メニュー 閉じる

トピックス

看護

「成人看護援助論Ⅲ」の授業で模擬患者による周術期看護のシミュレーション演習を行いました

7月24日、看護学科3年次の必修科目「成人看護援助論Ⅲ」で、胃がん全摘術を受けた患者に必要な看護技術習得の最終段階として模擬患者によるシミュレーション演習を行いました。演習では、「胃がん全摘術を受けた患者の術後1日目の離床場面」を想定し、模擬患者(シナリオに基づいた演技を行う協力者)に対して、離床時に生じやすい術後合併症に関連する症状(急性疼痛、起立性低血圧、呼吸困難感、不安感など)を最小限にし、患者にとって安全・安心な離床支援のあり方を、臨床状況に即して学びました。なお、模擬患者として協力いただくにあたり、「一般財団法人 ライフ・プランニング・センター」から複数名を派遣いただきました。シナリオに沿って日々トレーニングされた方々です。

【写真】初回離床に向け、模擬患者の術後の状態をしっかり観察・アセスメントする学生たち

【写真】酸素飽和度も測定

【写真】起き上がり時、心理面もしっかりサポートしつつ、患者に装着されている機器の扱い方に苦戦します

【写真】立ち上がりや歩行時には、どの様に歩いてもらえば安全かを考えて誘導します

模擬患者の皆さんの協力を得て、連続的に変化する術後の臨床状況が再現され、学生たちは看護師のように考え行動すること、そして、その思考や行動を一緒に振り返ることで、臨場感の伴った看護実践を学ぶことができました。看護学科では、このような実践的な学びを通じて、患者にとって「確かな看護力」と「人に寄り添う姿勢」を育む教育を行っています。

看護学科の学びについてはこちらから
看護学科の実習室や研究室を備えた校舎「さとみ館」内をGoogleストリートビューで見ることができます。こちらからご覧ください。

【イベント情報】
入試相談・学校見学は随時受付中です!
​​​​​​​8月24日(日)
「夏休みオープンキャンパス」」 詳細はこちらから
入試相談・学校見学は随時受付中です!
詳細はこちらから