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服飾造形

パターンメーキング検定に合格した服飾造形学科の学生たちにインタビュー!

服飾造形学科では、パターンメーキング検定2級・3級の資格対策講座を実施し、資格取得を希望する学生の支援を行なっています。2023年度のパターンメーキング検定に合格した服飾造形学科の学生3名にインタビューしました!

パターンメーキング技術検定は一般財団法人日本ファッション教育振興協会が主催している検定で、アパレル・リテール企業等のパターン技術者として十分な活躍ができることをめざし、デザイナーとして就職する際にも習得しておくべき重要な技術も身に付ける目的で実施されています。

【写真】左から、加藤千賀さん、落合なつ実さん、加藤春恵さん

加藤千賀さん 服飾造形学科3年:パターンメーキング検定2級合格
落合なつ実さん 服飾造形学科2年:パターンメーキング検定3級合格
加藤春恵さん 服飾造形学科2年:パターンメーキング検定3級合格

――合格に向けて、どのような練習や勉強を行いましたか?
加藤千賀さん:1カ月前くらいから徐々に対策を始め、1週間ほど前からは、筆記試験と同時に実技試験の練習を行っていました。実技試験は反復練習。筆記試験は教科書を読み込み、特に問題を解くことをメインに対策を行っていました。
落合なつ実さん:主に実技の勉強を行いました。教室が空いている時は、なるべく実習の練習をして、最後に先生に見てもらい、アドバイスを貰うことを繰り返し行いました。
加藤春恵さん:実習室の空き時間には、基本的にずっと教室に居て、実技の「パターンの製図」から「組み立て」までを繰り返し練習しました。検定日の1週間前からは、本番に近い形で、通しの練習に集中しました。筆記の勉強は、登下校中の隙間時間を利用してコツコツ問題を解いていました。

【写真】合格証を手にする3人。織田奈緒子准教授下之角千草助教から手渡されました

 

――服飾学科の学びで、今回の検定合格に役立ったと思う授業を教えてください
加藤千賀さん:実技では「アパレルCAD実習Ⅰ」(2年次・選択科目)や「アパレル生産実習Ⅰ」(2・3年次・選択科目)、「立体裁断Ⅰ」(2・3年次・選択科目)の3つです。この3つの授業を受けることで、ジャケットの構造やパターン、縫製方法等を学ぶことができるため、十分に理解しながら対策をすることができました。また、筆記では、服飾造形学科の専門科目すべての授業が役に立ちました。日々、コツコツと学びを積んでいくことが大切だと思います。
落合なつ実さん:「立体裁断Ⅰ」(2年次・選択科目)と「立体構成学実習Ⅰ」(1年次・必修科目)です。トワルを組む作業は「立体裁断Ⅰ」、パターンを引く時は「立体構成学実習Ⅰ」を参考にしました。どこまでデザインに忠実に、綺麗にできるかを試行錯誤しました。
加藤春恵さん:「アパレル生産実習Ⅰ・Ⅱ」(2・3年次・選択科目)と「立体構成学実習Ⅰ」(1年次・必修科目)、「アパレル設計論」(1年次・選択科目)、「立体裁断Ⅰ」(2年次・選択科目)の4科目です。筆記勉強では、「アパレル設計論」がとても役に立ったと思います。実技勉強では、「立体裁断Ⅰ」が特に役立ちました。組み立てが初めてのことだったので、授業と一緒に検定の勉強をしている気分でした。

――将来の夢、就きたい職業などを教えてください
加藤千賀さん:ブライダル業界に就職したいと考えており、将来はウエディングドレスデザイナーとして活躍したいという夢があります。しかし、新卒採用でドレスデザイナーの枠は、ほぼないため、デザイナーになるための道筋を模索中です。
落合なつ実さん:将来、職業にするかしないかは決めていませんが、自分の作りたいと思った服や小物を発表して、ファッションを好きな子がオシャレを楽しめるような物を発信していきたいと思っています。
加藤春恵さん:まだ決まっていません。けれど、この「パターンの勉強」をして、パターンの面白さに気づくことができました。これからも、いろいろな資格に挑戦し、学び続けたいと思います。

パターンメーキング検定に合格した3人は、フランス・パリの服飾専門学校AICPアカデミー・アンテルナショナル・ド・クープ・ド・パリでの「海外服飾学研修」にも参加しました。その時の様子はこちらから

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