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家政福祉学科の多様な学びの「体験プログラム『集まれ!家庭科大好き女子高校生』」開催報告

3月25日、家政福祉学科主催『第5回 集まれ!家庭科大好き女子高校生』(体験プログラム)が開催されました。

2019年にスタートしたこの体験プログラムは、家庭科教員や家政系の実践者・研究者をめざす女子高校生の進路実現を支援するものです。今回は12名の高校生が、午前2講座、午後1講座を受講。各講座、じっくり時間をかけて体験していただける点が、このプログラムの特徴です。今回は、付き添いの保護者も一緒に参加していただけました。9時50分の開講式から15時の閉講式終了までを紹介します。

1限:児童福祉学「社会の中で育つ子ども」

担当は丸谷充子教授。昭和から令和までの家族と子どもを取り巻く社会の変遷を統計データから学び、子どもの育ちは親だけの責任でなく、社会全体の責任であることを学びました。参加者からは「自分の考えている将来について話していて興味が湧きました」「大人として社会を学ぶことで責任・知恵を身に付けるということは子どもにとっても重要だと思った」との感想が寄せられ、「児童福祉コースの受験を考えているので、どんなことをどのように学ぶのか知ることができて良かったです」と、入学後の学びが具体的にイメージできたようでした。


【写真】丸谷先生の講義の様子

2限:被服構成学「フランス刺繍の基礎ステッチ」

担当は柴田優子准教授。「フレンチノット」と「レゼーデージー」の技法を学び、先に描かれているお姉さん(100ネエサン)の服装や髪型などを自由にデザインして刺繍をし、ブローチに仕上げました。参加者した高校生からは「楽しかった!もっとやりたい!!」「裁縫が苦手でできるか不安だったけど、上手くできた!」との感想と、一緒に製作した保護者からも「何歳になっても楽しい学びでした」と嬉しい言葉をいただきました。

 
【写真左】講義と実習の様子
【写真右】高校生がデザイン&刺繍したブローチを紹介します!

3限:調理学×保育学「白玉粉で作る!?もっち~ずパン」

担当は池谷真梨子助教。テーマは「幼児のおやつ」。調理学、栄養学、保育学の視点から学びました。幼児期になぜおやつが必要なのか? 白玉粉の原料は? もっち~ずパン作りを通してできる子どもの食育についても考えました。参加者からは「なぜ幼児にはおやつが必要なのか望ましい食材とは何かを知ることができました」「ただ作るのではなく、何を目的に作っているのか、なぜこの食材が必要なのかを理解して取り組むことが大切だと思いました」との感想が寄せられました。さらに、「入学してからの調理学を学ぶことが楽しみです!」「栄養学に興味が湧いた。」「幼児の食事についてもっと深く学びたいと思った!」といった家政福祉学科の幅広い学びへの関心の声も。

 
【写真左】調理実習室で調理の手順を学んだ後、実践します
【写真右】白玉粉でもっちり食感♪おいしくできました!

参加者からは「幼児が食べるような優しい味がしました」「材料が少なく時間をかけないでできるのは最高でした」などの感想が寄せられました。3講座終了後には、髙木憲司学科長から、一人ひとりに、学長名入りの『受講修了証』が手渡されました。この修了証は、家政福祉学科の総合型選抜入試で、活動証明書として提出することができます。



参加した高校生からは「家政福祉学科の中でも分野がわかれていることを知り、興味がわきました」「設備や環境が整っていました」「先生方と学生さんたちが優しく丁寧に教えてくださいました」「大学生活を想像できる充実した体験でした」「進路に悩んでいたので、とても参考になりました」などの感想が寄せられました。

家政福祉学科は、4年間で家政・福祉・保育の3本柱を学び、知識と実践力を身につけることのできる学科です。次回も、家政福祉学科の学びに触れられる多彩な体験プログラムを準備してお待ちしています!


次回は、5月8日(日)13:30~15:00に来場型オープンキャンパスを予定しています。家政福祉学科に興味のある方は、ぜひご来場ください。お待ちしています♪ 詳細はこちらから

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