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市川市の支援事業「いちカレ」の試食会を和洋女子大学で開催しました

市川市が1月中旬から始める生活困窮者への支援事業「いちカレ」で、無料提供するカレーライスのレシピを、家政福祉学科の学生たちが考案。12月27日、和洋女子大学の国府台キャンパスに市川市の田中甲市長をはじめとする関係者の方々をお招きし、試食会を開催しました。

【写真】田中市長をはじめとする試食会にご参加いただいた皆さんと、岸田宏司学長、指導教員の池谷真梨子助教と一緒に記念撮影

試食会には田中市長の他、和洋女子大学の岸田宏司学長と、「いちカレ」事業に協賛したJAいちかわ、朝日信用金庫の方々、10名にご参加いただき、審査を行いました。
レシピを考案したのは、家政福祉学科1年の岩田美穂さん、奥水美優さん、渡辺緒心さんの3名。3名は、幅広い年代の方に重要な栄養素である、たんぱく質、食物繊維、カルシウムに着目。千葉県の特産品であるトマト、長ねぎ、房州ひじきの食材を使用したカレー3品を公開しました。

【写真】市川市の田中甲市長による挨拶の様子

【写真】レシピについて説明する学生たち

【写真】試食の様子。どのカレーも好評でした!

 

1品目は、食物繊維を多く含むごぼう、千葉の特産品の房州ひじきを使った「噛んで元気に♪ 腸活カレー」。2品目は、千葉の特産品のトマトをベースとし、植物性たんぱく質を含む豆腐をメインにした「のばせ健康寿命! 筋力維持カレー」。3品目は、カルシウムを多く含むサバの水煮缶や千葉の特産品の長ねぎを使用した「鯖(さば)さばÇavaカレー」。審査では、各5点満点で採点し、50点中46点の高得点で「噛んで元気に♪ 腸活カレー」が選ばれました!

【写真】学生たちが考案したカレー3案。「噛んで元気に♪ 腸活カレー」(写真左)が選ばれました!

【写真】「JAいちかわ」からは100㎏のお米が和洋女子大学に寄贈されました!

12月初旬、学生たちは調理学実習室で試作品づくりを行い、試行錯誤を繰り返して今回の試食会に臨みました。

【写真】試作品づくりの時の様子。白米や雑穀米、サフランライスなど、カレーに合うご飯にもこだわりました

 

審査で選ばれた「噛んで元気に♪ 腸活カレー」は、1月中旬から市川市内の飲食店などで学生たちのレシピを基に提供されます。

<池谷助教からのコメント>
カレーが大好きな学生3名が何度も試行を繰り返し、レシピを考案しました。学生3名の熱い思いが込められた「噛んで元気に♪ 腸活カレー」を多くの方に食べていただき、心も体も温かくなっていただければ幸いです。

試食会の様子は、各種メディアで取り上げられました
東京新聞 「家庭科の教員を目指す大学生が考えた「腸活カレー」 困窮者に無料で提供へ」
千葉日報 「困窮者支援に「腸活カレー」 市川市依頼 和洋女子大生が考案」

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