6月6日、健康栄養学科の「健康栄養学特論Ⅱ」（4年次前期・選択科目）の授業を行いました。この授業では、管理栄養士の国家試験対策として、公衆衛生学、解剖生理学、生化学、疾病の成り立ち、食品学、調理学、食品衛生学、基礎栄養学、応用栄養学といった基礎科目の各分野の指導教員による講義がオムニバス形式で展開され、管理栄養士として必要な知識を確実に習得。管理栄養士の国家試験合格をめざします。

この日は、多賀昌樹准教授による授業。応用栄養学（栄養アセスメントや食事摂取基準、ライフステージ別の栄養管理）などについて、スライドを用いて詳しく解説していきました。「授業のポイントは、対象者の栄養状態を把握するための指標や手法を理解して使えるようになること」と多賀准教授。集中して熱心にメモを取る学生が多く、国家試験合格をめざす学生たちの気迫がこちらに伝わってくるようでした。

昨年の令和4年度、「第37回管理栄養士国家試験」では、健康栄養学科の4年生（2023年3月卒業生）123名が受験し、115名（合格率93.5％）が合格しました。厚生労働省発表による管理栄養士養成課程（新卒）の全国平均合格率87.2％を大きく上回る結果です。
和洋女子大学の健康栄養学科では、1人の教員が8名程度の学生を受け持ち、授業や学生生活全般のフォローを行うアドバイザー制を1年次から導入しています。少人数制のきめ細やかな指導で、管理栄養士の国家試験合格に向けて、学生たちの学びをサポートしています。

●令和5年3月「第37回管理栄養士国家試験」合格発表の記事は、こちらから
●令和4年3月「第36回管理栄養士国家試験」合格発表の記事は、こちらから

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