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フランスでの「海外服飾学研修」に参加した学生にインタビュー!(2年生編)
フランス・パリにある服飾専門学校「AICPアカデミー・アンテルナショナル・ド・クープ・ド・パリ(AICP)」で、10日間にわたって実施された「海外服飾学研修」に服飾造形学科※の学生たち10名が参加しました。引率は下之角千草助教です。今回は、新3年生に研修の様子について、お話を伺いました!
※服飾造形学科は生活環境学科として2026年4月開設
※「海外服飾学研修」は、単位・履修を伴わない正課外研修です。
――「海外服飾学研修」に挑戦しようと思ったきっかけを教えてください!
2年生の後期に初めて「立体裁断Ⅰ」を学び、それまでの平面製図とは違った手法に難しさを感じました。しかし同時に、布を直接扱いながら形を作る面白さにも気づき、難しさと楽しさの両方を実感しました。もともと、「ファッションの本場であるパリで洋裁を学びたい!」という想いがあったのですが、この授業で学んだ立体裁断の経験で、「海外服飾学研修」は、より具体的な目標となり、さらに技術力を高めたいと考えるようになりました。はじめての環境で挑戦することの不安もありましたが、自分の視野を広げ、挑戦する勇気を身につけていきたいという思いから、パリで学ぶことを決意しました!
―― パリでの一番の思い出を教えてください!
パリでの1番の思い出は、自由行動の日に友人たちとモンマルトルの丘を訪れ、さまざまな『出会い』をしたことです! 最初の出会いは、『長すぎる階段』でした。モンマルトルの丘の最寄り駅であるアベス駅は、パリで最も深い駅の一つで、地下36mに位置しているので、いくら階段を上ってもなかなか地上が見えてきませんでした。そのため、パリ市民の方はほとんど階段を使っておらず、何も知らなかった私たちは、みんなで笑い合いながら一生懸命、登り切りました。そして、最大の出会いは『AICPのクリスティーヌ先生にお会いできたこと』です。研修が休みの日に、素敵な街並みに目を奪われながら歩いていると、突然「ボンジュール!」と声が聞こえました。振り向くと、そこにクリスティーヌ先生がいらっしゃったのです! パリという大きな街で、休日に偶然お会いできたことは本当に奇跡のようで嬉しく、この研修の中で1番の思い出となりました。
【写真】「ムーラン・ルージュ」
【写真】素敵な街並みをバックに友人が撮ってくれました
【写真】壁画も美しいアベス駅の長い階段
【写真】3店舗目でようやく出会えたパリ限定のバッグ
―― 「海外ならでは!」と思った、パリでのエピソードを教えてください!
特に印象的だったのは、歩行者信号の切り替わりの早さでした。日本では青から赤に変わる際に点滅で知らせてくれますが、パリではそのような合図はなく、気がつくと赤に変わっていることが多くて、とても驚きました。また、地下鉄(メトロ)の扉が手動式である点も特徴的でした。レバーを引いて自分で開けなければならなかったため、初めて利用した時は戸惑いました。でも、近くにいた現地の方が優しく開け方を教えてくださり、パリの人々の温かさを感じることができました!
【写真】ホテル近くの歩行者信号
【写真】地下鉄(メトロ)の手動式の扉
【写真】地下鉄(メトロ)のホーム
――パリで過ごした10日間の研修生活で、自身の成長を感じたことは何ですか?
自分の成長として最も実感したのは、限られた時間の中で新しく学んだ技術と、既に身につけている技術を組み合わせて制作する“対応力”です。
AICPでは、これまで大学の授業で学んできた「コラージュしたデザインを絵に起こすこと」、「ワンピースやフレアの基礎的な構成」などに加えて、「コレクション画像をコラージュしてデザインを構築する手法」や、「襟・袖の作り方」などの新しい技術を学びました。制作ではデザインに合わせて、研修中に学んだ新しい手法と、大学で学んできた既存の技術を使い分ける必要がありました。試行錯誤を重ねていく中で、それぞれの技術の特性を理解し、目的に応じて選択できるようになりました。
立体裁断は正解が1つではないからこそ、状況に応じた判断力と対応力、それに伴う技術力も重要であることを実感し、自身の成長につながりました!
【写真】コレクションの写真を切り取ってコラージュ!
【写真】コラージュして出来上がったものをデザイン画に描き起こし
【写真】研修最終日にクリスティーヌ先生から修了証をいただきました
【写真】完成した作品の前で、Jade先生と一緒に記念撮影!
――「海外服飾学研修」に興味を持っている学生たちへ、メッセージを!
私は、海外に行くことも飛行機に乗ることも初めてのことだったので、この研修に参加すること自体が、正直とても不安でした。しかし、研修を終えてから振り返ると、洋裁の技術力の向上はもちろん、パリの文化に触れたことや、自身の成長、人とのつながりなど、多くの経験が学びにつながったと感じています。この研修を通して新しい友人ができたり、デザイン力だけではなく立体裁断の技術力も向上できたりと、改めて、私は服作りや服飾を学ぶことが大好きなのだと実感しました。この研修に参加して損はないと思います!! 迷っている方は、ぜひ一歩を踏み出して挑戦してみてほしいです!
【写真】老舗デパートのギャラリー・ラファイエット
【写真】先生方に連れて行ってもらった手芸店の様子
【写真】オルセー美術館
●「海外服飾学研修」で、学生たちがフランス・パリへ行ってきました!(前編)
●「海外服飾学研修」で、学生たちがフランス・パリへ行ってきました!(後編)
●フランスでの「海外服飾学研修」に参加した学生にインタビュー!(1年生編)
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