松浦 采海さん
服飾造形学科1年生（※取材時）
出身高校：長崎県立長崎東高等学校

■松浦さんの将来の夢はなんですか？
私の夢は「ウェディングドレスを作ること」です。もともと可愛いものが大好きで、自分自身もいつか着てみたい！ とウェディングドレスに対して憧れを抱いていたところから夢として、将来の職業として興味を持ち始めました。「結婚」という人々の幸せのスタートの瞬間を彩る、お手伝いをしたいと思っています。

■松浦さんは高校生の時、どのように和洋女子大学の服飾造形学科を知りましたか？
私の通っていた高校は有名国公立大学をめざす人が多く、そんな中「ドレスが作りたい」「ウェディングに携わりたい」という珍しい夢を持っていた私は、高校3年生まで進路がなかなか決まりませんでした。進路について高校の先生方に相談しても、その分野に詳しい先生やその道に進んだ先輩の実例がなく、なかなか納得できる進学先を見つけられませんでした。 悶々とした日々を過ごす中で周りのみんながどんどん勉強していて焦りだけが募り、「とりあえず私も勉強しなくては。とにかく塾に行こう！」と決意し、たまたま入った塾。そこで出会った塾長が、私の進路に対して、とても親身に話を聞いてくださり、教えていただいたのが和洋女子大学の服飾造形学科でした。

■入学前の和洋女子大学の印象と、入学後の現在の印象を教えてください。
入学前の印象は「女子大学は怖い」という噂を聞くこともあって、とっつきにくい人が多いのかなと思っていました。しかし、実際に入学してみるとそんなことはなく、みんな優しくて話しやすい人たちばかりです。そして、かわいい子が沢山います♪

【写真左】伊王島で夕日をバックに記念に撮影したもの

■地元の長崎県から離れることに対して、どんなことが不安でしたか？また、その不安は入学後、どのように解消しましたか？
何もかもが新しいことばかりで、電車の乗り方さえ知らなかった私にとって、入学準備やその後の授業について気軽に質問ができる知り合いがいない点がとても不安でした。でも、その緊張感のおかげで、わからないことはなんでも先生方に聞いてメモを取ったり、勇気を出して新しい友達に話しかけたりするようにして、少しずつ、自分のことは人に頼らず自分の力で解決する力が身についたと思います。そして、恥ずかしながら、今まで、どれだけ親や親しい友達たちに助けてもらっていたのか、それに安心しきっていたのかも自覚することができ、長崎を離れたことが、私自身の成長するきっかけとなりました。

■和洋女子大学で好きなところはどこですか？
和洋女子大学の好きなところは、施設がきれいで、事務職員の方々の対応がとても親切なところです。新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン授業が主流となり、学内の施設をまだあまり利用したことはありませんが、トイレや食堂など施設がきれいなのは過ごしやすくてとてもいいポイントだと思います。また、入学後に必要な様々な手続きなども、事務の方がとても丁寧に教えてくださるので安心して大学生活を過ごすことができています。

■服飾造形学科で好きなところはどこですか？
先生方が親切なところです。このコロナ渦での入学だったため、オンラインや遠隔授業などイレギュラーな状況に「本当に自分が授業を履修できているのか、課題の提出の仕方は間違っていないか」など不安点がたくさんあったのですが、そういった授業内容と直接、関係ない質問も含めて、先生方は丁寧に対応してくださいます。また、授業についての質問も、同じ内容や一回説明されたところがわからなくても、怒ったり嫌な顔をせずに答えてくださり、右も左もわからなかった初心者の私には本当にありがたいです。

■地元の長崎県と千葉県とのカルチャーショック、文化の違いを受けたエピソードはありますか？
カルチャーショックはたくさんありました。例えば、私の県ではほとんどの学校がスマートフォンの禁止や、アルバイト禁止、スカートは膝立ちして丈が床に着く長さ、靴下はくるぶしが見えてはだめ、下着は白、髪型、爪の長さ、防寒具の色など様々なことが規則として細かく決められており、それらを少しでも破ると、世間一般からいわゆる「不良」のような目で見られ、とても怒られました。しかし、上京してきてこの話を新しい友人にすると、多くの友人がとても驚きます。地元では普通だと思っていたことが、ここでは驚かれるようなことなのだということを知って、私も驚きました。 また、人やお店の数の多さも比べ物にならないくらい違います。入学した当初は駅を歩く人々にのまれないように歩いたことで、筋肉痛になりました。長崎では日常生活で電車を使う人は少なく、ほとんどの人が路面電車かバスを利用します。様々な駅で乗り換えをするたびに、ホームの多さに驚きとショックを受けています。

■地元のおすすめ観光スポットはどこですか？ また、好きな食べ物はありますか？
長崎を訪れたら、ぜひ自然を楽しんでほしいと思います。海は透き通っていて、ほとんどの海水浴場では浅いところでも魚と一緒に泳ぐことができます。また、稲佐山からみる世界三大夜景は町の灯りと満点の星空がつながって見えて、とてもきれいです。食べ物だと、五島うどんやあごだしが有名で、関東の人にお土産であげると喜ばれます。ぜひ長崎を訪れたときは、観光スポットや特産物を楽しんでみてください♪

 
【写真左】伊王島で食べた海鮮丼。長崎県は海鮮がおいしいです♪【写真右】稲佐山からみる世界三大夜景

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