和洋女子大学から皆さんへ「みんなとネットで自分磨き」

和洋女子大学から皆さんへ「みんなとネットで自分磨き」

大学での授業が始まる前に、教員から学生の皆さんへのメッセージです。

#01 学長 岸田宏司#02 副学長 金丸裕志#03 人文学部長 池田幸恭#04 看護学部長 刀根洋子#05 国際学部長 里正明伍#06 家政学部長 庄司妃佐#07 副学長・和洋女子大学大学院長 金子健彦#08 和洋女子大学大学院 総合生活研究科長 柳澤幸江#09 日本文学文化学科長 井上清徳#10 心理学科長 小沢哲史#11 こども発達学科長 矢藤誠慈郎#12 英語コミュニケーション学科長 河内山有佐#13 看護学科長 中澤明美#14 国際学科長 藤丸麻紀#15 家政福祉学科長 髙木憲司#16 服飾造形学科長 伊藤瑞香#17 健康栄養学科長 本三保子#18 和洋女子大学大学院 総合生活研究科専攻主任 佐藤宏子#19 和洋女子大学大学院 人文科学研究科 日本文学専攻主任 佐藤勝明#20 図書館長(文化資料館長) 岡本文子#21 和洋女子大学大学院 人文科学研究科長 拝田清#22 企画部門長 藤澤由美子

企画部門長 藤澤由美子

専門:栄養教育、食育、栄養学



#22『Smile again -笑顔で食事を-』
Stay home、新しい生活様式に加え、withコロナ、新しい日常をめざす段階になりました。あたりまえに思っていたこと、便利にしていたものの見直しが必要になり、現在は様々な自粛の副作用が出てきているでしょうか。大学は、いよいよキャンパスでの授業に向けて準備段階に入りました。
毎日の生活で欠かせないもののひとつに「食事」があります。私の専門分野は、「栄養教育」「食育」です。正しい知識を持って、自ら望ましい食生活ができるように支援することが目的です。健康栄養学科では、地域の小学校に学生たちと伺い、教室で食や栄養に関する情報提供を行うことがあります。小学生は元気で素直で好奇心旺盛! 大学生のお姉さんと仲良しになりたくてしかたがないことがひしひしと伝わってきて、皆、自然と笑顔になります。授業後に一緒に給食をいただき、交流すると更に心が通じ合います。「食」の持つ力は、単に栄養補給ではないことがよくわかります。地域でのこのような活動は、しばらくの間、制限されると思いますので、新しいアプローチを考えたいと思っています。新型コロナウイルス感染予防の観点から、食事のとり方も気をつけなければなりません。毎日の食事だからこそ、身近で誰もが新しい工夫を考えることができます。そういう意味で「食育」は誰もが学習者、誰もが支援者になります。小さな子どもがにこにこして美味しそうに食事をすれば、周りの人たちも笑顔で楽しくいただけます。栄養バランスも大切ですが、いつも笑顔を忘れず、楽しく食事をしましょう。
最近、家で食べたアボカドの種を植えてみたところ、なんと、芽が出ました。私の1日は毎朝アボカドに挨拶をして、笑顔になり、体調観察とともに始まります。また、新しい環境となる大学で、皆さんと笑顔でお会いできることを楽しみにしています。

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和洋女子大学大学院 人文科学研究科長 拝田清

専門:英語教育学、英語教育政策史、英語の音声指導;言語類型論、オセアニアの言語文化研究

#21『外出自粛も悪くない!?』
【写真】(左上から時計回りで)「オーストラリアのシドニー大学にて1年間の留学」「ジャマイカ・キングストンへ大学間協定のための公務出張」「ベトナム・ハノイへの公務出張、ハロン湾にて」「オーストラリアのメルボルン動物園にて」「オーストラリアのチャールズダーウィン大学にて1年間の留学」「米国ユタ州のコミュニティカレッジでの特別講義のフライヤー」そして「しゃぼん玉」

中学生の頃、なぜか「将来は世界中を飛び回る仕事に就きたい!」と思っていました。でも母子家庭であったため、普通に高校や大学に通うのが精一杯。アルバイトに明け暮れ、中学時代の夢とは程遠い人生を歩んでいました。初めての海外体験は33歳のときでした(遅いですよね)。これで「目覚めて」しまったのでしょうか、それ以来、地球18周分を飛行機で移動しました。自身の留学や学生のスタディツアーや語学研修の引率、公務や研修旅行など、訪れた国は18カ国に及びます。計算すると1年に地球1周していたことになります。常に格安エコノミークラスでの「弾丸旅行」でしたが、空港に行くだけでワクワクしていました。そんな自分も今は自宅で外出自粛生活。さぞストレスが溜まるだろうと思いきや、4歳の娘と自宅で過ごす日々は意外な発見もあり、『おウチもいいね』って感じです。先日、家の中の遊びに飽きて、ベランダで1時間ほど、娘としゃぼん玉で遊びました。頬に触れる風は初夏のそれで、季節の移ろいを感じることができました。こんなことは、ここ40年以上なかったような気がします。「怪我の功名」ならぬ「コロナの功名」とでも言えるでしょうか。

<拝田教授の訪れた国リスト>
【オセアニア】オーストラリア/ニュージーランド 【東アジア】韓国/中国/台湾 【東南アジア】ベトナム/カンボジア/シンガポール/インドネシア 【北中米】アメリカ/カナダ/ジャマイカ 【ヨーロッパ】イギリス/フランス/イタリア/アイルランド/スイス/ベルギー

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図書館長(文化資料館長) 岡本文子

専門:日本文学(近代)

#20『うつし身の先生の記憶』
 
学期が遠隔授業というかたちで始まった今、自分が皆さんのような新入生であった頃の印象深かった授業風景を思い起こすことがあります。日本文学を専攻しようと文学部に進んだのですが、初年度生は現在と同様に教養科目が主でしたから、この際、文学とは毛色の違う食物系の科目を1科目選択しようと思いました。教養の科目であるにもかかわらず座学のみではなく実習を伴うもので、朝1時間目から昼まで通して講義プラス実習に臨み、最後はできたものをお腹に収めて帰るという極めて実利的な構成になっていたのも魅力でした。科目登録を済ませ初回の教室に行くと、驚いたことにそこは受講生で溢れかえっていました。7~80人はいたでしょうか、先生も人波の向こうから声はすれど姿は見えずの状態でした。団塊の世代であきらめのよいほうでもあった私でも「こりゃ受講は無理か」と気持ちが萎えかかった時、はるかかなたに一本の昆布がすっくと旗印のようにたちあがり、いきなり「コブダシ」とか「キタマエブネ」とか言う張りのある若い女性教員の声が聞こえてきて、前列からは笑い声さえ漏れてきました。何が何だかわからず終わった初回授業だったのでちょっと悔しくて2回目も行ってみることにしました。すると先生は白衣を着て件の昆布を高く高く掲げて登壇されたのです。意表をつく登場に一瞬虚を突かれましたが、皆このパフォーマンスにたちまち魅了されてしまったのです。その後も受講生は減ることなく、相変わらず先生の実演の手元は見えにくいままでした。今だったらクックパッドで代用という手もあったかと……。しかし、真面目とお茶目が矛盾なく同居する先生の授業を現場で体感することができたことは、間違いなくリモート画面の向こうからだけでは伝わらないことであったと懐かしく思い出すのです。うつし身の先生による教育は、必要な知識や情報以外にも豊かな感性や思わぬ福音をもたらしてくれるものであったと、大昔かつて学生であった私は思うのです。

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和洋女子大学大学院 人文科学研究科 日本文学専攻主任 佐藤勝明

専門:日本近世文学・俳文学

#19『君に届け』

【写真】愛猫モネと佐藤勝明教授

和洋女子大学大学院 人文科学研究科 日本文学専攻の佐藤勝明と申します。松尾芭蕉を中心に江戸時代の文学を研究領域としています。学生時代に連句(五七五と七七をつなげていく文芸形態)というものと出会い、その魅力にとりつかれたことが原点にありますが、大学院に入ったのは20代の終わり頃と遅めでした。「勉強するのに早いとか遅いとかはないんじゃないかな」ということを感じています。それから、「先入観にとらわれない方がよいのでは」ということも。私自身、意外なところからヒントを見つけたり、まるで関係ないと思っていたことがつながったり、という経験を何度もしてきました。数年前、ふとしたきっかけで何十年も離れていたマンガに再接近。とくに少女マンガといわれるものが生活に欠かせないものとなり、気づくと、それが自分の思考の幅を広げているようなのです(たとえば、最も好きな作品の一つである『君に届け』を通じて、作品の成長と作家の関係という問題についての、ある有益な仮説を得ました)。いくつになっても、新たな出会いはあるようです。

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和洋女子大学大学院 総合生活研究科専攻主任 佐藤宏子

専門:家族社会学、老年社会学、家族関係学

#18『季節のおくりもの -新茶-』
皆さん、いかがおすごしですか。静岡育ちの私にとって5月と言えば「新茶」です。皆さんは、新茶を飲みましたか。幼かったころ、茶摘み歌で手遊びをしたことがありますか。

 ♪ せっせっせーのよいよいよい
 夏も近づく八十八夜 トントン 野にも山にも若葉が茂る トントン
 あれに見えるは茶摘みじゃないか トントン 茜たすきに菅の笠 トントン ♪

 
【写真】静岡県藤枝市岡部町の茶園(2019年八十八夜に撮影)

私が通った小学校と中学校は、駿府城のお堀端にありました。同級生のなかに「茶町」(ちゃまち)に住む仲良しがいました。茶町にはお茶の取引所である静岡茶市場、製茶問屋さんの家や工場(こうば)や倉庫が建ち並んでいました。新茶の季節に茶町の友達の家に遊びに行くと、活気あふれる人の動きや工場からの音、そして豊かな香りが町全体を包んでいました。私は1980年代から静岡県の中山間地域で、玉露や高級煎茶を生産する茶農家の家族変動を追跡研究しています。昨年の八十八夜の日に調査対象者の茶園で撮影した写真をご覧ください。一葉一葉、丹精込めて作られた新芽の葉脈が、太陽の光を浴びて透けて見えます。風が吹くと山全体に広がる柔らかな緑のじゅうたんが、さーっと波打ちます。息を呑む美しさです。 これまで経験したことのない遠隔授業が始まって、息の詰まるような毎日だと思いますが、ぜひ新茶で一服して、今しか味わえない旬の味と香りと水色を楽しみ、自然の恵みを感じてください。

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健康栄養学科長 本三保子

専門:栄養学

#17『朝、太陽の光を浴びよう』
4月から大学に通学して忙しい毎日を過ごすはずが、思いがけず自分の時間を持つことになりましたね。「不要不急以外は、自宅で過ごす」となると、生活リズムが乱れがちです。夜遅くまでスマホの動画を見てしまい、気が付いたら起床する時間が遅くなっていませんか? 私たちは、体内に時計機構(体内時計)をもっていることが明らかになっていて、体温やホルモン分泌などからだの基本的な機能は、約24時間のリズムを示すことがわかっています。体内時計は、目から受けた光の刺激が脳内の視交叉上核という場所に伝達されることでリセットされるので、午前中に強い光、つまり、太陽の光を浴びることが重要なのです。詳しいことは、「基礎栄養学」で学びます、お楽しみに。授業開始の5月18日(月)に向けて、朝、太陽の光を浴びて、体内時計を整えましょう!

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服飾造形学科長 伊藤瑞香

専門:被服構成学、日本服装史

#16『楽は苦の種 苦は楽の種』
本来ならば、4月から授業が開講され、5月の大型連休ではホッと一息ついているはずでしたね……。皆さんにとっては、想定外のスタートになってしまいました。このような困難な時、私は「苦は楽の種」と考え前に進むように心がけています。苦と楽は背中合わせのもので、これからの貴方たちの人生にも何度となく訪れることでしょう。この苦楽の揺らぎに惑わされることなくバランスよく活用していくことが、夢を実現させるためには必要と考えています。楽しいことばかりに時間を費やしてしまうと、苦の花が咲いてしまうかもしれませんよ!服飾造形学科で色々なことを経験していきながら、さぁ~素敵な貴方色の「楽の花」を咲かせましょう🌼

 

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家政福祉学科長 髙木憲司

専門:障害福祉、リハビリテーション



#15『アフターコロナ ~未来は明るい!~』
皆さんこんにちは! 2020年度は波乱の幕開けとなってしまいましたね。ですが、私はこのコロナ禍は、日本を大きく前進させる絶好の機会となるのではないかと思っています。1つには、職場のIT化が進み、在宅ワークが可能な企業はほとんど在宅ワークに切り替えられました。これまでも無駄な会議や出張、満員電車での長距離通勤などの害悪は指摘されてきたところですが、企業の働き方(働かせ方)に変化が見られず、日本だけ取り残されていた感がありました。これが一気に変わり、しかも、これまでよりも効率性が良い働き方として定着しつつあります。皆さん方が就職される頃には、意味のない印鑑の押印や無駄な会議等が消滅していることでしょう。また、在宅ワークが広く認められることにより、妊娠・出産・子育て中の働き方がこれまで以上に柔軟になり、女性が働きやすい職場環境が整備されることが期待できます。私は、障害者福祉分野を研究していますが、障害者雇用の現場も、在宅ワークで一気に広がる可能性も出てきました。頭脳明晰で就労意欲はあっても重度身体障害があり、就労できなかった方々にも光が刺してきています。もちろん、出勤せざるを得ない医療・介護・流通業界等の方々には感謝しつつ、休業せざるを得ない観光・飲食業界等の大変さにも思いを馳せなければなりません。それでも、なお、新たな生活・就業様式が日常化した「アフターコロナの世界」に「明るい未来」を感じざるを得ません。日本は罰則のない自粛だけで、世界にも類のないほど少ない死者数で踏みとどまっており、海外からも称賛の目で見られています。また、東日本大震災からの復興を例に出すまでもなく、日本の団結の絆は間違いなく、アフターコロナの世界でも発揮されることでしょう。明るい未来はもうすぐそこまでやってきています。がんばりましょう!

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国際学科長 藤丸麻紀

専門:経済学

#14『ICTと国際観光』
 
この4月に新しく和洋女子大学に誕生した国際学部。その中で「国際学科」は国際社会・観光・文化を学べる実践的な学科として誕生しました。外国との行き来が急に制限され、世界中が鎖国のようになった今の状況からすると、少し前の外国人観光客が急増していた状況が夢だったようにも感じられます。「外国に遊びに行きたい」「留学に行きたい」という夢も、遠い夢になった気もします。だからといって「何もできない」と悲観しているばかりではもったいないです。今はネット社会です。今の観光産業の窮地を救うのは「ICT(Information and Communication Technology)技術」(情報通信技術)だと思います。今のうちに世界各国の素晴らしい景色を探して、行きたいところを調べ、その国について、言葉を、文化を、歴史を、経済を、学んでおきましょう。逆に、どのような景色や動画があれば行きたいという気持ちが生まれるかを考えましょう。自分の街の見慣れた景色でも、ちょっと工夫して、行ってみたいと思わせる写真を撮ってみましょう。そしてICTを使いこなして、どのような状況でも対応できる柔軟かつ実践的な人材をめざしましょう。

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看護学科長 中澤明美

専門:老年看護学、認知症ケア

#13『新たな発見』
皆さん、毎日いかがお過ごしでしょうか? 看護学科長の中澤です。多くの先生方がこの機会に「読書すること」を薦めています。私は、イタリアでベストセラーになったコスタンティーノ・ドラッツィオ著の秘密三部作『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密』『カラヴァッジョの秘密』『ラファエッロの秘密』を読み返しています。この三部作の翻訳者である上野真弓さんは、私の女子高時代の同級生。年齢がばれてしまいますが、彼女は大学を卒業後イタリアに永住して30年以上。今も毎年、日本に帰国した時には必ず皆で集まる大切な友人です。読み返している理由は、イタリアも日本同様(それ以上)に大変な状況になっていることもそうですが、西洋美術史、絵画、ヨーロッパの歴史などへの知識が少な過ぎて、実は一度読んだだけでは理解ができていなかったからです。専門分野の読書はもちろん大切ですが、ぜひこの機会に自分の専門分野以外の本に触れてみてください。きっと、いつもより少し豊かな気持ちになって新たな発見があると思います。

 
【写真左右】イタリアの「青の洞窟」と「コロッセオ」

写真は、2018年の夏に訪れたイタリアでとても印象的だった「青の洞窟」と「コロッセオ」です。今は、また世界中を自由に旅することができる日が1日も早く戻ってくることを祈るばかりです。

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英語コミュニケーション学科長 河内山有佐

専門:英語教育学、談話分析

 

#12『経験は力なり』
皆さん、ご入学おめでとうございます。私自身、国際学部のもと、この学科長という職を務めるのはこの4月からになりますので、新1年生のような気持ちでいます。わからないことも多いですが、心配事や質問などがありましたら、私や他の先生方、オフィスのスタッフの方々に気軽に質問したり声をかけたりしてください。私も皆さんと一緒に問題を解決することで、日々、学習して成長していきたいと思っています。この度の新型コロナウィルスの混乱は、私たちにとって初めての経験です。皆さんは、私よりも遥に早くこういった稀有な経験をするわけですが、これからの人生、多少なりとも山あり谷ありだと思います。しかし、何事も経験だと思って頑張って、これを力に変えてください。より一層逞しく成長していかれることを願っています。4年間どうぞ宜しくお願い致します。

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こども発達学科長 矢藤誠慈郎

専門:保育学、教育学



#11『大学の教員について調べてみましょう』
当面、授業はインターネットなどを通じた遠隔授業となりました。私は、学生の皆さんとの教室でのその場その場でのやり取りや雰囲気づくりが、皆さんのより主体的、対話的で深い学びにつながると考えています。どのような工夫をすれば、遠隔授業でもそれに近い学びを皆さんに提供できるか、今とても悩んでいるところです。そこで、皆さんにもご協力をお願いしたいと思います。自分が受ける授業を担当する教員の名前を確認して、ネットで検索してみてください。「この先生はこんな本を出しているのか」、「この先生はこんな活動をしているのか」、「この先生はこんなシンポジウムに出たりしているんだ」、「この先生はこの分野ではテレビで解説をするような先生なのか」、「この先生は私が住んでいる市の委員をしているんだ」などなど、教員の日頃の仕事や考え方などが少し見えてきます。その教員をそれまでよりも少し近くに感じることができて、遠隔授業で説明されていることの意図や、なぜそのような課題を出すのかについて、より分かろうとする思考が働くようになります。そして、皆さんの学びがより主体的なものになり、理解がより深まります。
私は昨秋(2019年秋)、和洋女子大学に着任したばかりですが、この大学には各分野で活躍する素晴らしい教員がたくさんいます。私たちも頑張りますので、皆さんも、上記の「教員について調べる」他にも教科書を熟読してみるなど、自ら学びに向かう工夫をしていただけると学びがより豊かなものになると思います。

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心理学科長 小沢哲史

専門:生涯発達心理学



#10
『人生の四角い角をまるく曲がろう』
人生には曲がり角があります。将来、2020年の春を人生の曲がり角としてあげる人は少なくないでしょう。私も人生の曲がり角を何度か曲がった気がします。そして不思議なことに人生の角を曲がると、子どもの頃や学生時代に目にした心の風景が、登場人物や場面が変わりつつも目の前に広がっていることがあるのです。本当に不思議なことです。今は不安なこと、わからないこと、やる気のしないこと、たくさんあると思います。それでいいのです。今日一日のことだけを考えて過ごしてください。明日のことは、明日が今日になってから、また今日一日のことだけを考えて過ごしてください。
気がつくと人生の四角い角をまるく曲がっていることでしょう。Just for today!

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日本文学文化学科長 井上清徳

専門:書道(漢字)



#09『私の今!!』
「書」は造形と線質によって今の自己を表現する芸術です。

和洋の「和」です。
あなたは どの造形が好きですか?
     どの線質に興味を持ちますか?

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和洋女子大学大学院 総合生活研究科長 柳澤幸江

専門:栄養学、調理学



#08『家の中でもワクワクできる。料理はステキ』
道具を使うこと・火を使うこと・足で歩くこと。これがヒトのヒトたる大きな特徴です。道具や火は、まさに料理の必需品。つまりヒトは料理をする動物なのです。食材を手に、自分の思うように組み合わせて、味を付けて、盛り付ければ、料理は無限大に広がります。料理は創造、しかも、おいしく食べられる。家にいなければいけない時間が長い今こそ、皆さんも家で料理を楽しんでくださいね。今では、世界中の人たちの料理をYou Tubeで見ることや、皆さんが作った料理作品を発信する事もできます。家事としての料理だけでなく、楽しみの料理を感じてください。和洋女子大学では「基礎調理学実習」の授業を配信し、自宅でも繰り返し学習ができるようにしています。こちらも、お楽しみに。

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副学長・和洋女子大学大学院長 金子健彦

専門:病理学、皮膚科学、栄養学、抗加齢医学

#07『新しい未来を一緒に考えていきましょう』
大きな希望を抱いて、和洋女子大学の門をくぐろうと夢を描いてくださった新入生の皆さんにとって、本当に色々な不安を抱えた大学生活のスタートになったことと思います。そして、その不安は、和洋女子大学だけではなく、東京だけでもなく、日本だけでもなく、世界中に広がっています。新型コロナウイルスは、少しずつ解明が進んでいますが、大変、手ごわい敵であることは間違いありません。振り返れば人類は、ずっと以前からいろいろな種類の感染症と闘ってきました。古くは6世紀にペスト流行についての記載があります。それでも、人類はそれらに打ち勝って発展を続けてきました。大変なスタートにはなりましたが、皆さんと一緒に、明るい未来を信じて頑張りたいと思います。さて、今回のパンデミックは、世の中に大きな価値観の変化をもたらすだろうとも言われています。今までの「常識」や「日常」が全く通用しなくなると、全く新しい考え方で生きていく必要がでてくるという意味です。そして、今後も、さらに新たなウイルスの流行に備えて、地球人全員が、できるだけ共通した考えのもとに、新たな幸せの仕組みを築いていかなければなりません。そして今は、残念ながら、新学期を去年の様に始めることはできませんが、新入生そして在学生の皆さんには、今回の流行が終わった後に、「自分が何をめざして大学で勉強するのか」を、もう一度考えてみるよい時間になればと思っています。
私も皆さんと一緒に学んでいきます。皆さんの笑顔が、一日も早く、キャンパスにこだまするように、心から願っています。

金子健彦副学長・和洋女子大学大学院長のプロフィールはこちらから

家政学部長 庄司妃佐

専門:社会福祉学、発達心理学、相談援助、親支援 論

#06『きのう、なに食べた?』
家政学部長の庄司妃佐です。みなさんは、きっと家庭科が大好きで、様々な免許や資格の取得をめざして、入学されたことと思います。期待に胸を膨らませて入学したのに、その期待に応えてくれる環境ではないところから大学生活が始まりましたね。けれども、この緊急事態宣言の中での外出自粛の機会は、またとない「静かな時間」ともいえます。これほどまでに、自分と向き合う時間があることは、後年振り返った時に、きっと充実した時間となっていたこととして思い出すことになると思います。他人の評価や噂に惑わされることなく、本当につながりたい人とつながる充実感を味わえる貴重な時間。ぜひ、何かに没頭する時間を見つけてください。本や漫画などをまとまって読む、映画を観る、絵を描く、楽器を演奏する、文章を書く、無料の英会話を探して続けてみる……。時間は無限にあります。そして、自分と充実した対面をした後には、きっと「学びたい意欲」が高まっていることに気が付くと思います。当たり前に過ごせる時間の大切さも感じることができるでしょう。外出自粛が緩和されたのちに、どんなことを一番、最初にしたいのか、それをいま、この時にじっくり吟味しましょう。私は、毎日ラジオ体操を続けることにしてみました。皆さんは何を続けますか? 大学でお会いできる日を楽しみにしています!

庄司妃佐学部長のプロフィールはこちらから

国際学部長 里正明伍

専門:社会学、比較社会学、中国社会文化論



#05『魚の気持ち』
世界が未曾有の困難に直面している今、当然ながら未来への明るい展望を語る人は少なくなります。しかし、このような時こそ現状に囚われない想像力が求められるように思います。このことを考える時に私はいつも、日本初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹氏の「知魚楽」の言葉が脳裏に浮かびます。この言葉に関するエピソードは省きますが、要するに湯川氏は、「自分には魚の気持ちが本当にわかる、と主張する人がいた場合、それを否定することなく真剣にその可能性を信じたい」といったスタンスの表明をこの言葉に託しているように思えます。科学の現実は、証明されたものから構成されますが、それを超えたところへの想像、そして、そこからくる科学的創造の重要性を示唆しているのです。これはコミュニケーションのあり方とも関係します。これに対する新入生の皆さんの考えを聞きたいと思います。

里正明伍学部長のプロフィールはこちらから

看護学部長 刀根洋子

専門:母性保健看護学、ウイメンズヘルス、看護教育制度の国際比較(フランス)

#04『Plus Ultra(さらに先へ)!』
ワクチンも特効薬もなく、ひたすら自己免疫力を上げるために、栄養(腸内細菌を整える)・運動で(代謝を上げる)・ストレスを小さくして(自律神経のバランス)を保つ、ことを心がける日々です。いろいろな自由が保留され、焦燥感を抱いていることも大きなストレスになるでしょう。そこで、記憶の旅(想像の旅でも良いでしょう)の薦めです。今、ポルトガルの西岸ナザレの海辺で寄せてくる波音を聴いています。ここは大西洋に面した古い街で、南下するとスペインのジブラルタル海峡に辿りつきます。1492年にコロンブスが大西洋を渡りカリブ島につくまで、ジブラルタル海峡は世界の西の果ての門だと思われていました。“もう、その先はない”。当時のスペイン王国の紋章には、ジブラルタル海峡を模した2本の柱とともに“Non Plus Ultra(この先は無し)”とかかれていました。しかし、大航海時代の発見は世界観を大きく変え、世界の果てを守る国から、“Plus Ultra(さらに先へ)”と未知の世界への入り口を守る国になった。王家の紋章は“Non”を取ることでPlus Ultra(さらに先へ)、すなわち知識の広がりという意味に象徴されるようになったというお話です。言葉のマジックを見るような素敵な話です。この図柄はフランシス・ベーコンの哲学書『Novum Organum(ノヴム・オルガヌム)』の表紙につかわれ、以来、科学者に度々引用される逸話です。崖の上の展望台から海を見下ろすのもいいけれど、銀の海岸(コスタ・デ・プラタ)に腰掛けて水平線の彼方に思いをはせるのも良い。さあ、“Plus Ultra(さらに先へ)!”

刀根洋子学部長のプロフィールはこちらから

人文学部長 池田幸恭

専門:青年心理学



#03『いまこそ夢を』
皆さん、昨日は夢をみましたか?映画監督のスティーヴン・スピルバーグは、夢について次のように語っています。「僕は夜に夢をみるんじゃない。一日中、夢をみている。生きる糧として夢をみている」。私の専門である心理学でも、将来の夢を具体的に描くことが、現在の心理に影響を与えることが指摘されています。不自由が多いこの時期だからこそ、皆さんが大学でやってみたいことや叶えたい夢を自由にリストアップしてみるのはいかがでしょうか。思いつかないという方は、本を読んだり、映画を観たりしながら考えてみることもお勧めです。リストができた方は、ぜひ今後の大学生活に向けて、その夢をどうしたら実現できるかを調べて計画を立ててみてください。明日、皆さんはどんな夢をみますか。

池田幸恭学部長のプロフィールはこちらから

副学長 金丸裕志

専門:比較政治学、東南アジア政治、開発政治学

#02『旅のススメ』
「マラッカ海峡に沈む夕陽はとてつもなく大きく赤い」。旅人のバイブル、沢木耕太郎『深夜特急』の一節にある。マラッカ海峡を臨むマレーシアの古都マラッカ(ムラカ)を初めて訪れたとき、海岸に夕陽を見に行ったが、ほとんど見えなかった。思えば「熱帯雨林気候」のマラッカは高温多湿、夕方にはしばしば激しい豪雨(スコール)に見舞われる。逆に、綺麗な夕陽が毎日見られたのがオーストラリアの西海岸ブルームという小さな町にあるケーブルビーチ。インド洋に沈む夕陽はあまりにも美しく、ここには10日間、留まって毎日毎日飽きもせず夕陽を眺めた。朝日ではインドネシアのジャワ島東部ブロモ山で見た来光が強く印象に残る。どれも、もう20〜30年も昔の話。旅の思い出は尽きない。大学生の間にできることは、いろいろある。異国を旅することも、その一つだろう。たくさんの思い出を残してもらいたい。いつか、また自由に旅することができるようになったその時、みなさんも思う存分いろいろな場所へと出かけてください。あ、もちろん勉強もしっかりね。

金丸裕志副学長のプロフィールはこちらから

学長 岸田宏司

専門:老年学


#01『ピンチはチャンス』
大学に入学したのに大学は閉鎖中。でも、こんな時だからこそできることがある。読めなかった本を読んだり、録画したドラマを見たり。 私は聴きそびれていたFAITHの曲を聴いた。彼らは高校時代の仲間で作ったバンドで、「19」と言う曲がいい。歌詞に  “ I was born to be myself ” “ Oh we’re living 19. Oh we’re the Kings and Queens ”とある。自分は自分になるために生まれてきた、19歳を生きる私は王様だって、女王様にだってなれる。私もそう思う。自粛の中で見つけた素敵なメッセージ。皆さんはどんな発見をしますか。

岸田宏司学長のプロフィールはこちらから

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