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「勇気と根性で、英語力を向上!」 オーストラリア グリフィス大学 留学レポート
和洋女子大学の「認定留学」制度は、海外留学中も大学の在籍期間として認められ、単位も取得できるため、休学せずに4年間で卒業することができます。2024年8月から半年間、オーストラリア「グリフィス大学」に留学中の英語コミュニケーション学科3年生に、現地から留学レポートをお願いしました!

大塚 瑞希さん(写真左。中国人、韓国人のクラスメイトと一緒に!)
英語コミュニケーション学科3年生(※取材時)、星野文子准教授のゼミ所属
留学先:オーストラリア グリフィス大学 ゴールドコーストキャンパス(Griffith University)
留学期間:2024年8月~2025年2月、認定留学(私費留学)
出身高校:千葉県立松戸高等学校
受験した入試制度:学校推薦型選抜(指定校推薦)
―― 留学先に、オーストラリア「グリフィス大学」を選んだ理由を教えてください!
オーストラリアを選んだ理由は、治安の良さと過ごしやすい気候です。なかでも、グリフィス大学のゴールドコーストキャンパスは、和洋女子大学の先輩が1年間、ゴールドコーストのキャンパスに通っていたことを知り、その経験談を詳しく聞いているうちに、自分自身がオーストラリアで生活をしているイメージを持てたことが決め手で、留学先をグリフィス大学ゴールドコーストキャンパスに決めました。

【写真】グリフィス大学の遠足で、ハイキングへ行きました

【写真】天気が良い日は、海がとてもきれいです!

【写真】オーストラリアで人気のヨーグルトアイス「Yo-Chi」
―― 留学先での生活はどうですか? 滞在している街は、どのようなところですか?
私は、ゴールドコーストのサウスポートという街に住んでいます。田舎過ぎず、都市過ぎずといった雰囲気の街です。現在、大学の寮に滞在していて、徒歩10分の場所にトラム(路面電車)のステーションがあります。トラムの近くには、スーパーがあるので、いつでも買い物がしやすい環境です。トラムに数分、乗って移動すれば、必要なものは何でも手に入るので、不自由なく暮らせています。

【写真】ゴールドコーストで最も美味しいと言われているカフェ

【写真】焼き立ての美味しそうなパンがたくさん!
―― 留学先の「グリフィス大学」では、どのような授業を受けていますか?
月曜日から金曜日、9時から13時まで、1日に2つ授業があり、11時~11時30分は30分間の昼休憩です。リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングを学びますが、授業を受けていると、「英語でディスカッションをする機会が多い!」と感じます。現地の先生は、常に親切で、フレンドリーに話してくれますし、わからないことがあったら丁寧に教えてくれます。また、大学のハロウィンイベントでは、瓶に何個お菓子が入っているかを当てた生徒に、お菓子を丸ごとプレゼントする企画があり、友達がピタリ賞で見事、正解! 色々な人にお菓子を配っていました。クリスマスには、街中の様々な場所にクリスマスツリーが設置され、とても綺麗でした!

【写真】クラスメイトと先生(写真左)で記念撮影!

【写真】ハロウィンイベントのお菓子

【写真】色々な場所にクリスマスツリーが!

【写真】1タームの最終日には、プレゼンテーションをします
―― 現地では、どんな国の友達ができましたか? また、休日の過ごし方を教えてください!
韓国人、中国人、チリ人、クウェート人、インド人、中国人(香港)、台湾人の友達ができました。授業が終わったら、一緒に海へ行ったり、マーケットやカフェに行ったり、ビーチでバレーボール、ボーリングやビリヤードなどをしています。ゴールドコーストには遊園地や動物園もあるので、授業の後に、遊んだり、コミュニケーションをしたりする場所には困りません! 放課後も、交流を楽しんでいます!

【写真】動物園で可愛いコアラを発見!

【写真】こんなに近くでカンガルーを見ることができました!

【写真】友達と皆でビーチに行きました!
―― 日本と海外の違いを感じるのは、どんなところですか?
お店の営業時間が、日本とは全然違います。日本は、スーパーやコンビニ、どこのお店も夜遅くまで営業していますが、オーストラリアには、コンビニのような24時間営業はなく、スーパーは夜9時には閉まってしまいます。ショッピングセンターなども18時には閉店。日本は、いつでも欲しいものがすぐ手に入りますが、オーストラリアでは、早めに仕事を終えて、自宅で家族との時間を過ごし、早く寝て早く起きる、生活スタイルが「オーストラリア流」。日本との生活スタイルの大きな違いを感じています。

【写真】メルボルンで親しまれている料理「チキンパルマ」を食べました

【写真】人気のハンバーガーショップ「Betty's Burgers」にも行きました!

【写真】ルームメイトが作ってくれた、オーストラリアの伝統的なお菓子「パヴロヴァ(Pavlova)」
―― 語学力をアップさせるために、何が必要だと感じていますか?
まずは「英語の基礎を固めておくこと」。基礎が身についていると現地でアウトプットするだけなので、留学前に勉強しておくべきだと思います。次に、「日常生活レベル程度の単語力を身につけておくこと」です。留学中、友達との会話で「これは英語でどう言うんだろう?」と思う時があるので、すぐに調べて、スマホのメモに残しています。英単語のフレーズを覚えておくと、かなりスムーズに会話ができると思います! 最後に、一番大切なのは「勇気と根性、コミュニケーション力」です。勉強をするに越したことはないのですが、英語を話せるようになるためには、勉強よりも勇気がないと上達しないと実感しました。もともと私は人見知りな性格なので、留学中、なかなか打ち解けられる友人ができなかったり、言語の壁を感じて、自分の殻に篭ったりしてしまった時期があったのですが、気持ちを切り替えて、少しずつ自分から勇気を持って話すように意識しました。拙い英語でも、勇気を持って繰り返し使っていくうちに、失敗するのが怖くなくなり、英語を話すことに慣れてくるので、英会話を向上させるために大切です! そうすれば、コミュニケーション力も徐々に身についてくると感じています。

【写真】たくさんの友達と一緒に、中華料理を食べに行きました!

【写真】野外ライブの様子
―― 留学生活を送っている、今の心境を教えてください!
会話の意味がわからない、英語が通じないなど、英語でのコミュニケーションにおける問題に直面しています。それ以外にも、実際に海外で生活する中で、戸惑うことや大変なことがあり、これらすべての出来事は、「勉強と修行の期間だ!」と考えて、貴重な留学期間を過ごしています。辛い時があっても、友達や家族が支えてくれて、問題が起こった時は不安と焦りを感じていましたが、何とかなるし、乗り越えられるものなのだと気づき、ゆっくり自分のペースで精進しています。

【写真】サウスポート市民図書館(Southport Library)

【写真】よく図書館に行って自習しています
―― 留学中の目標や、日本に戻ってくるまでに達成したい事はありますか?
「英語での日常会話をスムーズにできるようになること」が留学中の目標です。現在は、リスニングの伸びに悩んでいるので、日本に帰国する頃までに、リスニングを強化できるよう、たくさんの友達や現地の人たちと交流したいです。
―― 留学を検討している後輩たちに、メッセージをお願いします!
私は、英語での会話スキルが乏しくても、初めての海外留学に挑戦しました。留学生活では、初めての自炊や新しい環境に加え、うまく会話ができないなど、大変な思いもしましたが、行ってしまえばなんとかなります。「留学したい!」と思ったら、すぐ行動に移すべきです。勇気と根性さえあれば、何事も乗り越えられます! 今、振り返ると、自分の成長のために、半年間を日本で過ごすか、海外で過ごすかで、得られるものが全然違ってくると思います。私は、大学生活のうちに留学してよかったなと思っています。
ぜひ、たくさんの人から話を聞いて、色々な選択肢の中から、自分にとってベストだと思うものを選択してください!
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