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古文書解読と、くずし字解読AIシステム「ふみのは®ゼミ」を用いた間淵准教授の授業を取材しました

和洋女子大学大学院 人文科学研究科 日本文学専攻では、上代から近現代までの日本文学・日本語・日本文化に関して広く深く学び、大学院生たちは日々、研究を行っています。日本文学専攻の間淵洋子准教授は、日本語史、計量言語学を専門分野とし、人文情報学や情報処理学の手法を用いた日本語の史的変化についての研究・指導を行っています。 取材したこの日は、人文情報学の手法で日本語古典籍を分析する「国語学演習」の授業の一環で、古文書や古典籍などの歴史的資料の「くずし字」を、AI-OCRのアシストを受けながらオンラインで解読できるWebアプリケーション「ふみのは®ゼミ」を使用して、『和漢朗詠集』の言語データベースを作成し、用字傾向を分析しました。

【写真】授業の様子

【写真】この日の授業に参加した、人文科学研究科 日本文学専攻1年生三田千尋さん

【写真】くずし字のレイアウト解析画面

【写真】画面上でくずし字を翻刻し字体情報を入力します

間淵准教授は、昨年度より、このアプリケーションを授業に取り入れた、くずし字分析の授業を行っており、着任以前から変体仮名のデータベース(国立国語研究所「国語研変体仮名字形データベース」)の開発にも尽力されています。このことから、凸版印刷株式会社が新たにリリースする、「ふみのは®」のスマートフォン用アプリケーション版の実証実験に参加することになりました。実証実験に参加するのは間淵准教授の他、人文科学研究科 日本文学専攻の大学院生のみなさんで、昨年11月には、まず2年生の田中奈緒さんと南雲桜さんが実証実験用のデモ機を使って、アプリケーションを試用しました。昨年度の授業で「ふみのは®︎ゼミ」を使っていたこともあり、スムーズにデモ機を操り気になる点や要望を出していく二人に、開発者の方々もとても感心していました。

【写真】「ふみのは®」のスマートフォン用アプリケーション版の実証実験に参加した時の様子

【写真】デモ機を使い、くずし字を読み込みます

【写真】解析された実際の画面

「凸版印刷、AI-OCRで古文書を解読するスマホアプリを開発」のプレスリリースはこちらから

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