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ジェンダー・ダイバーシティ研究所の設立1周年記念事業として、映画上映会を開催しました
12月9日、和洋女子大学総合研究機構ジェンダー・ダイバーシティ研究所の設立1周年記念事業として、学内にて映画上映会を開催しました。上映作品は、『取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境』。世界各国の映画祭で数々の賞を受賞し、文部科学省選定作品にもなった本作は、現代日本における“隠された貧困”と女性、特にシングルマザーが直面している苦悩を描いています。
【写真】映画に出演された方(左)とライオーン・マカヴォイ氏(右)
はじめに、総合研究機構の代表である家政福祉学科 岸田宏司教授による挨拶があり、その後、前半の第1部として映画(78分)の上映を実施。後半の第2部では、映画監督(ライオーン・マカヴォイ氏)ならびに出演された方をお迎えし、トークセッションを開催しました。司会は全学教育センターの奈良玲子准教授です。
【写真】挨拶をする岸田宏司教授
【写真】司会の奈良玲子准教授
【写真】たくさんの方にご来場いただきました!
当日は、和洋女子大学の学生だけでなく一般の方も多くご来場くださいました。トークセッションでは「(ライオーン・マカヴォイ氏に向けて)日本に来た頃と今の日本の印象の違いは?」「(出演者に向けて)はじめに映画出演の声がかかったときはどういう気持ちだったか」などの質問があり、それに対してお二人は丁寧に答えてくださいました。また、出演者の方がシングルマザーだった頃のエピソードを交えて語られたほか、ライオーン・マカヴォイ氏による映画制作の裏話では、会場から笑いが起こる場面もありました。
【写真】質問をする来場者たち
【写真】映画に関する話や、来場者からの質問に答えるライオーン・マカヴォイ氏と出演者
【写真】イベントの最後に集合写真を撮りました
<ジェンダー・ダイバーシティ研究所>
ジェンダー格差の解消ならびに、障害をはじめとして子どもや学生・人々の多様な困難の解消をめざし、すべての人々が安心して社会参加や生活ができる共生社会の構築に向けて、研究を行います。さらに、女子大学の使命として、女子大学の存立意義を社会に問いかけ、女性が生涯にわたり権利を行使し、豊かな人生を実現できる教育について研究します。
【お問合せ】
ジェンダー・ダイバーシティ研究所
Email:igwwu(a)wayo.ac.jp
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