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「千葉県誕生150周年記念 いちかわ芸術祭」の催しに日本文学文化学科が協力しました
公益財団法人市川市文化振興財団主催「千葉県誕生150周年記念 いちかわ芸術祭 特別企画」の催し「『雅楽』ってなんだろう?~平安貴族のたしなみ『雅楽』を知る」に、日本文学文化学科が協力しました。この講座は、「お話と実演で雅楽を知ろう」という内容で、2024年2月11日、市川市文学ミュージアム内ベルホールで実施されました。
三田徳明氏(東亜宮廷伝統楽舞国際研究会副会長、学習院大学・放送大学講師)が雅楽の特徴や歴史についてお話しくださるとともに、三田徳明雅楽研究會の皆さんが篳篥(ひちりき)、笙(しょう)、笛、打ち物などによって「胡飲酒破」をはじめとする曲目を演奏してくださいました。

【写真】雅楽の実演の様子
三田氏の熱のこもった興味深いお話と実際に奏でられる雅楽の調べ、さらに会場のお客様が皆で歌う試みもあり、雅楽のすばらしさを様々に堪能できる充実した一日となりました。

【写真】三田徳明氏のお話
最後に、同研究會のメンバーであり、和洋女子大学大学院人文科学研究科日本文学専攻に在籍する三田千尋さんが「納曾利(なそり)」の舞いを披露し、満場の拍手を浴びました。舞楽の実演者である三田さんは、日本文学文化学科の卒業生で、現在は和洋国府台女子高等学校で非常勤講師(国語)を務めながら、和洋女子大学大学院で舞楽の研究に取り組んでいます。

【写真】舞楽終演後の三田千尋さん