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服飾造形
家政福祉:家政
アパレル企業の商品企画室での業務内容を実践する「アパレル企画実習」
服飾造形学科※の授業「アパレル企画実習」(3年次・選択科目)では、商品企画に必要な基本知識を身につけ、さまざまな情報源からデータを収集・分析することで、アパレル企業の商品企画室で実際に行われているファッションブランドの構築プロセスを実体験します。担当は森本美紀准教授です。
※服飾造形学科は2026年4月 生活環境学科として改組します。
授業ではグループごとに役割を分担し、社会情勢や経済動向、トレンドの変化を的確に捉えながら、マーケットのニーズを探ります。そして、ブランドコンセプトの構築、ターゲットの選定、素材・デザイン・カラーなどの商品構成、コストおよび価格の設定、店舗でのVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)計画に至るまで、実践的な商品企画を行い、授業の最終回には、各グループによるプレゼンテーション形式の発表会を実施しています。
今回は、第1回から第5回までの講義において取り組んだ、トレンド分析、ブランドターゲットとポジショニングの決定、コンセプトやブランドネーム、ロゴの立案の様子を紹介します。

【写真】2025~2026年の秋冬パリ・ミラノコレクションのセミナーを受講し、最新のトレンド情報をもとに分析を行います



【写真】グループに分かれて、ターゲットの選定とポジショニングを行い、ブランドのめざす方向性を決定します


【写真】ブランドネームやロゴなどの着想を得るため、昨今は学生が独自にAIを活用し、工夫しながら進めていきます


【写真】森本准教授にアドバイスを頂いている学生たち。ブランドネームを決定する際には、名前の呼びやすさや覚えやすさ、既存のブランド名として使用されていないことが重要なポイントです