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大学院

「仕事や家庭があっても、何歳からでもスタートできる!」英語文学専攻 修士課程の大学院生にインタビュー!

堀 由紀さん
和洋女子大学大学院 人文科学研究科
英語文学専攻 修士課程(※取材時)

――研究テーマを教えてください
英語科と国語科の連携を視野に入れたローマ字指導について研究しています。

――和洋女子大学大学院に進学を決めた理由やきっかけを教えてください
恵泉女学園短期大学の英文科を卒業後、社会人を経験し、2002年から児童英語講師として子ども達に英語を教えはじめました。その頃、児童英語の勉強会で知り合った和洋女子大学大学院に通う友人の紹介で、拝田清教授の授業を聴講する機会がありました。拝田教授の授業は、大変わかりやすく、「知識も経験も大変豊富な拝田教授の下で学びたい」「これまでの経験を通して感じてきたことを、もっと深めてみたい」と思い、2021年に和洋女子大学 英語コミュニケーション学科の科目等履修生として「英語科教育論Ⅰ」を受講することを決めました。同時に大学院の聴講生として、「英語科教育法特殊研究」の授業を受講。翌年に、大学院 英語文学専攻の科目等履修生として、「英語言語学特殊講義1&2」の授業を受講しました。その後、大学院入学資格審査を受け、2023年4月から、大学院 修士課程の学生となりました。

科目等履修生:社会人等の学習機会の拡充を目的とし、生涯学習の一環として本大学の授業科目の履修を認め、試験等に合格した場合に正規の単位を授与する制度です。1科目からの受講ができます。興味のある科目をもう一度勉強したい方や働きながらの受講も可能です。

――入学してから8カ月ほど経ちましたが、大学院生活はいかがですか?
大学院の生活はとても楽しいです。時間管理がこれまで以上に必要となり、大変な面も、もちろんありますが、何歳になっても「新しいことを知る」ということは、とても楽しいですね。また、修士課程には、若い方3名と社会人を経験してから入学した方が3名おり、バックグラウンドもさまざまで大変刺激があります。世間話から研究の話まで、とても和気あいあいとした雰囲気で、毎週、皆さんに会えることを楽しみにしています。

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――こども英語教室を運営をされているそうですが、仕事と学業を両立するコツを教えてください

私が運営するこども英語教室では、火曜日から土曜日まで、15時から20時半までレッスンがあり、3歳から15歳の子供たちが通ってきてくれています。また、娘が2人おり、娘たちの学校の予定なども入るので、大学院の課題には早めに取り組んで、突発的なことが起きても対応できるように心がけています。

――今後の目標を教えてください
英単語の読み書きで困っている子どもたちが、ローマ字を学ぶことで読み書きの助けになるように研究を進めていきたいです。

――大学院進学を検討している方へメッセージをお願いします
仕事や家庭があっても、何歳からでもスタートできると実感しています。学ぶことは自分の人生を豊かにすること。さらに、研究したことが世の中に何か還元できるかもしれないと思うと、やりがいも夢もあります! 「やってみたい!」と思った時が始め時だと思います!

<拝田教授からのコメント>
堀さんは短大卒業であったため、個別資格審査を経て大学院に入学しましたが、その後の活躍は目覚ましく、全国レベルの学会でのシンポジウムに話題提供者として参加したり、英語教育の専門雑誌に依頼原稿を執筆したり、書評を頼まれて掲載されたりしています。後に続く方たちの素晴らしいロールモデルとなっており、今後の研究の進展が楽しみです。

大学院入試Ⅱ期の出願は、2024年2 月13日(火)~21日(水)です。
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