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『私の合格体験談』総合型選抜で合格した、家政福祉学科1年生にインタビュー!
総合型選抜とは、和洋女子大学を第一志望とし「和洋女子大学で学ぶことを強く希望している」「学力試験では測れない能力や意欲を評価してほしい」と考えている受験生向けの入試制度です。 今回は、総合型選抜で合格した、家政福祉学科1年生に、試験対策を中心にインタビューしました。
鞭目 りこさん
家政福祉学科1年(※取材時)
出身高校:東京都 私立東京家政大学附属女子高等学校
受験した入試制度:総合型選抜
――試験対策で重点を置いたこと(プレゼンテーション)について教えてください
私がプレゼンテーションで重点を置いたことは2つあります。
1つ目は、2人以上の先生にアドバイスをもらうことです。私の高校には、国語科で発表の仕方やパワーポイントの書き方が上手な担任の先生と、家庭科の先生が5人いたので、担任の先生と、話しやすくて的確なアドバイスをいただける家庭科の先生の2人に協力していただきました。国語科の担任の先生とは、主に発表の時、自分の言葉で補うところやパワーポイントの中身などのビジュアル面を一緒に考えました。家庭科の先生とは、将来どうなりたいのか、大学で教職の授業を履修して、何をしたいのかなど、将来像を考えました。2人以上の人からアドバイスをもらうことで、吸収するものが多くなると思います。
2つ目は、1つ目の延長ですが、自分の将来像をまとめておくことです。私は中学生の時から家庭科の教員になりたいと考えていたので、将来像がすぐにまとめられました。何かをめざしたいと考えている人は、自分の将来像の話は発表で話しやすいと思います。今、特にやりたいことや何の資格を取るか決まっていない人は、大学の4年間、自分はどんな風に過ごしたいのかについて考えておきましょう。プレゼンテーションでは、2人以上から意見を貰うことで新しい視点が得られたりするので、自分の将来像をより明確にしておけば、より説得力のある話を詳しく説明できるようになると思います。
――面接練習の方法を教えてください
面接の練習は、国語科の担任の先生と4回ほど行いました。最初は、自分の視線や受け答えがうまくできませんでした。視線を先生に向けすぎて質問の内容が聞きとれなかったり、質問された内容に対して、話すことを決めていなかったので、「終わりの見えない話し方をしている」と先生から指摘されたりしました。また「質問された時に、間をすこし作った方が良い」というアドバイスもいただきました。最初はうまくいかなかったけれど、練習が終わったら、必ず「改善しないといけないこと」はメモをとって、頭に入れ、次の練習に繋げました。
改善の結果、視線は緊張して1人だけを見すぎてしまうので、本番は2人以上いると想定して全体を見て話すようにしました。受け答えは質問をされたら「はい」と言い、何秒か間を開けて話すことを意識しました。また、何について話すか内容を大枠で決めておくことで話しやすくなりました。 たくさん練習して改善点を直していくことで、本番つまずくことが無くなるのではないかと思います。
――和洋女子大学を受験しようと思った理由、きっかけを教えてください
私は将来、家庭科教諭になりたいと考え、志望校を決めていきました。和洋女子大学の家政福祉学科ともう1つの学校が高校2年生の夏頃からの志望校でした。高校3年生の夏休み前の三者面談で悩みましたが、和洋女子大学1本に絞り込みました。理由は、どちらも自分のやりたいことが学べる学校でしたが、和洋女子大学の家政福祉学科 児童福祉コースでは家庭科教諭と保育士の資格を同時に取得できるということが1番の決め手でした。最初は家庭科教諭になりたい私に、保育士の資格は必要ないと思っていましたが、担任の先生が「資格が多いほうが武器になる」と仰ってくれたので、児童福祉コースへの進学を真剣に考え始めました。
受験生だった当時は児童福祉コースの1期生の先輩方がまだ卒業されていなかったので、卒業後の進路データが無く不安もありましたが、保育士の資格を持つ家庭科教諭はまだ少ないこと、保育の知識を多く持つ家庭科教諭がいることで生徒の役に立てるのではないかと思い、私は、挑戦的な気持ちで児童福祉コースで家庭科教諭と保育士を取得することを決意し、進学を決めました。
――入試までの準備、入試前日の過ごし方のポイント!
私の体験談ですが、心に余裕を持たせることです。私は受験日が中間テストを5日間乗り越えた6日目にありハードスケジュールでした。夏休みから9月までは大学に送る書類の準備をしていて、10月に入りテスト勉強と同時に総合型選抜のプレゼンテーションのパワーポイント作成と面接練習が始まりました。入試準備のポイントは、行動1つ1つを早く行うことだと思います。先生たちの空き時間に、自分の作った資料の添削をして頂き、早めに準備を終わらせるようにするといいと思います。
入試前日はテストが終わった解放感でのんびりしていました。受験のことは、とにかく「やり遂げること」を1番に考え、プレゼンで話す内容の確認、面接で質問された時に簡潔に答えられるかの確認をし、やりすぎない程度の自己練習をして「明日の自分」に任せました。
結果的に言えることは、たくさん練習したり頑張ってきたことは当日、必ず活かされると思うので、前日には少しの練習と確認だけでいいと思います。
――入試までモチベーションを保つ方法は?
「受験が終わったら好きなアーティストに会えるぞ!」という意識でモチベーションを保ちました。本来、夏休みの始めに予定されていたLIVEが延期され、合格発表日の2日後がLIVEの公演日だったので、受験がダメだったらLIVEに行けない! と思い、頑張りました。「受験が終わったらこれをする!」とか、私みたいに「好きなアーティストに会えるまで頑張る!」とか、自分なりの目標を立てるのが、効率の良いモチベーションの保ち方だと思います。
また、友達に電話で愚痴を聞いてもらったり、電話が難しい場合は長文でメッセージを送ったりして、とにかく話を聞いてもらうと良いと思います。私は、一人で悩んでいても時間の無駄で、むしろ他の嫌なことが積み重なるタイプなので、誰かに話を聞いてもらって気分転換していました。
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