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日本文学文化学科 文化芸術専攻13期生による「卒業制作展覧会」を開催しました
1月27日~31日の4日間、日本文学文化学科 文化芸術専攻13期生の4年生による「卒業制作展覧会」が、市川市 芳澤ガーデンギャラリーにて開催されました。今年度、卒業制作の作品を展示したのは21名。中村威久水教授、仁藤潤准教授、小野真嗣准教授のゼミに所属する4年生の作品がおよそ35点、展示されました。今年も、多彩なテーマの油彩画やデッサン、木製レリーフ、デジタルアート、ゲーム、アニメーション、映像作品、絵本やマンガ、服飾作品、キャラクター制作、インスタレーションなど、個性豊かな作品が展示され、来場者は足を止めてじっくり作品に見入っていました。
中村威久水教授「表現芸術ゼミ」の学生たちは、油彩画や水彩画、マンガ創作などの平面作品から立体作品まで、幅広い創作を行いました。油彩画で、水中の表現を探求しながら描いた作品は、衣服のシワや表情がポイント。他にも、シルバーポイント(銀筆)という古典的な技法を用いて、銀によって細く緻密な線で描かれた作品もあり、多彩な表現方法で独自の世界観を表現していました。
【写真】中村威久水教授「表現芸術ゼミ」の作品一例
仁藤潤准教授「先端芸術ゼミ」では、CGアニメーションや3D描画ソフトを用いたデジタル作品や、映像作品、オリジナルキャラクター、ゲームなどを制作。コンピュータ・アートやデザイン、サブカルチャーに特化した個性豊かな作品が並びました。コロナ禍をテーマにショートフィルムを制作した学生は、上映空間にもこだわり、コロナ禍の閉塞感を和室という狭い空間で表現しました。
【写真】仁藤潤准教授「先端芸術ゼミ」の作品一例
小野真嗣准教授「地域文化論・博物館学ゼミ」の学生は、昔の人々が着ていた衣服を、実在の人物を描いた絵から再現。文献資料を調査し、衣装制作に取り組みました。