚園の求人も紹介していただきました。しかし、求人票だけでは分からない部分が多くあったため、園にメールで直接、「まだ幼稚園教諭や保育士の募集をしているか」「Zoomなどで見学などできるか」と聞いたりしました。海外の幼稚園は、新卒での採用を行っていない園が多く、返信が返ってこないこともありましたが、内定をいただいた幼稚園の園長先生は、日本の幼稚園でも園長をされている方だったので、対面で面接をしていただくことができ、約1週間後にメールで採用の連絡をいただきました。採用が決まった後も、「転出届はどうすべきか」、「何を持っていくと良いのか」など、進路支援センターの方には、たくさんお世話になりました。

――内定が決まった時の感想を教えてください
「とても嬉しい！ でも不安！！」でした。未だに不安はありますが、これから自分が、どのような保育をしていけるか、ワクワクする気持ちの方が大きいです。自分で「海外で保育がしたい」と家族や周りの人々には言葉にして伝えてきたので、決まった時には「おめでとう」「すごいじゃん！」など一緒にたくさん喜んでもらえたことも嬉しかったです。

――今後の目標や夢を教えてください
4年間大学で学んできたことを活かし、先生や保育者として、子どもや保護者と関わっていきたいと思っています。これからの夢は、色々な国の保育を知り、経験して学んでいくことです。

――今後、海外での就職を検討する後輩のために、メッセージをお願いします
私は、自分の夢や、やりたいことを言葉にしていたら、本当に実現できました。「難しくない？」「本当にできるの？」と思うことでも、自分の想いを大切にすると良い結果が出るものだと思います！ 和洋女子大学には、進路支援センターという、進路に向けての相談や私たちの話を聞いてくれる頼れる場所があるので、進路支援センターを存分に利用してみるのもオススメです。

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