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大学コンソーシアム市川に参画する5大学の共同開発による「市川学Ⅰ」の授業を和洋女子大学で行いました
古くから人々が暮らし、市域の文化を発展させてきた市川市。この授業は、市川市の歴史や文化への理解を深め、「地域つながり力」を持つことを目的とした集中講義です。大学コンソーシアム市川に参画する5大学※が連携し、共同開発した授業「市川学Ⅰ」は、他大学の先生方の授業や、市川市内を中心に現地踏査など、特色ある授業が展開されています。2024年度の履修者34名のうち、和洋女子大学の学生は5名。3日間にわたって行われた授業の様子を紹介します。
※大学コンソーシアム市川とは、千葉県市川市に所在する5つの高等教育機関(千葉商科大学、東京医科歯科大学教養部、昭和学院短期大学、東京経営短期大学、和洋女子大学)が、教育資源や機能等の活用を図りながら幅広い分野で相互に連携協力し、教育研究の質的向上を図り、地域社会の発展に資することを目的として、2018年11月に設立された組織。この大学コンソーシアム市川の取組みの一環として、共同開発した「市川学」の授業が開講されています。
1日目
フィールドワークでは、市立市川考古博物館・市川歴史博物館、堀之内貝塚、市川市文学ミュージアム、和洋女子大学 文化資料館といった、市川市内の文化施設を現地踏査。学生たちは、それぞれの考察をレポートにまとめました。
2日目
まずは、東京医科歯科大学 木谷真紀子教授による講義「日本文学と市川の『今』」があり、続いて、市川と日本文学の関わりについて、日本文学文化学科の太田敦子准教授による講義で、昔から伝承されている「真間手児奈」や「浮舟」などの古典を題材に、学生たちは市川市の文化と歴史を学びました。その後、全学教育センターの加藤紫識准教授による市川の民俗についての講義が行われました。
3日目
千葉商科大学 杉田文教授による、じゅんさい池緑地でのフィールドワークが行われた他、千葉商科大学杉本卓也教授による講義「市川と環境問題」や、下総国府や国分寺と市川市について千葉商科大学 朽木量教授からの講義があり、3日間の授業が終了しました。
この「市川学」は、他大学でも同様に実施しています。次回、2025年度は8~9月に開校予定です。
昨年の授業「市川学A(現「市川学Ⅰ」)」についてはこちらから
大学コンソーシアム市川についてはこちらから
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