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夢を叶えた学生インタビュー!2023「航空業界編 Vol.1」全日本空輸株式会社(ANA)

「キャビンアテンダント(CA)になる!」という夢を叶えるために、ネイティヴスピーカーの教員が多く在籍する英語コミュニケーション学科で生きた英語を学び、努力し続けた、英語コミュニケーション学科4年生。PBL授業に取り組んだり、1年間の韓国留学を経験し、グローバルな視野を広げていきました。就職活動では、第一志望の全日本空輸株式会社(ANA)に、夢だった客室乗務職として内定! 充実した大学生活や韓国留学、就職活動について詳しくお話を伺いました!

久和 花南(かなん)さん
国際学科 英語文化コミュニケーション専攻(現 英語コミュニケーション学科)4年生、リック・ロマンコ教授のゼミ所属(※取材時)
出身高校:千葉県立君津高等学校
内定先:全日本空輸株式会社(ANA)客室乗務職
受験した入試制度:一般選抜A日程

―― 航空業界をめざしたきっかけは?
航空関係の学校を卒業したアメリカ人の父から、飛行機に乗った話を聞いたり、実際に飛行場へ連れて行ってもらったり、幼い頃から「空の上で働くこと」が身近で、潜在的に興味を持っていました。決定的だったのは、中学2年生の時の進路の授業で「世界がもし100人の村だったら」という映画を観たことです。そこに登場した貧しいスラム街の少女と、当時の自分があまりに対照的で、自分の夢や人生について真剣に考えるきっかけになりました。私は「貧しい少女たちが夢を叶えられる環境をつくりたい!」と思い、国連での支援活動など、海外で困っている人に手を差し伸べるために必要なことは何か? と考えた時に、国際的な視野、英語力、実際に現地に住む方たちへの理解など、自分に足りないものを書き出してみました。そして、その第一歩として「私はCAにならなきゃ!」と感じました。今振り返ると、自分の生き方が決まった「人生最大のターニングポイント」だったと思います。

【写真】幼い頃に、父親と一緒に飛行機のコックピットに乗った時の写真

―― 進学先として、和洋女子大学の英語コミュニケーション学科を選んだ「決め手」を教えてください!
当初は、一般選抜A日程の入試で学費が免除になる特待生をめざしていたのですが、和洋女子大学について調べていくうちに、教職員と学生の距離が近く、一人ひとりの勉学や就職活動を積極的にサポートしてもらえることや、学業に専念できる環境、卒業生の就職率が良いところ、“自立して輝く女性になるために”という教育理念に惹かれて、「特待生に選ばれなくても、和洋女子大学がいいな」と思い、入学を決めました。もともと女子大学に興味があり、女の子同士なので安心してキャンパスライフを送れることも、決め手でした!
また、英語コミュニケーション学科を選んだ理由は、「CAになる」夢を叶えるために、ネイティヴスピーカーの教員が多い環境で、生きた英語に触れて「もっと英語を自分のものにしたい!」と考えたからです。また、英語コミュニケーション学科は、航空関係に就職している卒業生が多いこと、少人数の授業で先生方と個別にじっくり話せるところも魅力でした。

―― 和洋女子大学や、英語コミュニケーション学科の「推しポイント」は何ですか?
国際オフィスや、進路支援センターの職員がいつも気にかけてくれて、勉学や就活だけでなく、精神面でも、とても支えられました。これは、和洋女子大学ならではの魅力だと思います。国際オフィスで一番お世話になった方は、コロナ禍で航空業界のCA採用が無くなってしまい、私がとても落ち込んでいた時期に、電話で話を聞いてくれたり、「愚痴でも何でも、いつでも話を聞くからね」と寄り添ってくれて、本当に心が救われました。和洋女子大学には、そんな優しいお姉さんのような職員の方がたくさんいます。
また、ネイティヴスピーカーのリック・ロマンコ教授ベン・オーラ准教授ダーラ・ラングレイ特任講師は、会う度に必ず英語で話しかけてくれるので、積極的に英語を使えるようになりました。特に、リック・ロマンコ教授には1年次の必須授業「英語a-Ⅰ」をきっかけに、今でも一番お世話になっています。所属ゼミの担当教授として英語を教わるだけでなく、社会に出てからのアドバイスなどもいただけて、いつも私を気にかけてくれる、大切な先生だと感じています。

国際オフィスとは、国際学部(英語コミュニケーション学科・国際学科)の学生たちの勉学や大学生活をサポートするスタッフが常駐する、学科附属のオフィスのこと。

【写真】ロマンコ先生のゼミに所属する学生たちと

【写真】いつも明るく楽しいロマンコ先生!

―― 自身の成長やモチベーションアップにつながった授業を教えてください!
英語コミュニケーション学科2年次の授業「国際実践演習PBL」(現「国際文化PBLⅡA」)で、航空会社の施設見学に行けたことです。私がめざす航空業界で働いている人を実際に見ることができ、その人柄に触れ「私も将来こんな人になりたい! やっぱり航空業界に就職したい!」という想いが強くなりました。また、「まちあそび人生ゲームin葛飾(リアル人生ゲーム)」のボランティアにもスタッフとして参加し、奉仕活動のやりがいを感じることができた、思い出深い授業です。他にも、鬘谷要教授の「色彩の科学」を受講して、「色彩検定UC級」を取得しました。カラーコーディネートに興味があり、将来、仕事をする上で、色覚異常の人やお年寄りの人の見え方を知っていれば、手助けすることができると思ったからです。

―― 長期の韓国留学をしたと伺いましたが、現地ではどのような留学生活を送りましたか?
英語に加えて韓国語も話せるようになりたいと思い、2022年3月から11月の9カ月間、大学を休学して韓国の鮮文大学韓国語教育院に私費留学しました。現地の授業は、最初は英語でスタートしましたが、徐々に韓国語がメインになりました。韓国留学を経て、語学力が向上しただけでなく、様々な国籍(40カ国以上!)の友人ができて、CAに必要不可欠な国際的な視野も広がり、コミュニケーション能力も向上したので、本当に留学して良かった! と思っています。

【写真】鮮文大学韓国語教育院の学園祭で撮影した写真

【写真】ソウルにある観光地、景福宮(キョンボックン)で民族衣装を着た写真

【写真】韓国留学中に過ごした女子寮で、友人の誕生日をみんなで祝った時の写真

―― 採用試験に向けて努力したこと、周囲の方たちとの思い出を教えてください!
私は「絶対に航空会社の内定を取るために努力する!」と決意し、モチベーションを保つためにもスクールに通うことを決めました。スクールでは、航空業界(ANA・JAL)の企業研究、自己分析、面接練習の他、メイクや髪形などの外見、立ち振る舞いも教わりました。最も努力したのは、「体力、忍耐、グローバルな視点、ホスピタリティ、奉仕」の4つの柱をもとに自分自身の強みを分析し、自分の考えを文章化=「ロゴス化」できるように、スクールの先生と繰り返し練習しました。元CAの先生から当時のエピソードを聞いてモチベーションを高めたり、スクールの仲間と一緒に励ましあって、就職活動を乗り越えました。私は留学に行っていたため、周囲よりも遅れて就職活動をスタートしたのですが、その分、作りこみすぎずに、素の自分を出しながら、最終面接で最高のコンディションを発揮できたのだと思います。

―― 自分が成長できた経験や、成長するために必要だと思うものは何ですか?
3年次に「執行委員会」の会計として、イベントの企画や飾り付け、新入生への説明会などを行いました。和洋女子大学の学生としてだけでなく、実際に「大学を作っていく側」の立場で考える機会が多かったことで、大学への愛着心がわき、責任感を養うことができたと思います。忙しいと感じる瞬間はありましたが、少しでも大学に責任を持つ立場として頑張ろうと、モチベーションアップにもつながり、勉学にも力を入れることができました。入学当初は、私はどこか受け身で、「何とかなるだろう」という気持ちが強かったのですが、この5年間の大学生活や、大切な仲間との寮生活(1年次の11月から、千葉県内にある個人経営の寮に入寮)、アルバイト、韓国への留学、就職活動などの経験を通して、「自分の考えや行動が人生を作っていく」ことを悟り、今の自分は「自分の人生の主人公になっている!」と実感することができています。

【写真】とっても仲良し! 個人寮のメンバーと過ごしたひと時は、私にとって大切な宝物です

―― 最後に、これから進学を考えている高校生や、学科の後輩にメッセージをお願いします!
大学時代は時間もあってパワーもあるからこそ、色々なことに挑戦できますが、もし、それが「理由もなく惰性でやっていること」だったら、きっと、後から後悔してしまうと思います。私は大学時代で何に挑戦し、どんな人になりたいのかをたくさん考えて悩み、行動するうちに、自分の軸ができて「自然と“自分が選択”するものが“自分を成長”させる」ためのものになっていきました。なので、大学時代に自分の人生の方向性を決めることが、自分の成長に大きくつながると私は思います。あとは、就活などで「自分の事情」ばかりが大きくなって、いっぱいいっぱいになりそうな時ほど、今こうして大学生活が送れるのは当たり前ではなく、家族や友人や大学の人など、周囲の支えがあるおかげということを忘れず、常に感謝の気持ちでいること。それをきちんと相手に伝えることも大切です!
和洋女子大学は、とにかく教職員の方たちが、私たち学生一人ひとりに関心を持って接してくれることが、ありがたくて魅力的です! 一人で悩まず、周囲に何でも聞いて相談して頼りながら、自分の未来をより良いものにしていってください! いつも応援しています。
 

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